ここの所、jammin' Zebという魅力的なヴォーカル・グループを何度かご紹介させて頂いておりますが、今回はそんな彼らを裏で支える素敵な方達に付いてのコラムをお届け致します♫

☆_(_☆_)_☆

 

表舞台で活躍される素敵なアーティストの方達には、必ずそれを見出し育てる方の存在と、その活動を裏から支える優秀なスタッフの方々の存在というものがあるのですが、

 

彼らは「縁の下の力持ち」的な存在に徹していらっしゃる事が多い為か、ファンの方達の中でもよほどの＂通＂の方でないと、そういう方達の存在というのは見落とされてしまう事も多いのではないかと思うのですが、

 

私は自分でバレエの舞台を演出したり、生徒を育てて来た経験がある為か、逆に「こういうアーティストを見出し育てて売り出した方とはどの様な方なのだろう？」とか、

 

「こういう素敵な音楽が生み出される時に、そこに関わる人達やそれが仕上がるまでの経緯」といった、そういう＂もの作りの裏側＂みたいなものの方にも、非常に興味を持ってしまう質なのでございますね～♫

(^^✿

 

…と常々思っていましたら、昨日はそういう私の好奇心を満たして下さる様な内容が書かれた素敵な記事を目に致しましたので、ここで皆様にご紹介させて頂こうと思います♫

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ちなみに、この記事を書かれたのは、jammin' Zeb のプロデュースをされておられるという宮住俊介さんという方です。

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ジャミン・ゼブ・オフィシャル　より

 

ジャミン・ゼブをトータルにプロデュースするのは宮住俊介。
伝説のアルファ・レコード創世記に、吉田美奈子、YMO、カシオペア等を手がけ、
自らも作・編曲、ジャズ・ピアニストとして活躍する人物です。

 

 

(※以下、転載記事になります♫)

 

 

 

宮住 俊介

より

 

June 20, 2018
関東某所

 

毎日ジメジメとした梅雨の季節。

 

みなさま、体調を崩されませぬように、
ご自愛くださいませ。

 

さて、そんな6月に入って、
私は連日のように、
「関東某所」に出向いておりました。

 

ジャミン・ゼブのライブでもお馴染み、
シンセサイザーの中尾昌文さんのお宅で、
来たる「WE GET REQUESTS 3」のための、
新曲のプリプロを作っていたのです。

 

せっせせっせと。

 

 

これは私にとって大変重要な作業。

 

ま、わかりやすく言えばこういうことです。

 

例えば、私が何かアレンジをして、
ジャミンのメンバーに、
譜面だけ渡しても、
なかなか個人で練習するのは大変でしょうね。

 

そこで、中尾くんの登場です。

 

彼のコンピューターと様々なマシーンには、
ありとあらゆる音源、
最新の録音システムが内蔵されてて、

 

ここだけでも、立派なカラオケが作れます。

 

私は中尾くんに譜面を渡して、
以下のような工程でオケを作っていきます。

 

1.テンポを指定して、 リズム・ボックスを垂れ流しに入れる。

2.それに合わせて仮のピアノを弾く。

3.仮のメロディーを4声分シンセで弾く。

4.さらにベースの音を出してもらって、これまた手で弾いちゃう。

 

全てこのキーボードで演奏です。

 

これで、この曲のベーシックな部分が、
ある程度出来上がりました。

 

さあ、ここで我らがY浅ショージ君にバトン・タッチ。

 

彼にリズム・パターンと全体のイメージを伝えると、
元ドラマーのショーちゃんは、
すぐに私の意図を理解して、
ドラムやパーカッションの打ち込みを、
中尾君の協力を得て始めます。

 

その間、私は、
中尾君の寝室に勝手にお邪魔して、
テレビを観たり、昼寝したり、
あははは。

（ダメじゃん！）

 

2時間後。

Y「出来ましたよー。」

M「どれどれ、おーバッチリじゃないか。」

 

そして私は最後の仕上げ。

 

5.ストリングスやブラスを入れたり、

6.まるで本物のオケのようなサウンドに、少しでも近づける作業をして、、、

 

ようやく完成です。

 

ここで出来た音源が、
ジャミン・サウンドにとって、
大変重要な意味を持つわけです。

 

1.メンバーはこの音源を聴きながら練習。

2.バック・メンバーは、口で説明しなくてもサウンドの全体像を理解。

3.そして、この音源が、来たるべき歌のレコーディングの、バッキング・トラックとなるのです。

 

