大園 エリカ(クラシックバレエ教師・振付家)- コラム「前世やカルマというものの解釈 ③」 - 専門家プロファイル

大園 エリカ
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大園 エリカ

オオソノ エリカ
( 東京都 / クラシックバレエ教師・振付家 )
舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
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前世やカルマというものの解釈 ③

- good

2015-09-09 06:00

お待たせ致しました♫ (…て、え?誰も待っていないって!? (笑) )

(^^;

それでは、前回のアングリマーラの逸話から私の解釈する「前世(生まれ変わり)」「カルマ」、そして「因果」に付いて、頑張って書いてみようと思います♫ (笑)

✿_(_✿_)_✿

 

 

結論から申しますと、「カルマ」というのはすでにお伝えしている様に、私達に罰として与えられたものではなく、「気付いたらその課題は終わる」という "自己責任からの愛を学ぶ為のカリキュラム" として存在するものだという解釈です。

(※カルマと言うと負のイメージが先行してしまう様ですが、善いカルマだって有るのです!)

 

そして「前世(生まれ変わり)というものが有るか無いか?」というのは、このテーマの①でお伝えした様に、個人意識で捉えたら「有る」し、皆が経験を共有するという全体意識で捉えたら「無い」という事でしょうか?

 

要は「どの様に見えるか? そしてそれをどの様に解釈するか?」という事は、私達が日々遭遇する経験をどの様な視点や視野で解釈するのか?というのと同じで、

 

どの様なものでもそうである様に、段階によって解釈が違って見えるという事だと私は思うので、前世は「有る」というのも正しいし、「無い」というのも正しいという事になります。

(^^♪

そしてその積み重ねを通して気付きに至った時点で、その課題からは卒業できるという事は、それは「生きながらにして "生まれ変われる(同じカルマを繰り返さない人間になる)"」という事でもあるのですね~♫

(※気付き=悟りというのは、常に「今」と「ここ」にしか無いので、そこには過去も未来も存在しないのです)

(^^♫♫♫

 

 

だから当初「何故殺人鬼を庇うのか!?」と人々から理解されずに非難囂々の嵐に晒されても、お釈迦様が彼を出家させたというのは、

賢いアングリマーラが「正見を得て(※正しく気付いて悟る事)、別の人間に生まれ変わった」という事を、お釈迦は深く理解しておられたからなのだと思います。

☆_(_☆_)_☆

 

 

只 "生まれ変わって"も、そこには過去の行いから来る「因果の清算」というものが残るので、それを受けなければならないという事ですね。

 

その"時間差=ズレ"を理解していないと、「気付いたのに何で~~~!?」と私達は感じてしまい、被害妄想的になってしまうのかもしれないですね~~~!?(笑)

 

でもそこでイジけてネガティブになってしまったら後戻りしてしまう=新たな負のカルマを作る事になるのですから要注意!? (笑)

(^^;(^^;;(^^;;;

 

 

アングリマーラは生まれ変わり出家僧侶になってから、その清算を甘んじて真摯に受ける事と功徳を積む事=善いカルマを生み出す行為により、

 

本当は何万年もかけなければならない因果の清算を「生きている内に終わらせる事ができた」というのは、彼の根に在った純粋さと備わった叡智と努力が助けになった事もありますが、

 

「例え殺人鬼であっても、心を入れ替えれば救われる=生まれ変われる」という事は、私達に取っても物凄い救いと、そして希望と勇気を与えてくれる有り難いお話しではありませんか!

