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「心からのサービス」
従業員同士がすぐれた顧客サービスに対して組織を超えてお互いに感銘を与え合う。これには、常に従業員が良識に基づいて行動することが大切である。従業員が顧客にへつらうようなことはけしてする必要はない。どんな事態が発生しようとも、賢明な判断を下し、正しい選択をすることができると信頼されなければならない。
これは、職場や会社だけではなく、常にすべての人(家族・友人・同僚・顧客)に期待以上のものを与えることを習慣にしていく。真心から生まれるサービスは、人の心をつなぎ、人生に意味をもたらし、人間性を高めてくれるものである。そこにこそ幸せがあるのである。
人は、何かを得ることによって生活しているが、人生は与えることによって豊かになるものである。サービスとは、顧客の心を読み、その要求に応じ、心配りすることである。サービスに必要なのは技術的な要素よりも精神的な要素である。つまり、心からのサービス・自己の利益を超えたサービスほどすばらしいものはない。
自信にあふれ、誠実で信頼の厚い従業員の心からほとばしり出るサービスを受けられる顧客ほど幸せなひとはいない。まず自分に、毎日「さあ!今日は誰にどんなサービスをしようか?」と問いかけ、それをただただ実践すればいいのである。実際にサービスをする段階でもう一度、「これで十分」は十分ではないことを確認しなければならない。
掲載続く