福味 健治(建築家)- コラム「☆工法の選定」 - 専門家プロファイル

福味 健治
木造住宅が得意な建築家。

福味 健治

フクミ ケンジ
( 大阪府 / 建築家 )
岡田一級建築士事務所 
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●デザイナーズ住宅をよりローコストに - ☆工法の選定 のコラム一覧

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☆工期短縮

 住宅建設の場合、工程の管理は監督者の長年の感と経験によりなされてきた。しかし、工程表を作成して計画的に工程管理を行う事により、集約的に工事管理が行え、請負業者の経費削減につながる。  ●バーチャート工程表  工種を縦軸に時間経過を横軸にした工程表。時間軸毎に工事の流れがつかめ、素人にも見易いが、狂いが発生しやすく、各工種の出来高がつかめない。  ●出来高工程表  工種を縦軸に出来...(続きを読む)

2007/06/28 22:07

☆ダブルスキン

 壁面の暑気対策として考案されたもの。外壁面より10cm程度離してメッシュフェンスを取り付け、朝顔や落葉性の蔦等を絡ませる事により壁面に直射日光が当るのを避けようとするもの。高価な外壁材を設ける必要が無くなる。(続きを読む)

2007/06/22 10:39

☆屋上緑化

 木造でも、屋根を設けず。緑地にする工法が開発されている。元来、屋根裏は下階に直接太陽熱の影響を与えない為に存在した。  屋根表面に太陽熱が加わり、屋根裏がないと、夏場なら下階はサウナ状態となる為である。屋根に直接太陽光が当らなければ、屋根裏は必要ない。  屋根面に1/100程度の勾配を付けた折板を葺き、その上に架台を造り耐根シートを敷き、軽量土を載せて、芝生を貼れば屋上緑化は完成する。 ...(続きを読む)

2007/06/22 10:38

☆逆スラブ工法

 阪神大震災以来木造の基礎として、べた基礎が普及してきたが、建築コスト的には、コストアップ要因となっていた。べた基礎の強さを残しつつ低コスト化する為に考えだされた工法。従来のべた基礎は建物の底面全体を掘る為残土の処分費が多く計上されていた。また土台と地面を40cm程度離す 必要性から、立ち上がりのコンクリートを打設するのに、仮枠を多く使用した。  逆スラブ工法は、外周部のみ地面を凍結深度以...(続きを読む)

2007/06/22 10:36

☆2”x4”工法

 柱梁を用いず、スタッド(間柱形状の縦桟)と構造用合板とでパネルを造り、パネルごと組み立てていく工法。ローコストハウスの旗手の様な扱いを受けた時期もあったが、日本の気候特性や、在来工法の合理化等に押され、思ったより普及はしていない。(続きを読む)

2007/06/22 10:35

☆集成材の利用

 集成材のメリットは、上述した通りである。今後も普及する事により一層の価格の安定化が見込める。懸念する点は一つ木材を接着剤で接合している為、接着剤の強度が生命線である。50〜60年を耐える接着材として、機能してくれるかどうかは、まだ未知数である。(続きを読む)

2007/06/22 10:34

☆基礎パッキン工法

 法律では、基礎は外廻りに床下換気口を設け床下の換気を確保する様、義務付けられている。その為従来は基礎の立ち上がりをくり抜き換気口を設けていた。しかし、地中梁の役目も担う基礎の立ち上がりは、各所で換気口に分断され、地震時に有効に機能せず、構造上の欠点となっていた。換気口廻りに補強の為の鉄筋を入れていなければ、基礎が開口部周辺から破断し、倒壊する建物も多く見受けられた。  その為、従来の換気口を...(続きを読む)

2007/06/22 10:33

☆構造材を仕上げ材として活用

 今日的な間取りのあり方として、居間を広く取る傾向がある。開放的で住まい勝手も良いが、構造的に見ると梁・胴差し等の横架材に相当な負担を強いている。その為、梁背を大きく確保せねばならず、天井懐ばかり大きく、居間の天井高は異常に低い建物になるか、コストアップを覚悟して階高を上げるしか無かった。  構造用集成材が発達するにつれて、梁が下地材であると云う意識が薄くなり、天井の中に隠さず、梁を表したまま...(続きを読む)

2007/06/22 10:32

☆重量の軽減

 戦前の建物は夏場の暑さ対策として、屋根瓦を固定するのに土を使用していた。地方にいくと、天井裏にも土を敷いた家屋が見受けられる。  夏場の暑気対策には効果があるが、地震等の横荷重が建物にかかった場合、日本家屋は非常に脆い。今日の様に断熱材が発達すれば、建物は軽い方が、有利である。(続きを読む)

2007/06/22 10:30

☆工種の削減

 工種が減れば当然工程も簡略化され、元請工務店の間接経費も削減出来る。(続きを読む)

2007/06/22 10:25

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