いわば大切な大切な「土台」ですね。

 

中尾くんの所有する音源さえあれば、
どんなサウンドでもほぼ完璧。

 

「レ・ミゼラブル・メドレー」のサウンドなんて、
ほぼこの「関東某所」で作ったんですよ。

 

我らがグループにとって、
本当になくてはならない人なのです。

 

というわけで、

「中尾く～ん、これからもよろしくね～！」

（なんか軽くないか！？）

 

そして、ついに私のノルマの16曲が完成しました！
パチパチパチパチ。

 

いやあ、この数ヶ月、
家にいるときは、
ほとんど毎日書いて書いて書いておりました。

 

ふ～…。

 

でも、どれも力作揃いです。
前作に勝るとも劣りません。

 

8/5「よみうり大手町ホール」
楽しみにしていてください！

 

さあ、そして昨日は、
もう一ついいことがありましたね。

 

そう、サッカー日本代表が、
見事初戦のコロンビア戦に勝利したのです。

（こちらはパチパチパチ×100倍）

 

こちらは「都内某所」にある行きつけの居酒屋。

 

日本が優勢とあって、
盛り上がりも最高潮。

 

そして日本が勝った瞬間、
渋谷の若者にも負けない拍手、喝采。

 

知らない人たちと、
ハイ・タッチ、ハイ・タッチ、乾杯、乾杯、乾杯ー。
ハグ（これは嘘）。

 

お店の女の子もカニのように喜んでました。（笑）

 

というわけで、
ようやく普通の生活に戻れます。

 

あとは、ジャミンの諸君が、
最高のパフォーマンスを魅せてくれるでしょう。

 

では今宵も、
都内某所に繰り出しますか。

 

あはははは。

（なーにが都内某所だ！）

 

ん…？

 

 

SHUN  MIYAZUMI

 

 

 

 

     　　       

 

今まで創り出されて来た jammin' Zeb の数々の魅惑のアルバムは、歌う彼らの才能と努力は勿論ですが、それを裏で支える宮住さんを始めとする素敵なスタッフや、一緒に共演なさるバンドの方達の存在が有ってこそなのですね～。

jammin' Zeb の皆様は、只今デビュー10周年目という事もあり、現在一番新しいアルバムを聴いても、今の彼らは円熟味を帯びて来て、乗りに乗っている感じが私には致します♫

(^^♫

 

 

 

ちなみに私は、今回の宮住さんの記事でお写真を拝見した時に、「アッ！このお二人方はコンサートでCDを販売する所にいつもおられる方達だ！」と驚きました！(※宮住さん達、申し訳ありません)

＼(◎o◎)／！

 

それと共に、今回の記事から私が一番興味のあった「どの様に jammin' Zeb の音楽は作られているのか？」という事が知れて、すっごく興味深かったです♫

＼(◎o◎)／！！

 

今回の記事でも感じさせて頂くのですが、チームでもの作りをする時に大事なのは、やはりお互いのセンスと信頼が不可欠になりますね！

 

宮住さんは、この世界では大ベテランでいらっしゃるにも関わらず、彼らとお仕事をする時には＂縁の下の力持ち＂という立ち位置で、若い彼らの才能に絶対なる信頼を置いて、彼らを尊重しているのが分かります。

 

こういう関係性って「人間て良いなぁ～～～！」と思えて、本当に素敵だと思います！

(*^^*) ～ ♡

 

 

 

ちなみに私がバレエの世界でこの様な本物の＂美しい人間関係＂を感じ取れたのは、ロシアやルーマニアなどで見た国立のバレエ学校の教師と、そこを卒業してプロのダンサーになった方達との素敵な師弟関係や、その教え子達がプロとして、そして大人として一人前になった時に、そういうものを飛び越えた美しい人間関係からでした。

 

これは彼らの文化から育まれる「自立した精神」から生まれる関係なのでしょうか。

 

彼らはとても自然体で、世代というものを超えてお互いを人格として尊重・尊敬し合う間柄という関係性が、本当に美しく私の眼には映りました。(※特にここから感じられるのは、育てた立場の方達の人間としてのキャパの大きさです♡)

( ・・) ～ ☆彡

 

そしてこれは資本主義という文化の中で、アマチュアとプロが玉石混交となっている日本のバレエ界に於いては、残念ながら正直私はあまりお見かけしないものでもありました。(※何なのでしょうね～。特に日本のクラシックバレエ界というのは、他の国では見られない独特な歴史から来る空気感が漂います)

