荒川 雄一
アラカワ ユウイチ「日本の出生数100万5656人に!」
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こんにちは!
さて、厚生労働省の2015年の人口動態統計によると、
昨年の出生数が100万5656人となったことがわかりました。
人口減少が続く中、
「昨年は、ついに、100万人割れか!?」と心配していましたが、
5年ぶりに出生数は増加に転じました。
主要因としては、25-29歳の出生率が上昇したとともに、
30-34歳が前年からの伸び率が最大だったことが挙げられます。
また、第2次ベビーブーム(団塊ジュニア)世代である
40-44歳の出生数が前年比6%上昇したことも、
プラス要因だったようです。
出生率は、1.46となり、前年を0.4ポイント上回り、
2年ぶりに上昇しました。
とはいえ、安倍政権が目標としている
“1.8”の実現には遠く及ばず、
達成も困難ではないかとみられています。
というのも、今後日本は人口が減少し、
それに伴い出産可能な女性の数も減っていくからです。
出生率の減少には、とりあえず歯止めがかかったものの、
人口を維持するためには、“出生率2.07”が必要です。
無理な数値目標を掲げることよりも、
まずは時間をかけてでも、
「子供を産みやすく、育てやすい社会」
を作る取り組みが最優先課題と言えるでしょう。
昔のように、街で赤ちゃんや小さいお子さんの笑い声が、
たくさん聞くことができる社会にしたいものです。
それでは、今週末も世界が平和で穏やかでありますように!
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