大園 エリカ(クラシックバレエ教師・振付家)- Q&A回答「我慢して頑張る完璧主義は、必ず反動が伴います」 - 専門家プロファイル

大園 エリカ
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大園 エリカ

オオソノ エリカ
( 東京都 / クラシックバレエ教師・振付家 )
舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
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美容・ファッション ダイエット 2017/09/06 00:11

ここ最近制限なく食べてしまう自分が嫌で、ダイエットクラブを始めたのを機に本気で目標体重に向けて頑張りたいと思っています。今のダイエットのルールは、①炭水化物を極力控え、代わりに高タンパク低カロリーなタンパク質を摂る②.1200キロカロリー/日以内に収める③19時以降は食べない④よく咀嚼、一口を小さくする、の四つをルールに考えています。極端で少し完璧主義なところがあり、上のルールは少し厳しいところがある気がするのですのですが、どうしてもこのくらいの目標を立てないと痩せないのではないかと不安になり妥協できません。また、少しでもルール通りに行かなかったりダメなところがあると、やけ食いしてしまう癖があります。
私はどうしたらいいのでしょうか。もうわからなくなってきてしまいました

りりさん

大園 エリカ 専門家

大園 エリカ
ダンスインストラクター

- good

我慢して頑張る完璧主義は、必ず反動が伴います

2017/09/06 11:28
( 5 .0)

人間はロボットではないので、自分が頭で思い描いた理想通りには行かない方が当たり前であるという事をまず自覚しましょう。

人生とは常に流動的なものなのです。
ですから日常生活を送る上でも、毎日体調や気分には常に変化があるのが自然ですね。
心も精神も肉体も毎日変化していますので、食欲や嗜好もその日によって日々変化しているのです。だからルールを決める時は ”臨機応変” という幅を持たせて考える事が、長続きする秘訣になります。

「少しでもルール通りに行かなかったりダメなところがあると、やけ食いしてしまう癖」というのは ”一つでも守れなかったら全てダメ” と極端に捉えて自分を責めてしまう”完璧主義で頑張り屋さん”の人が陥ってしまうパターンですが、それをトータルで考えた場合、結局「普通に食べていた方が、結果的に逆に良かった」という事になっているケースも多々出て来るという事を考えてみましょう。つまり「我慢」というもので頑張っても、必ず反動というものが伴うという視野を持つ事は大事なのです。

では「どの様な食生活のルールが、りりさんには向いているのか?」という事ですが、これは一人一人生活習慣や体質、性格、嗜好、そして満足する量が違う為、結局は何を学んでも自分で色々試して答えを出して行くしか本当はないのです。「自分の答えは自分で出す」というのが最終的に長続きできる秘訣になります。

そこで大事になるのは「自分の体に聴く」という感覚です。
ちなみに私はいつも「自分の心と体の心地良さ」というものを基準にしています。
ただこの感覚は自分の心に正直でないと誤作動を起こす方法でもあるので、常に自分の心と対話をする=自分を内観するという時間も必要になる方法です。

・・・というのは、人間の心と食欲は密接に関係しているからなのです。
心が満たされていれば、食欲はその人が必要な分を満たしたら満足を感じるものですが、異常な食欲というのは「愛情飢餓」「不満や不安」「怒り」「罪悪感」「自己否定」などから来ている場合が多く、それを自分で自覚できない為に起こるケースが殆どです。

「痩せていない自分」や「完璧に行かないからと罪悪感に苛まれて、自分を責めてしまう自分」に囚われてグジグジしてしまうよりも、そういう自分を許してあげて「今日は体が栄養を欲していたから沢山食べたけど美味しかった!生きていたらそういう日もあるさ!明日から又頑張ろう!」と明るく捉えて頑張る方が、多分体も自然にバランスを取っている事にも繋がっており、逆に頑張る意欲が落ちずに長続きするのだと思います。

補足

ちなみに ”誤作動” と表現したのは、「何を快感と感じるか?」という感覚の事です。
例えば「食欲に任せてお腹一杯に食べる」のと、「腹六~八分目に食べる」のとでは、結果的にどちらが快感になるか?という様な事ですね。

目一杯好きなだけ食べるというのは、その時は快感であっても、後になって胃もたれしたり体が重く怠くなったりして、心が罪悪感や後悔の念に苛まれてしまうのであれば、それは結果的には「不快感」になるという事ですよね?

腹六~八分目に食べる方が結果的に気分が良く、心も体も「快感」に感じるのだとしたら、体はそちらを選ぶ様になります。その様に「脳」が快感を感じると、ダイエットの成功率はグンと上がります。何故ならそこに「我慢」という苦痛がないからです。

それと「食べるものを制限するだけのダイエット」は、実は実行が思っている以上に難しく効果が出づらいものなので、なかなか長続きするのは難しいというのが私の経験上の結論です。そこに「適度な運動を習慣にする」という ”運動=心と体への栄養” をプラスすれば、成功率は確実に上がります。日常的に体を健康的に動かす事は心が充実し、異常な食欲を抑える効果もあります。

ちなみに運動の方も臨機応変に考えて、ルール作りに取り組む事をお勧め致します。

評価・お礼

りり さん

2017/09/06 14:12

大変ご丁寧なアドバイスをありがとうございました。同じようなことが起きた時このアドバイスを何度も見直して頑張ろうと思えました!
心と食欲は密接しているということ、とても納得いたしました!
心に余裕をもたせて臨機応変にいること、肝に命じておきます
改めてありがとうございました

大園 エリカ

2017/09/06 16:56

ダイエットも楽しくなければ続きませんので、時にはご自分の素直な欲求を満たしてあげる日を作ったりする方が、頑張る意欲も衰えず長続きすると私は思います。

欲求が激しい時は我慢せずに、(できれば少量にすると理想的ですが)その欲求を満たしてあげる事で自分を満足させてあげると、徐々に「そんなに以前ほど欲しくなくなって来る」というケースも実は多いです。人間は欲求が満たされたら「少量で満足できる」という体質に変化しますから。(…と経験者は語る!笑)

ダイエットは100%ではなく、「自分の理想の60~70%できたら大成功!」ぐらいに思っていた方が健康的に取り組めますので、気持ちを大らかに新たに取り組んでみて下さい。
たまに大食いする事は誰もが人生の中で経験する事ですし、むしろ生きていたら当たり前の事ですので、もしそういう日があってもご自分を責めない事です。もしかしたらそれは「体の自然な欲求」で全体のバランスを取ろうとしているという事かもしれないからです。

ですので私はそういう時は、美味しく食べられる事に感謝をしながら食事を心から楽しみます。そうして満足したら「明日から又頑張ろう!」と逆に思えますし、事実その方が気力が衰えずに理想に近付いて行く事ができるので、りりさんもそうなれると良いなぁと私は願っています。

お返事と評価をありがとうございました。

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