(^^;

 

 

 

…と、これを書いていて思い出すのは、私が小学校を卒業した春休みに、ロシア(※当時はソビエト)の三大都市(モスクワ・旧レニングラード・キエフ)で国立バレエ学校のクラスを受けたり、バレエ団の公演を鑑賞したりする観光ツアーに参加した時の事です。

 

このツアーには、日本から参加した「バレエを習う子供達」が舞台に立つという企画もあり、私も当時習っていたモダンバレエの先生の創作バレエ「一人の時」という作品をソロで舞台で踊らせて頂いたのですが、

 

踊り終わった時に、それを観て下さったロシアの方が私の方に飛んでいらして、「この作品を振り付けられて指導されたのは誰ですか？」という質問をされて来たので、私はとても嬉しくなって誇らしげに先生の名前をお伝えしたという、とても印象深い思い出があります。

(^^✿✿✿

 

何故そんなに私の印象に残ったのかと言うと、多分これは、日本だったら＂踊った本人に対する評価＂というものにしか目が行かないケースが殆どで、それを指導した教師の存在は蔑ろにされるのが常であり、

 

又生徒達も本当の意味で「教師を尊敬し感謝する」というものが、何故か希薄な日本のバレエ界というのを後に知った事からなのでしょうか？(※ロシアなど芸術を深く理解する国の場合は、素晴らしい生徒やダンサーを見つけた時には「あなたを育てた先生は誰ですか？」と必ず聞かれます)

(・。・;

 

ちなみに芸術大国のロシアや、ロシアンスタイルを受け継いでいるルーマニアなどでは、バレエ学校でもきちんとした歴史的な教育カリキュラムが有って、

 

生徒達がバレエの歴史を授業で必修科目として習う事や、歴代の伝説のダンサー始め、道を切り開いてくれた偉大な指導者や先輩の方々への認識と敬意というものが自然に育まれていて、

 

私は「とても素敵だなぁ！あぁ、だからロシアのバレエには奥行きがあって深いのだなぁ！」と、その後自分がプロのダンサーとして研修させて頂いたり舞台に立たせて頂いた時に、改めてロシアのバレエが持つその底力が何から来るのかを理解し、深く感動したものでした。

( ・・) ～ ☆彡☆彡☆彡

 

今回私は宮住さんのブログを拝見して、そういう人間として素敵な関係というものを jammin' Zeb の皆様と築いていらっしゃると感じさせて頂き、それは間違いなく彼らの創る素敵な音楽の原点の一つに成っていると思いました。(※やはり同じ波動を持つから、会うべくして出会った方達なのでしょうね～)

(*^^*)～✿

 

 

 

ちなみに宮住さんのブログにお書きになられる文体と文章はとても親切で分かり易く、尚且つ非常にウィットに富んでいらして、私は凄く好き～♡

(^^ ♡

 

文章からも彼の温かいお人柄が伝わって来る様で、「流石、jammin' Zeb を見出し、売り出した名プロデューサーの方！」という感じが致します♫

☆_(_☆_)_☆

 

そんな宮住さんをもっとお知りになりたいという方は、以下の記事も是非どうぞ♫ (※特にPROFILE 3は、jammin に負けず劣らず、おちゃめですっごく笑えるプロフィールでございます♫(笑)

 

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宮住 俊介：PROFILE 1

宮住 俊介：PROFILE 2 

宮住 俊介：PROFILE 3

 

 

やっぱり素敵な大人って、いつまでも童心を持ち続けていらっしゃる方達なのだと思いますね～♫

いくつになっても瑞々しい感性を失わない大人はとても魅力的で、そしてチャーミングです♡

 

 

…あ、年上の方に対して失礼な事を!?

でも、本当に面白くて可愛いのですもの♡ (笑)

(^^✿

 

おちゃめでありながら、凄く知性的で素敵なブログを、

私はこれからも楽しみに拝見させて頂こうと思います～♫

☆_(_☆_)_☆

 

 

それと私は一ファンとして、こういうスタッフの方々や共演されるバンドの方達含めた、例えば「CDができるまで」みたいなドキュメンタリー動画を作って頂きたい♫ (※そういうの昔から大好き♡)

 

もしDVDなんか出たら、私絶対買っちゃうなぁ～～～♫♫♫ (笑)

(^^✿✿✿