初めまして。
大人なのに子供のようにおままごと遊びがしたくなってしまったのですね？
現実にあゆかおりんさんが、事情を知らない他人の前で唐突におままごと遊びを始めたら、何かの冗談か、精神がおかしくなってしまったのではないかと心配してしまうことでしょう。
でも遊びたくなってしまう気持ち自体はおかしなことではありません。

過去の、親に守られて何の心配もしないで遊んでいた子供時代に一時的に戻りたいお気持ちの表れなのではないでしょうか？
特に今、離婚など経験されて、ご自分の家庭、ご主人の愛情を無くされてしまわれ、かなりのストレスを感じられている状況では、どこか安全な場所に避難したいと言う様な欲求を無意識的に思われても不思議ではありません。
心理学的には退行現象と呼んでいます。
おかしいどころか、精神のバランスを安全に保つためにそのような欲求が出ているのだと思われます。

カウンセリングをしていても、お母さんからの愛情が足りていなくて、大人になってから「寂しかったんだ」と深い悲しみに気付かれたクライアントさんが、一時的にお母さんに添い寝してもらいたくなったり、抱っこしてもらいたい衝動が起こる事は良くある事ですし、健全な愛情欲求を感じられるようになったと言う意味で、良い傾向であると判断したりいたします。

幾つになっても、子供心は心の中に息づいているのです。

現実にお母さんに抱っこしてもらえたら、それが何よりの薬になるのですが、本人が「いい大人のクセに」と思ってしまい言いだせなかったり、お母さんも「抱っこして」と言われても「いい大人が気持ち悪い」などと言って実現しないことも多いのですが。

退行現象はある意味現実逃避ではあるのですが、それがとても受け入れる事が出来ないほどの辛い現実であった場合、現実逃避も必要なことですので、安心して、本当に道具を買ってきて遊んでみても良いと思います。平たく言うとそれが癒しになることでしょう。

ただ、そうした事が長引いて、日常生活に支障をきたす程になっては問題となるでしょう。
その様な時はカウンセラーにご相談されてみて下さいませ。