青柳 仁子
アオヤギ ヒトコ【投資の疑問Q&A100】 Q10 短期と長期はどちらが有利ですか?
-
***********************************************************************************
HITO.CO株式会社 投資の疑問 Q&A100
このコラムは、知っているようで知らない、
聞きたくても誰に聞いたらいいかわからない、
そんな疑問を集めて FP青柳がお答えするものです。
最新のQ&Aは、こちらから
http://mailmaga.hitoco.jp/
***********************************************************************************
親愛なる皆様、こんにちは。
すっかり秋めいてまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
体調を崩しやすい時期ですので、お気をつけください。
では、本日は、 Q10 短期投資と長期投資ではどちらが有利ですか? という質問です。
よくいただく質問ですが、投資の鉄則からすると、
『時間を味方にする』ことは必須です。
著書にも何度か書いておりますが、
投資成功の秘訣は、「分散、長期、プロに任せる」です。
短期で利益を上げる投資を投機とも言いますが、
市場において短期で利益を出し続けるのは至難の業です。
統計を見てもそれは明らかです。
例えば株価チャートを見ても、一日の値動きに一貫性は無くても、
1週間、1ヶ月、半年、一年と期間を長く見れば見るほど
その株の動きの傾向が分かるはずです。
「敗者のゲーム」という著書の中で、チャールズ・エリス氏は、
期間と予想の関係について、投資データ分析を天気のデータ分析に例えて言っています。
それは、毎日の天気は正確には予測不可能だが、
長期で見ると年毎、月毎の天候パターンは予測可能だということです。
同書では、30年の株式市場の歴史の中で、
値上がり率の30%は僅か5日間の間に起こったと言っています。
つまり、株式投資において利益を狙うには、この5日を逃すと、
他の約1000日間はほとんど意味が無いということになるのです。
このように、同じリスクを取るのであれば、
短期よりも長期の方が有利であると言えます。
従って、投資を行う上では、長期の投資にすることで、
短期的な値動きのリスクを吸収することができ、
より有利に運用することが可能なのです。
***********************************************************************************
Blog 「日本橋FP青柳仁子の月々2万円で始められる資産づくり
老後までにゆっくり1億つくろう投資ブログ」
http://ameblo.jp/hitoco-fp
HITO.CO ホームページ
http://www.hitoco.jp
資料請求、セミナー情報、
各種ご相談もホームページよりお申し込みいただけます
青柳仁子の最新著書
「ゆっくりお金をふやす確かな方法」無双舎 1200円
も発売中です。
HITO.CO株式会社
東京都中央区日本橋横山町3-4-403
TEL:03-6804-9697
FAX:03-6804-9150
***********************************************************************************