池見 浩(消費者教育コンサルタント)- コラム「新しい洗濯ラベル絵表示の「知っておくべき!」注意ポイント」 - 専門家プロファイル

池見 浩
消費生活の専門家が、消費者教育の実践と消費者力UPをサポート!

池見 浩

イケミ ヒロシ
( 東京都 / 消費者教育コンサルタント )
消費者考動研究所 代表 /消費生活アドバイザー
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新しい洗濯ラベル絵表示の「知っておくべき!」注意ポイント

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消費者力をUPする!暮らしのお役立ちワンポイント 衣生活のお役立ち情報 2016-11-18 21:40

こんにちは。消費者考動研究所代表 消費者教育コンサルタント/消費生活アドバイザーの池見です。


皆さんは、服や繊維製品などに付いている洗濯ラベルが、12月1日の出荷分より約40年ぶりに大きく変わるのをご存知ですか?あの洗濯機マークや乾燥機マークがなくなるのです!!

その理由は、衣料品の製造・流通がグローバル化した今、国内だけで通用している現在の22種類のマークが時代のニーズに合わなくなったためです。
そこで、国際標準化規格のISOの表示に近い41種類のマークへ変更することになり、絵表示の事を取り決めている家庭用品品質法が改正され、12月1日より施行されることになりました。併せてJIS規格も変更されました。

新しい絵表示の概要は、次の図のようになります


*出典 消費者庁:新しい!衣類の「取扱い表示」リーフレットより


ここが最大の注意ポイント!上限表示への変更

新しい絵表示で、私たち消費者が最も注意しなければいけない最大の変更点は、表示どおりに扱わないと取り返しのつかないトラブルになる可能性を示す上限表示になったことです。

例えば、従来の「洗濯機マーク・40℃・弱」の意味は、「洗濯機での洗濯が可能で・液温40℃を限度に・弱水流で洗うのが良い」でした。
これに対して、今回の新表示の「家庭洗濯マーク40℃・弱」の場合は、「家庭の洗濯機でも洗える・液温は40度以下で・普通よりも弱い力で洗わないと洗濯トラブルになる」という、少し厳しい意味合いになります。
アイロンの「・・・」も、200℃より高い温度でかけると損傷する、という意味です。

今後は、「だいたいこの位の程度でいいかな」はNGになります。しっかりと衣類一つ一つの絵表示を確認し、きちんと取り扱うようにしましょう。


見落としがちだが役に立つ!クリーニング店向けの絵表示

皆さんは、クリーニング屋さんに衣類を出す時、洗濯絵表示を確認していますか?

クリーニング店の店頭では、「ワンランク上の加工」として水洗い加工をPRしているのをよく見かけます。
しかし、ウェットクリーニング不可の衣類はたくさんありますので、おすすめに惹かれて頼むと後でトラブルになりかねません!

今回の改正では、ドライクリーニングの処理方法もより明確に表示されることになりました。
そこで、大切な服をクリーニングに出す時は、お任せにせず、店員さんに洗濯絵表示を見せて、「この服はこういう取り扱い表示になっています。注意して洗ってくださいね」とぜひ打ち合わせしましょう。それがクリーニングトラブルを防ぐ対策にもなります。


世の中には、全く洗えない衣類もある!「×」マークに注意!

おしゃれ着などの中には、そもそも洗濯自体が非常に難しい素材・加工が使われている服もあります。
こうした服の場合、洗濯ラベルのマークに「×」が付いている場合が多々あります。中には、プロのクリーニング店でも洗えない服がありますので、服を買う時には、必ず洗濯ラベルで取扱い方法を確認してから買うようにすると良いでしょう。

12月1日以降、少しずつ売り場に新しい絵表示の付いた衣類が増えてきます。
しばらくは覚えきれないかもしれません。慣れるまでの間、洗濯機の近くに記号一覧を貼っておくと便利かもしれませんね!

おすすめ一覧表はこちら
消費者庁 新しい洗濯表示 記号一覧

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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