青柳 仁子(ファイナンシャルプランナー)- コラム「【投資の疑問Q&A100】 Q10 短期と長期はどちらが有利ですか?」 - 専門家プロファイル

青柳 仁子
30代働く女性のための投資コンシェルジュ

青柳 仁子

アオヤギ ヒトコ
( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
HITO.CO株式会社 日本橋ファイナンシャルプランナー 代表取締役
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【投資の疑問Q&A100】 Q10 短期と長期はどちらが有利ですか?

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ゆっくりお金がたまる確かな方法 月々2万円でできる資産づくり 2010-10-06 18:44

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  HITO.CO株式会社 投資の疑問 Q&A100

 このコラムは、知っているようで知らない、
 聞きたくても誰に聞いたらいいかわからない、
  そんな疑問を集めて FP青柳がお答えするものです。

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 親愛なる皆様、こんにちは。

 すっかり秋めいてまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

 体調を崩しやすい時期ですので、お気をつけください。

  

では、本日は、 Q10 短期投資と長期投資ではどちらが有利ですか? という質問です。

 よくいただく質問ですが、投資の鉄則からすると、
 『時間を味方にする』ことは必須です。

 著書にも何度か書いておりますが、
 投資成功の秘訣は、「分散、長期、プロに任せる」です。
 
 短期で利益を上げる投資を投機とも言いますが、
 市場において短期で利益を出し続けるのは至難の業です。
 
 統計を見てもそれは明らかです。
 例えば株価チャートを見ても、一日の値動きに一貫性は無くても、
 1週間、1ヶ月、半年、一年と期間を長く見れば見るほど
 その株の動きの傾向が分かるはずです。

 「敗者のゲーム」という著書の中で、チャールズ・エリス氏は、  
 期間と予想の関係について、投資データ分析を天気のデータ分析に例えて言っています。

 それは、毎日の天気は正確には予測不可能だが、
 長期で見ると年毎、月毎の天候パターンは予測可能だということです。

 同書では、30年の株式市場の歴史の中で、
 値上がり率の30%は僅か5日間の間に起こったと言っています。
 
 つまり、株式投資において利益を狙うには、この5日を逃すと、
 他の約1000日間はほとんど意味が無いということになるのです。
 
 このように、同じリスクを取るのであれば、
 短期よりも長期の方が有利であると言えます。

 従って、投資を行う上では、長期の投資にすることで、
 短期的な値動きのリスクを吸収することができ、
 より有利に運用することが可能なのです。

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