(^^♪ 

 

 

ちなみに以下は、最近良く言われる説ですが、

 

「カルマ」というものは私達が自分の魂を磨く為に存在しているシステムであり、そのカルマを自分に課したのは、他の誰でもない(生まれる前の)自分自身であるという事。(原罪とか罰の為では無い)

 

でもその課題をクリアする為には、全てを忘れる必要があるので(分かっていたら魂磨きにならない)、生まれた時には「何も覚えていない」というシステムになっている。

 

そしてその個人の経験が、全体(※グループソウルと良く言われます)に反映される=経験や感情を共有し、全体で魂のレベルアップして行くというシステムになっている。(だから「私はあなた。あなたは私」という事なのですね)

 

つまり「カルマ」と呼ばれるものとは、それぞれが「今回私はこの様な角度から愛を勉強してみよう」とか、「前回の人生ではクリアできなかった課題を、もう一度トライしてみたい」という事の現れに過ぎないという事なのではないでしょうか?

 

 

ですので数え切れないほど何回も生まれ変わっても、人生で同じ事が繰り返される堂々巡りの「カルマ」を感じる場合は、

「自ら与えた課題に気付けず、同じ宿題を再度自分で望んで課して来る」という事が繰り返されているという事ではないかと思います。(※全てを忘れている私達は、それがまるで「罰を与えられた」様に感じてしまうのかも?(笑) )

(・。・;

 

 

結局「前世」や「生まれ変わり」に関しては、本当は私達はすでに生きながら一瞬一瞬変化し続けている=絶えず生まれ変わっている訳なので、「有る」と言えば有るし、「無い」と言えば無いという事なのですね。

 

つまり「どういう視点と視野から観るか?」という事で、その答えは変わるのだという事です。

《 ゚Д゚》~ ☆彡

 

人類がいつの時代も「前世」や「生まれ変わり」に付いて答えが出せずに意見が割れて、"有る派" と "無い派" で空中の論議が繰り返されて来た歴史を見れば、それは明らかですね?(笑)

 

生まれ変わりが有っても無くても、唯一不変の "真理" というものは、いつだって過去や未来に囚われない "今" と "ここ" にしか無いという事実。

 

そしてこの法則を知っていると「人生が楽になる」というメリットが有るのではないかと私は思いますが、皆様はいかがお感じになられたでしょうか?

✿_(_✿_)_✿

 

 

そして最後に「因果」に付いてですが…。

因果の法則は宇宙のバランスとして、確実にこの世に存在していると私は思います。

☆_(_☆_)_☆

 

そしてその表れ方というものも "常に絶えず" 変化しておりますから、

アングリマーラの例の様に「悪業を上回る善業を行えば、受けなければならない悪業の因果を軽減、又は消失させる(表面化されなくなる)事ができる」という事が可能になるという事も有るのですね。

《 ゚Д゚》!!

 

これは不完全で未熟な私達に取っては本当に有り難い、とても救いの在る見事なシステムではありませんか?(笑)

(^^☀

 

…あ、でもだから「憎まれっ子、世に憚る」基い、「憎まれっ子、世に憚れる」のかも!? (笑)

この世は "悪" の方が優勢に感じるとは、そ~いう事なのか~~~???(笑)

(^^;;

 

 

…という事で、以上が私の考える「前世」と「カルマ」、そして「因果」でございましたが、皆様はどの様に解釈されましたか?

今回も長いコラムにお付き合い下さり、ご拝聴(ご拝読?)誠にありがとうございました♫

☆_(_☆_)_☆

 

 

(今回は久々のシリーズコラムになり、脳みそがフルに働いたよ~~~ッ。 あぁ、お腹空いた。(笑) )

(^^;

 

 

 

 

 

爽やかな空は…やっぱり好き♫

(^^♪

 

 

 

P.S.(※ご飯を食べてエネルギー復活♫した私より (笑) )

(^^♫♫♫

 

今回は何だか久々に、自分のエネルギーをフルに使ったコラムシリーズになった様な気が自分では致しましたね~~~。(笑)

(^^;;;

こういうものがテーマになりますと、いつの時代も誰も他人には証明を示せるものでは無いですし、目に見えない感性や感覚で捉える分野になるので、書く立場と致しましてはとてもデリケートになるのでございます。

☆_(_☆_)_☆

 

 

 

 

 

 

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