堀江 健一
ホリエ ケンイチグループ
コラム一覧
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あすなろ三三七拍子4 繰り返される夫婦喧嘩に秘められた想い1
夫婦喧嘩に関して、我が家のケースを書いてみたいと思います。 私の場合は、以前まで代々木にあるカウンセリング施設に毎日常勤していたため、帰りも23時位と、いつも遅く、いつ終わるとも予測が立たない仕事状況もあり、いつも食事を作って待っていてくれる奥さんには充分感謝を感じていました。 ですから、自分の方が悪かったと思った時は、素直に謝るようにしていました。 でも謝っても簡単には許してくれない...(続きを読む)
あすなろ三三七拍子 3 夫婦喧嘩は絶対必要なもの
団長・藤巻が夜の繁華街を歩いていて、街の不良に絡まれケガをする事件に巻き込まれてしまいます。 おっさんなのに学ランを着て歩いていたので、目立ってしまったのです。 藤巻の奥さん広子(菊地桃子さん)は、最近の、仕事を理由に応援団に入れ込んでいる旦那に気がきではなく、その夜も旦那を応援してあげたくて作ったご馳走や、一生懸命に作った特製のパンも、夜遅くなってケガまでして帰ってきた藤巻のせいで、捨...(続きを読む)
あすなろ三三七拍子 2 家族を犠牲にしてしまう、男のプライド
第6話では、団員サヤオ(本当は沙耶・女性なのですが、団員は男性である事が望ましかったのでサヤオと言うあだ名がついた)が、応援団に入っていながら、なぜか応援団のあり方に否定的だったのですが、それがなぜなのかと言う理由が明らかにされます。 サヤオの父親も、他校の応援団員で、大人になってから、自営業を営んでいたのですが、友人の団員の借金の保証人になってしまったことで、財産を奪われ、お父さんはも...(続きを読む)
あすなろ三三七拍子 1 誰かに応援されていますか?
あすなろ三三七拍子 2014年9月、現在フジテレビ系で火曜21時より放送中のドラマです。 晴天の霹靂では、母親の愛情に関して書いてみましたが、今回のこのドラマは、「お父さん」が主役です。 ありえない設定で始まるこのドラマですが、描かれるエピソードは、昭和の臭いがするホームドラマです。無くなりましたよねぇ、ホームドラマ。「渡る世間は鬼ばかり」も終わりましたし。(私も観てませんでしたけど...(続きを読む)
100人に1人 アスペルガー症候群 そのコミュ対策 1
ご自分で、「アスペルガー症候群」の傾向があるなぁと言う方 または、身近に「アスペルガー症候群」傾向の方がいて、その方とのコミュニケーションに悩んでいる方に向けて、その対策を考えて行きたいと思います。 アスペルガー症候群は、アメリカに於いても日本に於いても、近年増加しており、社会問題となっています。 現在日本では、「100人に一人」と言われており、人ごとではありません。 人によりその度...(続きを読む)
思い出のマーニー2 人を信じるには、まず自分を信じること
現実の世界でも「裏切り」や「表面だけの親切」というものはあるわけですから、もうこれ以上「裏切られて」傷つきたくないと、まだ幼い無垢な心が望んでも無理も無い話です。 善意だけの人と言うのも、いなくはないでしょうが、少ないものです。 ましてや子供と言うものは基本「善意」とか「悪意」という概念はなく、ただ思った事を言ってしまったり、やってしまうものですから、大変残酷なこともやってしまうわけ...(続きを読む)
思い出のマーニー 1 傷付くのが怖くて人を遠ざけ、遠ざけられた人も傷付き、また自分も傷付く
思い出のマーニー 2014年作品 スタジオジブリ最後の劇場用アニメ映画になってしまうかも知れないということで、7歳の姪っ子と観て来ました。 12歳の少女杏奈は、人に対して意固地な気持ちやひねた気持ちがあって、上手く付き合う事ができず、孤立してしまっています。 そしてそんな自分を、自分でも「嫌い」なのです。 それには理由があって、両親が自分を残して交通事故で亡くなってしまうのですが、引き取っ...(続きを読む)
晴天の霹靂 その5 母親への「感謝」と「ほおっておいて欲しい気持ち」と「申し訳ない気持ち」
前回は、内観療法と言う「人からしてもらった事を思い出し、感謝の念と共に、自分が人から愛されている存在である事 も思い出していただく」療法を紹介しました。 それは身近な人、特に両親の「してくれた事」「してあげた事」「迷惑かけた事」にまつわる記憶を探って行くものですが、ただ、親から虐待を受けていたとか、親が人格的に問題を抱えており、本当に「良い思い出」がない方も中にはおられるでしょうから、そ...(続きを読む)
晴天の霹靂 その4 お母さんがしてくれたことの記憶
前回は、人は、どちらかというと、人から 「してもらって、ありがたかった事」よりも「してくれなくて、不満に思った事」 を良く覚えていると言う話をしました。 内観療法 と言うのは、そうした 「人からしてもらった事を思い出し、感謝の念と共に、自分が人から愛されている存在である事 も思い出していただく」 療法と言えると思います。 元々は、吉本伊信(よしもと いしん)という浄土真宗の僧侶が、修養の...(続きを読む)
晴天の霹靂 その3 人は、してもらった事よりも、してもらえなかった事を恨んでしまう
晴天の霹靂は、「過去に遡って、自分の両親に会いに行く」と言うストーリーの映画です。 映画の主人公の様に、親の愛情を受けていないと感じ、自分の存在価値を見いだせない相談者の方が多くおられます。 カウンセラーとしては、本当の親代わりにはなかなかなれるものではありませんが、擬似的な親として接し、もう一度子育てを やるような心境で、その方と接する事で、その方が再び成長を始め、前に進んでいかれるの...(続きを読む)
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