真山 英二
サノヤマ エイジ「それ、違いますよね!」(怪訝、、、)
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From 真山英二(さのやまえいじ)
「それ、違いますよね!」
けげんそうにお客さんが言います。
「ちょっと待ってください。ええっと、、、」
不動産の販売図面をグルグル回しながら
部屋の配置を確認します。
「いやっ、、、こちらが南側に、、、」
夜の案内で、外はもう暗くて
何も見えません。
図面上は正しいはずなんだけど、、、
ちょっと、確認させてください、、、(涙×恥)
もう、10年以上も経ちますが、
不動産業に移って、すぐの話です。
夜に物件を案内し、
部屋の向きの話になりました。
販売図面に書いてあった方位を信じて、
「南向きで”昼間”は、
とても日当たりが良いと思いますよ」
そう言った時の会話です。
不動産の販売図面に書いてあった、
方角(Nの矢印)が、おもいっきり
間違えていました。
真逆でした、、、
もし、昼間だったら、太陽の位置や
その時の日の入り方で、さすがに
そこまで変なことは言わなかったと
思います。
ただ、不慣れなエリアで、
急な案内だったために
販売図面を信じて、
北向きを南向きと言ってしまったのです。
地元をよく知っているお客さんだったので
その間違いをすぐに指摘されました。
こちらとしては、
恥ずかしさと情け無さで一杯です。
不動産のプロとして、案内した物件の
方位すら答えられないなんて、、、
その時からです。
「絶対に不動産屋さんは信じない!!」
そう、固く誓いました。
以来、必ず方位磁石を持ち歩いています。
正直なところ、
不動産業者でいい加減なところも
まだまだ多くあります。
よく見る不動産の販売図面も
そのまま信じてはいけません。
平気で間違っていることがあります。
方位が間違っていたり、
駅からの距離が間違っていたり、
接道が変だったり、、、
ひどい図面になると
土地や建物の面積や、
権利が間違えている場合
(借地権なのに所有権になっていたり)
もあります。
もちろん、宅建業者として
お客様に提供する情報を間違えることは
許されません。
ただ、現実的には、、、
なので、もし感覚的に変だと思ったら
すぐに指摘して、確認を取ってください。
何か問題を指摘して、
自信なさそうにしていたら
きちんと確認させてください。
ちなみに、夜の案内に行く際には、
懐中電灯と方位磁石を持って
いきましょう!
最近は、スマホが懐中電灯の代わりに
なることが多いと思います。
ただ、方位磁石については、
スマホで代用しないで、
昔ながらの磁石のものを
オススメします。
この前、方位磁石のアプリのバグで
南北逆に表示されていて、
危うく10年ぶりの赤っ恥を
かくところでしたので、、、
(もちろん、アプリ次第ですが)
素敵なマイホーム探しを楽しんでください。
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