山本 雅暁
ヤマモト マサアキグループ
『Yahoo! JAPANが米グーグルの検索エンジンを採用』に関する考察
-
皆様、
こんにちは。
グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁です。
7月27日に、『Yahoo! JAPANが米グーグルの検索エンジンを採用』との記事が発表されました。
インタネットを使って情報やデータ収集を行っている立場から考えを述べます。
私は、日本国内の情報を検索する時に、以下のように使い分けています。
◆グーグル;ビジネス全般、技術、開発、設計、製造などの分野での収集に活用
◆Yahoo! JAPAN;飲食店、物販、流通業などの分野での収集に活用
これは、Yahoo! JAPANの検索市場でのシェアが50~60%のシェアを持っており、特に上記分野での情報に強みを持っているためです。
若い人や女性は、Yahoo! JAPANの検索画面の方が見やすいと評価していることにもよります。
Yahoo! JAPANが、グーグルの検索エンジンを採用すると、同じ検索条件を入れれば、Yahoo! JAPANとグーグルは同じ検索結果を表示する事になります。
検索機能を使っている立場からは、どちらのWebサイトから行っても同じ情報にたどり着けるますので、使い勝手が良くなると思います。
片一方、上記のように対象物によってはYahoo! JAPANの方が有効な情報を入手しやすかった事も事実です。
その観点から、飲食店、物販、流通業などの分野での検索に強かったYahoo! JAPANが検索エンジンを変更する事は、しょうしょう残念です。
私の場合、日本以外の地域の情報集する時は、グーグル、米YahooのWebサイトから並行して集めます。米Yahooは、マイクロソフトの検索エンジンを使用していますので、同じ検索条件で違った情報を集められるからです。
検索技術がインターネット世界を牛耳ることは、決してオーバーな表現ではないと考えています。
個人的には、1社の検索エンジンがインターネットで独占的に使われる事に抵抗があります。
しかし、競争の結果、グーグルが検索エンジンの覇者になりつつあるのは間違いありません。現時点では、グーグルの優位性は動きません。
グーグルが、検索エンジンの改良を継続して行う事を期待します。
情報の宇宙から必要なものがより効率的に得られれば、利便性や効率アップに貢献する事は確かです。
よろしくお願いいたします。
グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁
「情報・知識」のコラム
インターネット/クラウド活用でデータベース 保存性確保について(2011/03/26 14:03)
『調べる』ことの意味や効果的な対処法について(2010/11/21 11:11)
情報収集のチェックポイント・やり方について(2010/09/16 07:09)
『調べる』スキルの獲得・向上に関するポイントについて(2010/09/15 10:09)
中小企業のクラウド導入促進について(2010/09/14 12:09)