岩崎 治之(柔道整復師)- Q&A回答「陳旧性足関節捻挫および足のスポーツ障害について」 - 専門家プロファイル

岩崎 治之
痛みとストレスをテーマに心と身体にやさしい治療をめざします

岩崎 治之

イワサキ ハルユキ
( 東京都 / 柔道整復師 )
いわさき痛みの整骨院 院長
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自律神経研究

捻挫後の痛みがひかない

心と体・医療健康 体の不調・各部の痛み 2011/10/07 15:37

お世話になります。
半年前にサッカー中に捻挫をした中学生の息子に関してお尋ねします。

レントゲンで骨に異常はなくしばらく安静にしていましたが腫れ痛みがなかなか引かず2ヶ月。
MRIも異常なかったのでそろそろサッカー復帰し始めたときにまた同じところを痛め今度は2週間固定しました。

その後整形外科では足首の筋肉を強くするリハビリを教わり1ヵ月めの復帰直後またまたいためてしまいました。

それが2ヶ月前のことです。

一向に良くならないので整形外科はやめ今は接骨院に通っておりますが
痛みはまったく良くならないといっております。

鍼もたまに打ってもらいますがこの痛みはなくなるのでしょうか?
サッカーを再びすることはできるのでしょうか?

よろしくお願いいたします。

ブチ姫さん ( 東京都 / 女性 / 52歳 )

岩崎 治之 専門家

岩崎 治之
柔道整復師

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陳旧性足関節捻挫および足のスポーツ障害について

2011/10/08 15:31
( 5 .0)

はじめましてブチ姫さま、ご質問ありがとうございます。

わたしにも高1の息子がサッカー部に所属していますので、中学生の息子さんの捻挫後の予後不良は、不安な毎日をお過ごしのことと察します。

考えられことは、骨に異常がないということですが、捻挫(靭帯損傷)であってもスポーツ外傷の場合、合併症や二次的な続発症としてスポーツ障害があります。

たとえば微小な軟骨損傷から軟骨変性する場合、滑液包炎や足根洞症候群、腓骨筋腱炎、腓骨筋腱脱臼などが見逃されることもあります。

一度、地元以外のスポーツ整形外科や足関節専門外来などに受診され確定診断されることをお勧めいたします。

さらに代替補完医療分野でカイロプラクティックによる脊椎をはじめ、骨盤、下肢長分析
をお勧めいたします。機能的な短下肢がある場合は、足関節の固有感覚受容器(反射)も低下しますので、つねに再損傷しやすい環境因子となります。

参考URL http://www.iwasaki-laser.net

評価・お礼

ブチ姫 さん

2011/10/09 17:30

早速の回答ありがとうございます。
実は最近の落ち込みはひどくてサッカーできないかも・・・と毎日言っているのでネットで調べ昨日足整形外科というところで診ていただきました。
レントゲンの結果骨には異常なかったですがゆるんだ靭帯はなおらないので
サッカーの強い高校でやりたいなら手術を勧めるといわれました・
本人はすっかりその気になっていますが私が少し考えています。
なにせ高校受験をひかえどのタイミングでするか?
完全になおるのか・・・などいろいろ考えてしまいます。
ほんとになぜこの時期なのか・・・考えると悲しくなります。

岩崎 治之

2011/10/10 22:47

靭帯損傷や筋断裂など中度の軟部組織損傷をした場合、骨折と違い完全には再生いたしません。

サッカーで将来性のあるお子様ということですと、中度以上の損傷で受傷前の状態に近くするには、靭帯再建手術が必要になることもあります。

プロアスリートなどの治療成績やスポーツ障害の症例数を開示している大学病院等にもセカンドオピニオンされ、お子様が後悔しないよう是非ご家族できちんと話しあって決断してください。

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