阿部 マリ(行政書士・家族相談士)- コラム「監護者指定等」 - 専門家プロファイル

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( 神奈川県 / 行政書士・家族相談士 )
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判例情報 - 監護者指定等 のコラム一覧

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面会交流不履行で父親に親権者変更(福岡家裁)

面会交流が履行されないことを原因として、母親から父親へ親権者変更が認められた判例が福岡家裁ででました。親監分離です。 母親への忠誠葛藤で、子どもが父親との面会を嫌がるようになったケースです。 多くの子どもらが紛争に巻き込まれてこのような状態になっています。 PASなど主張しても、これまではあまり考慮してもらえませんでした。 この判例では、面会を実施できない主な原因は母親にあ...(続きを読む)

2015/04/21 14:00

子の祖母が監護者に指定された判例

父母が子の福祉に著しく反する結果をもたらしている場合、親族に限ってであるが、子の祖母からの監護者指定の申立てを認めた判例を2つ紹介します。 (1)金沢家裁七尾支部平成17年3月11日審判(家月57巻9号47頁) 子の父母は、親権者として責任ある養育態度や監護に関する意欲がない一方、祖母は子と同居して子を適切に監護しており、子も祖母に対して自然な愛情を感じていることで、祖母が子の監護者として指定...(続きを読む)

2014/06/05 11:21

親権:具体化しない離婚

妻がオンラインゲームにはまり→うつ病→家事どころか日常生活もおろそかになり→夫婦関係が悪化して→離婚を考えるまでになるが→妻は誰にも邪魔されずにオンラインゲームをやりたいだけなので離婚後の具体的生活像が描けず→離婚が具体化しない、このようなケースは増加傾向にあります。 離婚、離婚といいながら相手を非難して争っても、同居を続けていては調停も夫婦喧嘩の延長でしかありません。 離婚を説得する機会を得...(続きを読む)

2013/07/13 11:00

親権:柔軟性や理解力を欠く親

親権が争点となっている事案では、双方が頑なになり柔軟性を欠いてしまうことがあります。当然、相手方や裁判所に対するパフォーマンスもあるとは思いますが、以下の事例のように、子の調査によって当事者の精神状態を悪化させ、ひいては子にその影響が及ぶ可能性があるなどの事情があり、子の福祉上の問題に緊急性がない場合には、子の調査を行わないこともあるのです。 男の離婚相談/阿部マリ 家裁月報64-10-85...(続きを読む)

2013/06/29 11:00

親権:別居後自宅の鍵を替えられて不安になった子ども

別居後に、自宅に残った配偶者が鍵を付け替えることは非常に多いものです。 不在中に一方配偶者が入った形跡があることに恐怖心を感じるようになり、次第にその恐怖感は増していき、常に緊張状態となり、精神的に耐えらずに鍵を付け替えるのです。 夫婦の信頼関係があるときは問題にならないことでも、一方又は双方が離婚を希望している状況で信頼関係などあるはずもなく、鍵を付け替えるのも致し方ないと思います。 しか...(続きを読む)

2013/06/15 11:00

親権:子の深刻な状況に気づかない親

やるせない気持ちになる事例です。 調査官の家庭訪問の際に、わずか9歳の長女は調査官を自室に入れて、鍵を掛けた上で、「これまで、夫及び妻から体罰を受けてきたこと、現状はとても辛いこと」を具体的な出来事も交えながら話しました。 しかし、夫と妻は、子の調査結果を聞いても、これを相手を非難する材料としか扱わず、調査報告書に記載されたお互いの陳述内容を非難することに終始し、長女の心情や問題を省みることは...(続きを読む)

2013/06/01 11:00

親権:兄弟分離

妻が長女を、夫が長男をそれぞれ監護している状態で、長男の親権が争点となっている事案です。 客観的にみれば、離婚を考えている夫婦の思いと、子どもの思いは、全く違うのだけれど、当事者は気づかないことが多いのです。 長女は、「仲の良かった長男と会う機会を増やして欲しいこと、長男は夫だけでなく妻のことも慕っていることを理解して欲しい」と述べ、長男は、「妻、妻の父、長女と定期的に交流したいこと、また...(続きを読む)

2013/05/27 10:48

母の影響を強く受けた小5男児

小学生の子どもは特に親の影響を受けやすいといわれています。 相談の中でも、非監護親を嫌う発言をしたり面会を拒否したりする、引き離しを受けた子どもは小学生が多いのです。 この場合、以下の報告書でもそうですが、非監護親を嫌う理由が特段嫌う理由にはなりえないような事を挙げるケースが多いように思います。 男の離婚相談/阿部マリ 家裁月報63-12-125 大阪家裁の研究「離婚調停事件に...(続きを読む)

2012/06/18 16:19

生活保護で母子生活支援施設の母親の申立てを却下

大阪高決平20.9.1 母親が、三女出産に当たって、4歳(当時3歳)の長女及び二女(双子)を父親の実家に預け、三女出産後まもなく三女を連れて家出し、翌月、福祉施設に入所し、離婚調停を申し立て、かつ長女及び二女の引渡しを求めた事案である。 抗告審は、 「抗告人(母親)は、現在、母子生活支援施設に入所しているものであり、最近になって、飲食店のアルバイトとして、週に4日、1日に3、4時間...(続きを読む)

2011/11/17 16:36

養育環境に不安

監護態勢は、監護者の決定について多きな要素となります。 子育てをする上で当然に必要なことですが、 監護者の決定においても、将来を見通した具体的で現実的な監護養育プランが必要なのです。 広島高決平19.1.22(家月59-8-39) 父親が母親に対して暴力を加えたために、母親が3歳と2歳の未成年者を残して別居し、 その後、未成年者らの引渡しを求めた事案であるところ、 抗告審は、...(続きを読む)

2011/11/14 15:47

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