注文住宅の途中契約解除について
住宅・不動産 住宅・不動産トラブル 2017/02/27 00:051月21日から工事を着工してます。2月3日に基礎Conの立上りを打設してもらい、養生期間4~5日で脱型してました。2月8日脱型した箇所を妻が確認したところ大きなジャンカ(7センチ程度鉄筋が見えてました)を発見してしまいました。施工監督に報告したところジャンカの箇所は将来コンクリートで埋まるとこなので問題ないとゆわれ私も腹が立ち今すぐに適切な処置をしてくれと頼みました。施工監督は会社で相談したところ6センチ斫り鉄筋が見える所まで壊しコンクリートを打設するといいました。
帰りに確認したらモルタルで施工してありました。それに加え13日に棟上げしてもらいたいとお願いしていたのにも関わらず、14日に段取りしたので大工も変えました。工期を延ばさせてほしい。とゆわれたのですが土台、床張りと勝手に施工されました。私はなぜ大工が変わるのか分からず頼むから工事をストップしてほしいとお願いしました。
営業に訳を話し家に来ましたがやはり補修方法の処置は正しくありませんでした。もう一度させてほしいとゆわれ私はその業者が信用できず契約解除を申しました。
2度目の協議の際、業者も考えてきたのは変わらず部分補修でした。
私はこれ以上信用何をされても信用できないため契約解除を求めました。
相手から今までの出来高として700万円要求されました。とてもじゃないですがこんな金額払えません!むしろ払いたくありません。自分には非が全くなく相手は非を認めてます。しかし700万円は払ってくれってこちらにこんな大金払えないんだから泣けとしか聞こえませんでした。
ジャンカの箇所は玄関のポーチの箇所です。隅の箇所なのでそこまで荷もかからない箇所ではありますが、私は業者の施工体制、施工管理、その会社について不信感しかありません。
なにかいい知恵ありませんか?よろしくお願いいたします。
takashisさん ( 三重県 / 男性 / 33歳 )
独立した設計監理者を立てていないのが原因です。
大阪で設計事務所をしています。福味と申します。
建物は神が作るものではありませんので、往々にして失敗が生まれます。ジャンカもコンクリート打設時の失敗です。失敗を解消する為様々な解決策が生まれています。
何故基礎にコンクリートを用いるのかと言う根源的な問題から掘り探れば、欠損した場合の解決方法がモルタルで正しいのか、基礎そのものをやり直ししないとダメなのか自ずと答えが出ます。問題は答えの出し方なのです。
ご質問を拝読して設計監理者の姿が見えて来ません。施工者さんもモルタルで十分とセルフジャッジして、質問者さんも問題ないと言われ腹を立てられています。腹が立つと云うのは対応の拙さじゃなしに、小手先の対応にお腹立ちになられたのだと推測いたします。
これは全て現場を客観的に判断して、どうするのが最善の策なのか判定する人間の不在により発生した問題です。ジャンカが発見された場合、現場監督の姿勢としては設計監理者に報告し、事後の対処法を確認し施工に当たるのが本筋です。報告を受けた設計監理者は補修方法を指示し、計算にて安全を確認した根拠を施主に提出し、対処の正当性を伝えると云うのが本来あるべき姿です。
現場の状況を見ておりませんので、モルタル補修が正しいのかどうかの判断はここでは出来ませんが、施工者も質問者さんもセルフジャッジしてしまった事が今回の建築紛争の発端ではないのでしょうか。
文面を読む限り、施工者の対応が質問者さんの不安を増長させる方向に動いておられるのが見てとれます。施工者さん自身どの様に対応して良いか深く考えず、質問者さんのご機嫌取りの様な対応しかされていないのにも疑問を感じます。
700万円と言う金額の正当性は別として、建築主理由の契約解除にはそれなりの負担が伴います。場所を移して法廷闘争になれば、相応の費用と時間が浪費されます。
今からの最善の策は、姿の見えない名目上の設計監理者(恐らく施工者に雇われた設計監理者でしょう)との契約を解除し、質問者さん自身が信頼のおける設計監理者さんを探し、事情を説明して設計監理についてもらう事でしょう。
スマートに解決するには直接施工者さんと会話せず、第三者(設計監理者)を通して疑問に思った事や、要望事項を工務店に伝えるべきでしょう。
客観的に見て、契約解除を申し出るほどのトラブルではありません。目的は施工者と喧嘩する事ではなく、良い家を手に入れる事でしょうから、今から良い家を手に入れる為にはどうすれば良いかを熟慮してください。