設計のし直しについて
住宅・不動産 住宅・不動産トラブル 2017/06/19 01:30初めまして。
設計事務所に家をデザインしてもらっている者です。
設計事務所の人に最終的な金額は下請けのいくつかの工務店に見積もりを出して貰わないとわからないと言われました。
設計事務所との最初のヒアリングで私たちは外構や電化製品など含め2100万円しか出せないのですがと伝えたところ、2100万円以下でもうちは設計出来ます!と言われたのでお願いしたのですが、出来上がった見積もりは何処の工務店も2500万以上もしくは3000万を超えた金額でした。しかも建物代だけで外構も含まれておらず。
構造計算や設計料も支払ってしまい、今更後に引けない状態で色んな設備やグレードを下げたりして、数十万は下げることは出来たものの2100万円までには程遠く、納得がいきません。ヒアリングの際の2100万までしか出せませんという事は書面に書いたり録音はしておらず、証拠がないと言われてしまえばそれまでなのかもしれませんが、設計のし直しや、無料でキャンセルする事は出来ないのでしょうか。
とさん ( 栃木県 / 女性 / 31歳 )
設計契約はされているのですか?
大阪で設計事務所をしています、福味と申します。
普通であれば、顧客より依頼を受ければ設計契約を交わします。その内容の中に解約条項を定め施主が解約できる条項と設計者が解約できる条項を定めてあります。
契約書にはどの様に記載されているのでしょうか。また、同時に設計事務所は施主に対し重要事項のの説明を行う義務がありますが、重要事項説明書を受け取られていますか?
重要事項説明書の中にも、設計事務所がどの様な仕事をするのかその内容が記載されています。設計契約書を今一度読み返されては如何でしょう。設計事務所が施主の提示した条件を無視して設計すれば、白紙解約できると云う様な条項はないでしょうか。
ここからは私見ですが、本来建築主から予定金額を超えない様にと云われると、基本設計が完了した段階で知り合いの工務店にお願いして概算見積もりを取ります。概算見積もりは工事を請け負う事を確約するものではありませんが、実施設計の目安にしたり銀行ローンの申請に利用したりするものです。
ですので、実施設計を行い仮に予算がオーバーしてもそれは調整の範囲内で収まるのが一般的かと思います。