田中 勲(住宅Gメン)- コラム「諸費用280万円を約50万円にするテクニック」 - 専門家プロファイル

田中 勲
『住宅ローン』『住宅診断』『非破壊検査』など不動産の専門家

田中 勲

タナカ イサオ
( 東京都 / 住宅Gメン )
仲介手数料無料ゼロシステムズ 代表取締役
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諸費用280万円を約50万円にするテクニック

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2015-04-18 17:50
◆工夫次第で諸費用は大幅に安くなる!
仲介手数料無料ゼロシステムズを利用して不動産を購入する時にかかる諸費用を安くするテクニックを解説いたします。

仲介手数料無料ゼロシステムズを利用する事で、数十万~数百万円の諸費用を節約できます。

◆一般的な諸費用は約280万円も!?
不動産を購入する時には、物件の価格以外に様々な諸経費がかかります。
一般的には、物件価格の約1割程度の諸費用がかかると言われています。
しかし、多くの買主は、不動産会社の営業マンに言われたままの諸費用を支払っているのが現実です。

【一般的な諸費用例】
例:住宅ローンを利用して3000万円の新築建売住宅を購入

1.登記費用
※所有権移転、保存、設定登記費用(登録免許税含む)
・・・・約30万円程度(評価額の高いエリアでは高額になります)

2.表示登記費用(表題登記費用)
※新築した際に、最初に行う登記
・・・・約10万円程度

3.固定資産税や都市計画税の精算金
※買主と売主で不公平の無い様に引渡し日をもって精算します。
・・・・約5万円程度(引渡し日によって大きく異なります)

4.売買契約書に貼付する為の収入印紙
※契約金額により異なります
・・・・10,000円

5.仲介手数料
※不動産会社へ支払う報酬
計算式:物件価格×3%+6万円×消費税8%
・・・・1,036,800円

6.ローン取扱い事務手数料
※不動産会社へ支払うローン手数料
一般的に5万円~10万円程度請求されます。
・・・・約10万円

7.保証料
※住宅ローン取扱金融機関指定の保証会社に支払う費用
※金融機関により算出方法は異なりますが借入金額×2.16%程度
・・・・約64.8万円位(3000万円の借入の場合)

8.火災保険料
※住宅ローン借入期間分を一括で加入して支払うものが一般的です。
・・・・約50万円位(保険金額1500万円、期間35年分一括払)

9.ローン事務手数料
※金融機関が融資実行時に差し引く事務手数料です。
・・・・32,400円(多くの銀行はこの金額です)

10.収入印紙代
※借入金額や共有名義などの場合、印紙代は異なります。
・・・・約20,000円(3000万円を借りた場合の例)

※物件の種類、契約価格、借入価格、金融機関により異なりますが銀行の住宅ローンを利用して3000万円の新築建売住宅をご購入した場合、上記1.~10.の諸費用が必要になります。

諸費用の合計は・・・・
約280万円もかかります!

冒頭で述べたように物件価格の約1割程度の諸費用という事になります。

◆諸費用約280万円を約50万円にできる

前記の諸費用項目のうちで削減できる項目は以下の通りです。

5.仲介手数料
※最大で無料にする事ができます
※買主からの仲介手数料を取らないゼロシステムズを利用する事により
大幅に諸費用を圧縮できます。
・・・・
1,036,800円0円!

6.ローン取扱事務手数料
※仲介手数料無料と謳っていてもローン取扱事務手数料を請求する会社が多いので要注意です。
ゼロシステムズでは、ローン取扱事務手数料も頂きませんのでご安心下さい。
・・・・
約100,000円0円!

7.保証料

※借入金利に0.2%程度上乗せすると当初支払う保証料を0円にする事が出来ます)
※但し保証料一括払いした方が総返済額は安くなります。
※手元に自己資金を温存したい場合は有効です。
・・・・
約64.8万円0円!

8.火災保険料

※複数の損保会社の見積を比べて吟味すれば大幅ダウン可能
※一括支払いでなく年払いも可能。
※不動産会社が勧める火災保険は高い場合があるので要注意
・・・・
約50万円約1万円程度(年払いの場合)

上記の5~8の
削減合計は・・・・約227万円!

・一般的な諸費用約280万円
・削減額約227万円
・削減後の諸費用合計約53万円

約280万円が大幅ダウンの約53万円になれば資金計画も大きく変わります。

ゼロシステムズでは、単に仲介手数料無料なだけでなく、値下交渉、諸費用圧縮、本格的な建物診断も無料で実施いたします。

◆諸費用圧縮と値下交渉の相乗効果
前記のように諸費用を約227万円安くして、もし約80万円の値下交渉に成功したら総額300万円も安くなることになります。
単純に安くなるだけでなく、住宅ローンをご利用する場合は、少しでも借入金額が少ない方が、総支払額が少なくなります。
金利負担を考えると諸費用圧縮効果は、大きいのです。
但し、上記7.保証料と上記8.火災保険料の2つの項目の諸費用については、当初一括で支払った方が総返済額は少なくなりますので自己資金に余裕がある場合は、一括で支払った方が良いと言えます。

◆営業マンの言う事は参考程度に聞く
不動産会社の営業マンは、少しでも多く売上(利益)に繋げようと考えます。
不動産会社の営業マンの言う事は参考程度に聞く事が、不動産購入で損をしないコツかもしれません。
仲介手数料、ローン取扱事務手数料、火災保険料については、皆様一人ひとりが賢い消費者になり営業マンの言うなりの諸費用を支払うのではなく正しい情報で得た知識で良く吟味する事が大切だと思います。








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