浜田 肇一(工務店)- Q&A回答「外壁は、窯業系サイディングでしょうか?」 - 専門家プロファイル

浜田 肇一
パッシブZEHで、エコで長期に快適に暮らせる住まいを

浜田 肇一

ハマダ トシカズ
( 福井県 / 工務店 )
濱田建設株式会社 代表取締役専務
Q&A回答への評価:
4.4/7件
サービス:0件
Q&A:25件
コラム:555件
写真:3件
お気軽にお問い合わせください
0770-22-0283
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。
印刷画面へ
専門家への個別相談、仕事の依頼、見積の請求などは、こちらからお気軽にお問い合わせください。
問い合わせ
専門家への取材依頼、執筆や講演の依頼などは、こちらからお問い合わせください。
取材の依頼

外壁について

住宅・不動産 新築工事・施工 2017/12/29 08:32

現在建築中の外壁についてです。

外壁は14ミリのを選んでいたのですが、ここにきてアクセントに木目調の15ミリか16ミリの外壁を入れたいなと思うようになってきました。

厚さを揃えた方が良いのはわかるのですが、何しろ予算があるので、これでいけるのならいきたいなと思います。

やはり1ミリの違いでも辞めた方が良いですか?
デメリットはどういうところですか?
是非教えて下さい!

ねりあめさん ( 大阪府 / 女性 / 37歳 )

外壁は、窯業系サイディングでしょうか?

2017/12/29 09:46

外壁についてのご質問のようですが、

仕上げは、窯業系のサイディングでしょうか?

 根本的に、14mmと16mmとの違いは、その止め方が違ってきます。

14mmの窯業系サイディングですと、厚みから胴縁下地にスクリュー釘での取付

になると思います。

16mmですと通常は、金具止め工法が主流ですので

(胴縁下地を使わない、通気金具を使った金具もあります)、

根本的に、地震があったり外力が加わったときに、その挙動が違います。

(ですので、材料を変える際には、その取り合い部分でクリアランスをとるなり

緩衝できるようにしておかないといけません。)

また、14mmの場合の止め釘はステンレスのスクリュー釘を使いますが、

表面に塗装をしただけですので、経年劣化で塗装が剥がれますし、また、地震が

あったり、在来木造のように基本揺れる工法の場合は、釘頭が出てきたりします。

(将来的には、その部分から水が伝ってしまったり、サイディングが欠けたりもします)

詳しくは、こちらをどうぞ。 https://www.jtc.or.jp/faq/q7.html

 できれば、平面で継ぐのではなくて、入隅などコーナーで張り分けるようにすると
 
挙動がX方向、Y方向で直行し緩衝できますので、そのようにすると良いのでは

と思います。

(もちろん、下地サイディング裏にシールが切れても内部に入らないよう、コーナー材は必要です。)

ご参考になれば幸いです。

 コストのことは、もちろん変わると思いますので、工務店さん、設計者さんにご相談ください。

プロフィール評価・口コミ対応業務経歴・実績連絡先・アクセスQ&Aコラム写真