大長 伸吉(不動産投資アドバイザー)- Q&A回答「不合理な現状を変えられると思います。」 - 専門家プロファイル

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アパート前の歩道の縁石について

住宅・不動産 住宅・不動産トラブル 2013/03/30 01:48

つい最近アパートを賃貸契約し、引越しましたが、アパートの車庫前の積雪(アスファルトが見えなくなるほどの量)が溶けてから車庫前の歩道の縁石が切り下げられておらず、段差があって自家用車(軽自動車で車高が低い)の出し入れがそのままではできないことがわかりました。
 仲介業者とアパートを初めて見に行った時は、雪で歩道が見えない状態でしたが、その時には歩道がそのような状態であることは説明されず、契約時にも貸主の代理であった管理会社からの説明もありませんでした。(軽自動車であることは仲介業者と管理会社の両方に事前に伝えてあったのですが)
 管理会社に訴えても「こういう物件なので自分でスロープを用意してほしい。公道に置くのが不安なら車を使うたびにスロープも出し入れするように」という回答でした。そこで、仲介業者に現状を訴え、そこを介して(大家の連絡先を知らされていないため)、大家へ歩道の切り下げ工事をしてほしい旨を伝えましたが、「費用がかさむため工事はできない。スロープを用意するのでそれで何とかしてほしい。公道にスロープを置くことで何か問題が発生した場合は、こちらで対処する」との回答でした。
 こちらとしては、公道にものを置きたくない(それで道路通行時に他人に何かあったらと思うと不安です)、また、車を使用するたびに、重いスロープを出し入れすることは非常に難しいので、工事をしてほしいと思っています。
 そこで、 
 大家に工事をさせることは可能なのか、また、工事が無理であれば、不便なので引っ越したいが、事前に歩道について説明がなかったために起こった問題なので、今までかかったお金(仲介手数料、敷金等)を返してもらうことは可能なのかということを教えていただきたいです。

yukidaruman5さん ( 北海道 / 女性 / 32歳 )

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不動産投資アドバイザー

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不合理な現状を変えられると思います。

2013/04/22 15:15

yukidaruman5さん

こんにちは、大長です。

「賃貸物件で借りている駐車場に自家用車が止められない。」ということにたいして、仲介業者さんの対応は、賃借人に対して、丁寧ではありませんね。

契約当時に雪が積もっていた為使用できたが、雪が解けた為に使用できなくなった事に対して、賃貸人(所有者など)に何らかの対応をとってもらうべきだと思います。

賃貸借契約書の内容にもよりますが、仲介業者からスロープを置くことの提案があるということは、車が置けないことについて業者も認めているのでしょうが、その対応がスロープ(どのようなものか不確定ですが)では、賃借人に不便を強いるだけであり、かつ公道に物を置くことになるのは賃貸物件としても、安心して賃借人が生活できる環境ではないと思います。

・駐車できない
・スロープでの対応
・賃貸借契約の確認
・退去も希望している
などについては、契約書の文言や口頭内容など具体的に確認をしていければ、何からの現況打破が出来る可能性が高いと思います。
その他の諸費用についても、現状よりも良い結果が出る可能性があります。
これらについて、お近くの宅建協会(札幌にも支部があります)または法律家さん(地域の法律事務所や法テラスなど)に契約書や現地の写真を準備して、具体的に相談をしてみてください。

補足

また上記の連絡先がわからない場合は、私宛に連絡をしてもらえれば、御相談にのります。

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