納谷 新
ナヤ アラタコラム一覧
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中庭の話1
中に入って行きたいと思います。 2つの中庭の大きい方には、玄関・ダイニング・リビング・フリースペースが接しています。 一方小さい方には、キッチン・洗面所・浴室が接しています。 家の中のパブリック的な場所とプライバシーの強い場所になんとなく分かれています。 またこの住宅は中庭を囲ってスパイラル状に部屋が展開していきます。 つまり家全体にまんべんなく光が行き渡るのです。(続きを読む)
上棟?
上棟をとばして、一気に竣工です。いつもすみません。 前のコラムで書いたように、この住宅には2つの中庭があります。「下丸子の平屋」とも少し似ているのですが、大小2つの中庭を用意しました。その中庭に向かって部屋の開口が用意されているのです。 外観では中庭どころか、窓もほとんど見えません。 駐車場から大きい方の中庭が少しだけ覗けます。(続きを読む)
レベル差と階段
この家には階段以外にもいろいろなレベル差があります。 リビングとダイニングのレベルが違ったりするのですが、そうする事で家の中に少し変化がおこります。例えばダイニングからリビングに移動したときに、天井高が変わったりすることで開放感が生まれたりします。 階段も壁からの跳ね出しとなっており、光が地下まで届くようになっています。(続きを読む)
サッシュと壁の間
サッシュと壁の間(つまりテラス)に入るとこんな感じです。 ちがう建物の間に立っている感じですね。 正面の開口に、隣のビルの壁に生えているツタが絵のように切り取られて見えます。何でもない風景が絵や写真のように切り取られます。(続きを読む)
いろいろな開口。
開口にはガラスの入ったいわゆる窓と、ガラスの入っていない開口とあります。 この住宅ではその2種類の開口を使いわけています。 いわゆる窓は吐き出しのサッシュで、テラスの前には手摺の代わりに穴の開いた壁が用意されているのです。こうする事で開放感はあるけれども、プライバシーの守られた部屋が確保されます。 場所がら建物や人が密集しているために、このような事を考えました。(続きを読む)
開口の開け方などの話
この住宅は窓がランダムに開いているように見えますが、景色をきれいに見せながらプライバシーを守るとか、隣の家の庭の木を借景としていただくようにとか、いろいろ考えて開けています。 床材はパイン材の浮造りに白い塗装をしたもので、その雰囲気にあったソファーということでArflexのMARENCO(ロゴスタンプ入り麻カバー)を用意しました。(続きを読む)
中間領域の話2
内部からの中間領域をお見せします。 左の写真で少しだけ左側に見える部分が中間領域です。 右の写真はお母さんの部屋の和室から見たところです。前回も説明しましたが、こういう部分を挟み込むことで家族間にも適度な距離ができる訳です。庭を挟んで向こう側に見えるのは台所です。 中間領域の開口からも景色が見えていますね。(続きを読む)
中間領域の話
センター北の住宅には中間領域を二つ用意しました。 中間領域とは外部とも内部とも呼べないような場所です。こういう場所を用意することでパブリックとプライバシーの緩衝地帯ができるのです。ダイレクトにパブリックと繋げるのではなく、緩やかに繋がればと思っております。 家族間でもこのような場所を挟み込むことで、適度な距離感が生まれます。 家の中に庭がある感じです。(続きを読む)
完成しました!
ちょっとブログを休んでる間に、センター北の住宅は完成しました。 新しい駅もできて、最寄りの駅もセンター北から北山田になりました。 白い部分が既存の2×4住宅で、黒い部分が今回増築した部分です。 道路側(公園側)からの写真とアプローチ側からの写真です。(続きを読む)
明けましておめでとうございます。
おかげさまで2008年をもちまして、納谷建築設計事務所は15周年を迎えることができました。 今年はもう少しブログをがんばろうと思います。今後とも宜しくお願い致します。(続きを読む)
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