堀江 健一(恋愛恐怖症・心の問題カウンセラー)- Q&A回答「親から愛情というのを受けてない友達へのアドバイスの仕方」 - 専門家プロファイル

堀江 健一
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ホリエ ケンイチ
( 東京都 / 恋愛恐怖症・心の問題カウンセラー )
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友達の悩み

心と体・医療健康 心の病気・カウンセリング 2017/09/19 06:23

友達が悩んでいてよく相談されます。その友達は留学生です。 相談される内容は家族との関係です。親の接し方が姉妹で違う、親からの質問がその友達を苦しめていたりと、、劣等感を強く感じるそうです。その友達は一般世間からみると凄く裕福な方だと思います。人それぞれ生まれた環境が違うので悩みも違ってくるんだなぁと思って相談を聞いています。 その悩みを理解できるのですが、どうアドバイスしたら良いのか分かりません。 その友達も、自分自身裕福で他の人より幸せだから、、仕方ないみたいな感じで、、。でも私は裕福だから幸せだとは限らないし、裕福な家庭だからこそある悩みってものがあるのだと思います。他の人からすれば裕福だから良いじゃん?って思うけどそれで終わらせたくありません。 親からの金銭的な援助は受けてるけど、愛情というのを受けてない友達へのアドバイスの仕方教えて下さい。

補足

2017/09/19 06:24

家族の事なので、踏み入りすぎるのも良くないと思うので、せめて気持ちを楽にしてあげれるようなことをお願いします。

志葉さん ( 大阪府 / 女性 / 19歳 )

堀江 健一 専門家

堀江 健一
恋愛アドバイザー

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親から愛情というのを受けてない友達へのアドバイスの仕方

2017/09/23 11:33

はじめまして。
お友達の事を親身に考えてあげる優しい方ですね。
その留学生のお友達からすると、あなたのような友情あるお友達の存在、それだけでかなり助けになっておられるのではないかと思います。
親からの愛情をあまり感じられなく育った方に取って、親から貰えなかった愛情は、親の代わりに友人や恋人から不足している愛情を満たしてもらう事が必要となります。
しかし、大抵「親からさえも愛されない私は価値が無い存在なのだ」と言う様な自己否定感を抱えておられる事が多く、大きくなっても親からの愛情を欲し、認めてもらう事を渇望してしまう方が多いように思われます。

カウンセリングの中では、本人の話すエピソードに耳を傾け、その内容を拾い、返してあげる事で
「親は私への愛情が足りなかったのは事実かも知れないけれど、それは親が私への愛情の表現の仕方が上手くなかったから、伝え方を知らないからであって、けして私は愛されていなかったわけではないのではないのだ」と言う様な気付きがあることで、かなり救われる事もあるのですが、それは非常にタイミングや言い方など難しいものです。
中には、本当に愛情が無かったとしか思えない事もあるので。

あなたのように苦しんでいる友人を助けてあげたいと言う気持ちが強い優しい人は、「助けてあげたいのに役に立てない自分」を申し訳ないと感じ、罪悪感を感じてしまい、何とかアドバイスしてあげたくなってしまう事もあるのではないかと思われます。
しかしヘタにアドバイスすると、それが裏目に出てしまい「私の悲しい気持ちや辛い気持ちは、誰にもわかってもらえないのだ」と、返って悲観してしまうこともあるものです。

その留学生の方も、誰にでも悲観的な気持ちを話せるわけではないでしょう。
それを話すことが出来るあなたの様な存在がおられるだけで、すでに幾分か救われているのだと思います。
ですから、アドバイスをしてあげると言うより、その方の気持ちを変えようと思わず、否定せず、ただ聞いてあげる事が最重要ではないかと思います。

接する中で、あなたがその友人に
「あなたにはあなたにしかない価値がある」
「私はあなたを大切に思っています」
「あなたを認めています」
と言うような気持ちがあれば、それを色んなメッセージとして伝えられたら良いのではないだろうかと思います。

そうした友人関係の中で、そのご友人が立ち直って行けるかどうかはその友人の持っている「力」にもよるとは思いますが、もしなかなか立ち直れないとしても、それはあなたの責任ではありません。

あなたが重荷に感じてしまうようになっては、友情は長続きしなくなってしまいます。

「どんな気持ちの事も聞いてくれる友人がいる」と言う事が、「私は人から愛されている。愛される存在なのだ」と言うような感覚に繋がって行くものかと思われます。

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