大園 エリカ
オオソノ エリカ「本」の中だけの人格者!?
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今回のこのタイトル 。
どういう意味かと申しますと、それは本を執筆される方の中に、ご自分が本でお書きになったりして人に勧める事や、その仰る立派な事を、執筆者本人が私生活では(特に身近な人達に)、全然実践できていない方というのを、私は何人も見させて頂くという経験からです。
今回私に本の出版を勧めて下さった方も、実は彼自身も沢山本をお書きになっておられるのですが、そのとてもご立派な内容とは裏腹に、今回の様に執筆者に相談も無く、勝手に「自分が良い」と思ったものを無神経にゴリ押しして来る様な配慮の無さをお持ちです。
つまり、相手の立場への想像力の欠如というものを観させて頂いた時に、「あぁ、彼も "本の中だけの人格者" ね~。(ブルータス、お前もか!?(笑))」と感じたのです。
こういう方は良くおります。
特に、世間で「ご立派」と思われる様な、或いは「尊敬される」カテゴリーに入られる方に、とても多い印象です。
ちなみに私が人を視る基準というのは、その方の肩書きではなく、その「行動」にあります。
口や文字では、どんな人でも綺麗事や立派な事も表現できます。
だから私はそこでは人を判断しないのです。
これは昔からの私のスタイルですが、こういう観方が一番間違いがありません。
皆様も、その人の仰る事と行動に、もし矛盾をお感じになったら、その方の行動の方を観てみて下さい。
何故なら人間は、言葉よりも、その「行い」の方に、本当の "本音" が隠されているのです。
ちなみに私は以前に本を書かせて頂いたり、又ここでこうしてコラムを書かせて頂いたりという事を致しますが、その都度いつも自分に思う事は「そういうアナタ(自分)は、自分でちゃんと実行できているんかい!?」という事を、常に心がけて書いています。
でないと、自分が「偽善者」になってしまう。
それは詐欺と同じ行為にもなってしまうでしょう?
だから私は、自分の言う事と行動に矛盾が無いかどうかを、いつも自分で観察して気を付けます。
私の「人格者」というものに対しての判断は、そこにあります。
私はまず、「自分の足元から」という基本ができていない人は、「偽善者」だと思う人です。
それは、子供を育てる親や教師にも言える事ですね?
もしご自分が、子供や生徒に説得力が無いとしたら、子供達はちゃんとその裏にある「そういうアナタは私にそういう事を言える様な事を、自分でして来た?実践している?」という矛盾をちゃんと感じているのです。
ですので私も
「本の中だけの人格者」
「教えの中だけの人格者」
そして「コラムの中だけの人格者」(笑)
と言われない様に、日々生きて参りたいと思うのでありました。(人の振り見て、我が振り直せ!?)
✿_(_✿_)_✿
「本」と言えば、読書の秋♫
又、芸術の秋でもありますね~。
ちなみに私は今月末、お誘いを受けたので、久々にバレエの舞台を観に行こうかと思っております。
NBAバレエ団の「DRACULA(ドラキュラ) ゆうぽうとホール(五反田)
10月25日(土) 18:30~
26日(日) 15:00~
S席 10000円 A席 8000円 B席 5000円 学生席 3000円
※アメリカのミルウォーキーバレエ団の芸術監督 Michael Pink(マイケル・ピンク)が演出・振付されていて、何か面白そうです♫)
ただ、私に取りましてはバレエの舞台は、どちらかと言うと「お仕事」の分野に入るので、プライベートでは他の芸術に親しむ方が多いかも!? (^^♪