「Why」を突き詰めると、家の本当の役割が見えてきます
納谷 新
ナヤ アラタ
(
建築家
)
納谷建築設計事務所
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開口の話
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高松の住宅
2006-11-10 17:14
とは言うものの竣工するということは、とても喜ばしいものです。では、出来てしまった(「しまった」はないですが・・)建物の解説を何回かに分けて、レポートをしたいと思います。
この住宅は窓などの開口がとても多いです。「など」と書きましたが、いわゆるガラスの入った窓だけではないのです。
例えば部屋からテラスへの開口は吐き出しのサッシュですが、手すりを含めた壁には大きさ、高さの違う開口がランダムに開いているのです。これが外観では他のガラスの入った窓と並んで同じような開口となって見えます。
地方でしかも周りは自然に囲まれている環境だったので、建物4面に開口を開けることで、どの部屋からも自然を享受できるような住宅としました。