辻畑 憲男
ツジハタ ノリオグループ
20代~30代、住宅購入のポイント
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住宅ローン金利はかなり低下しましたね。フラット35の長期固定金利も0.93%(7月)です。これにフラット35Sを使うとここから0.3%金利が5年間、または10年間下がります。そんな中、住宅購入を検討されている方は多いのではないでしょうか。ただ、大きな買い物失敗しないようにするにはどうしたらいいでしょうか。
1、 ライフプランの検討
20代・30代、将来どうなるかわからないところが多いですね。将来の夢や希望をよく考え検討してみましょう。老後はどうするのか。今回家を購入してずっとそこで暮らすのかの検討です。お子様の予定によってもかなり変わってきます。
2、 家探し
衝動買いはやめましょう。いろいろな家を見て目を肥やしましょう。戸建てにするのか、マンションにするのか、利便性を重視か、環境を重視か、検討事項がたくさんあります。すべてを満たす家はなかなかありません。優先順位をつけ、ある程度のラインで妥協しないとなりません。
<戸建>
建売りにするのか、注文住宅にするのか。注文住宅のほうが自分の気に入った空間をつくれるので理想ですね。場所は駅から離れていても環境がよく、バス停が近く、バスの本数が多ければ将来売りやすいですね。
構造は木造、軽量鉄骨、重量鉄骨、RCとどれにするか検討しないとなりません。
<マンション>
将来売却するのであれば駅徒歩5分圏内がいいでしょう。構造は将来リノベーションの自由度がある二重床、二重天井を選びましょう。修繕積立金計画表もチェックしましょう。中古マンションの場合には管理がしっかりしているかチェックです。エントランス部分、ごみ捨て場などきれいにしているかなどをチェックしましょう。
3、 資金計画
ライフプランを基に住宅を購入した場合の将来の家計のシミュレーションを作成してみましょう。毎年の収支状況と貯蓄残高の推移のチェックです。
住宅ローン選びも重要になってきます。変動金利、固定金利、固定金利でも何年間金利を固定するのか。完済目標、繰り上げ返済計画、家計の今後の収支状況により違ってきます。金利だけを見てはだめです。また、不動産会社からすすめられる金融機関が必ずしもいいとはかぎりません。