西村 和敏

1975年宮城県生まれ。仙台第二高等学校・静岡大学人文学部法学科卒業。国家公務員2種試験合格を経て郵政省東北郵政局へ就職。
その後転職して東京の税理士法人、社会保険労務士事務所、行政書士事務所、保険代理店、不動産業、コンサルタント会社等のグループを持つ企業に所属し、ファイナンシャルプランナーとしての実務経験を積む。2005年退職し地元の宮城県仙台市で独立系FP事務所を開設。2010年～現在ラジオレギュラー有。

1984年～2005年

ＦＰという仕事を知り、ＦＰとしての修行の２０代
大学時代に法律・経済を学び模擬裁判、電子マネー研究、生命保険等の勉強。大学２年生時に宅地建物取引主任者合格。行政書士（未登録）ＦＰやＤＣプランナー等ＦＰ関連資格を取得。郵政省に入り、研修で郵便局窓口業務から訪問営業活動も行う。東北郵政局にてＦＰ関連の社内研修に関わる。ＦＰとしての実務経験を積むため東京の税理士法人・コンサルティング会社に転職。朝から夜中まで土日も関係なく実務経験や勉強にいそしむ。

2005年～2005年

独立直後の苦難時代
結婚し子どもが生まれたばかりの時に地元宮城県仙台市にて独立開業。自宅賃貸マンションの１室を事務所としました。
顧客ゼロの状態で売上げ０の月が続きました。
ＦＰ＝保険代理店という認識が強く、保険分野以外にも精通した者が本来のＦＰの姿であるという理想と現実のギャップに苦しみました。
ＳＥＯなど多額の広告費をかけても成果は無し。資金も底をついてきました。自分で作成したチラシを配って回りました。

2006年～2006年

イクメンの実務経験と子育て世代の悩みを共感
仕事が無い分育児の時間は充分にありました。
「なんちゃってイクメン」では決してありません！
育児をしていく中で多くの子育て中のお母さん達の悩み（配偶者男性の育児無関心、復職、保育園、教育費、保険、マイホームなどなど）を相談することができない実態を学ぶことができました。

2007年～2008年

ＦＰとしてのセミナー講師
市民センターなどで地道なセミナー活動を続けて、ＦＰ＝保険代理店や投資商品販売目的という間違った認識を払拭するように努めました。
地元メディアにも取り上げていただくようになり、イベントや社内研修などのセミナー講師としての依頼を多くいただくようになりました。
クイズやゲームを交えた楽しいセミナーを心がけています。
子育て世代の幼稚園・保育園・小学校の保護者会からの依頼も多くありました。

2008年～2010年

マイホーム購入相談ＦＰ
子育て世代がかかえるマイホーム購入について、宅地建物取引主任者としての実務経験を元に悪質不動産業者が教えないデメリットをアドバイスしていました。宮城県に保管されている建設業許可業者の経営状況のチェック。自殺物件の購入を寸前でストップ。家づくりの途中で倒産しそうな工務店との解決策アドバイス。自尊心をくすぐる営業への対抗策。複数の住宅業者見積りの漏れている点の指摘と公正な比較検討アドバイスなど

2010年～2011年

メディア出演多数とマイホーム購入建築
週刊ダイヤモンドさんの保険特集に毎年コメントを依頼されるようになりました。
地元のテレビ番組のコーナー用に取材を受けるようになり、地元ラジオ（東北放送）にて毎週レギュラーコーナーを持たせていただきました。
業績も良くなり、土地を購入し、住宅ローンを組みマイホームを建築しました。
自営業、ＦＰというあまり実績の無い職業でありながらも住宅ローンを組むことができたのは、住宅ローンのプロでもあるからです。

2011年～2012年

東日本大震災の被災者のため、復旧復興のため
2011年３月11日。東日本大震災が発生しました。新築のマイホームはなんとか大丈夫でしたが停電・断水になりました。
防災意識が高かったので食料・水はもちろん携帯電話や通信もできる電力は確保していました。そのため情報を得て０歳を含む家族を名古屋に疎開させ、私は被災地支援に奔走しました。全国から集まった物資を支援の届かない最前線に運び、ボランティア団体を被災地の寸断された道を迂回しながら活動していました。

2011年～2014年

被災地住宅事情の混乱と将来への不安
被災地での住宅の需要と供給のバランスが崩れ、住宅業者を比較検討して選ぶ、マンションや建売の価格交渉をするといった住宅コンサルティングは全くできない状態となりました。
しかし、将来への不安を少しでも解消するべく大掛かりな家計や保険見直しを数多くの相談者に実施し、１００万円以上の目に見える効果のでるアドバイスを行いました。
ラジオレギュラーも継続していましたので多くの方に役立つ情報をお伝えしました。

2014年～2015年

人材不足の中　研修講師ビジネススキルアップ講師
復興特需による被災地の人材不足から全国的な人材不足となり、社員への福利厚生や社員のスキルアップの要望から研修講師の依頼が増えました。
家計節約やエコライフの実践で従業員の生活は豊かになります。
スキルアップは業績アップそして給与アップにもつながります。

2014年～2015年

警察署から表彰　宮城県からの委嘱
2014年5月　目の前を置き引き犯が駆け抜けていきました。「ドロボー！」の声。今！自分が追いかけるしかない！刃物所持の恐れもあり慎重に犯人を追走し、取り押さえることができて警察から表彰されました。常日頃保険や住宅の契約者消費者のための正しいアドバイスをする意識から、正しいことをするんだ！と身体が動きました同年　環境省公的資格「うちエコ診断士」を取得し宮城県から環境推進員としての委嘱を受けております。