学資保険を迷っています

しょうままさんへ
おはようございます。ファイナンシャルプランナーの上津原と申します。

どの保険会社が良いかどうかというのは、安全性も考慮しながらも、結局のところお気持ち次第のところがあるようです。

株式会社になったかんぽ生命(株式会社になる前の簡保契約は除く)も、アフラックやソニー生命と同様、生命保険契約者保護機構に入っています。
破たんした場合、保険会社が積み立てているお金(責任準備金)の最大90%が保障されることになります。ただ、予定利率が変わるなどすると、実際に戻ってくるお金は本来戻ってくるべきお金の90%とまではいかないかもしれません。

そこのところがご心配な場合、医療保険と貯蓄性のある保険とは分けたほうがよいでしょう。貯蓄性のある保険の保険料の支払いが苦しくなっても、医療保険だけを続けることができます。また、保険会社が破たんした時のリスク分散にもなります。

保険の加入の判断は、保険だけでなく、今の経済状況(貯蓄状況や住宅ローンなどの借入の状況)もポイントになってきます。
気になることがございましたらお聞かせください。

はじめまして、しょうままさん。
''FP事務所 マネースミス''の吉野裕一です。


昔はお子様が生まれたら学資保険で準備するのが当たり前でした。

しかし、それは金利も高く他に良い金融商品が無かったという背景もあると思います。

ですが現在のような低金利時代に学資保険に加入する意味があるのでしょうか?

学資保険は親御さんが契約者になり、親御さんに何かあれば保険料の払い込み免除や特約で育英年金が付くものですね。

しかし親御さんの生命保険が適切なものであれば、この保障は必要ないものではないでしょうか。

またお子様の医療保障についても不安に思われているようですが、お子様の医療費は一定の年齢までは無料になっていますね。
あえて医療保険に加入しておく必要はあるのでしょうか。

利回りの良い学資保険で満期までに受け取る金額が保険料払い込み総額より10%多いものがあったとしても他の商品で1%の利回りの金融商品で運用した場合でも18年間の積立で10%程度は増やせます。

あまり保険にこだわるらず、金利の良い商品などで運用される方が良いのではないでしょうか。
また現在は低金利ですが金利が上昇した場合には、保険で準備されている利回りはずっと同じですが、金利が変動する商品ですと金利上昇によってメリともありますね。


保険会社の破綻の危険については、各保険会社のソルベンシー・マージン比率というものを参考にされたり企業の財務諸表を確認する方法があります。

ただ日本で運営されている保険会社は生命保険契約者保護機構というものに強制加入しています。

これは万が一の破綻の場合に、保険契約者の保護を計るものです。

しょうまま様へ

はじめまして、FP事務所アクトの山中と申します。
今回、しょうまま様からのご質問につき、お応えさせていただきます。
下記をご参考にされてはいかがでしょうか。

(ご参考)

1.ソニー生命又はアフラック生命への学資保険加入につきましては、
商品内容がは異なりますが、最終的な利回りを考慮してアフラック生命が多少良いと考えます。

2.又、保険会社の破綻につきましては、
生命保険契約者保護機構(約款等にも記載)をもとに契約内容が保護されていると思いますが、昨今のリーマンショックで親会社がグラつき、身売り情報が出た会社でも現状しっかりと営業されています。つまり、そう簡単に破綻をしないのではないでしょうか。

以上

しょうまま 様

ご質問をいただきまして、ありがとうございます。
保険実務に強いBYSプランニングの釜口です。
よろしくお願いいたします。

ソニー生命とアフラックがありますが、医療保険が付いていないので、満期金額は払込金額以上です。ですが、もし万が一破綻した時のことを考えると不安です。破綻しても払込金額は戻ってくるのでしょうか?
⇒保険会社が破綻しても保険金額や解約返戻金の保証はありません。
保険会社が破綻した場合に保険金額がどうなるのかは過去の私コラムをご参照下さい。
http://profile.allabout.co.jp/pf/bys-planning/column/detail/38688

ソニー生命かアフラックにした場合、医療保険は別に入ろうと思っています。
どちらの学資保険に入ったほうがいいでしょうか?
⇒医療保険はなぜ必要ですか?
ご主人のご年収によりますが、ある一定の年齢(市区町村により違う)までは「乳幼児医療制度」がありますので、医療費はほとんどかかりません。
どうしても医療保障が必要でしたら、こくみん共済や府民共済で十分です。

学資資金=貯蓄ですから、保険に拘る必要はありません。
なぜなら、保険で貯蓄されるお金は、上記で書かせていただいたように公的な保証はありません。

しょうまま様のお考えもあるかと思いますが、
貯蓄と保険は切り離して考えられた方が賢明だと思います。

ご不明な点などがございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
http://www.bys-planning.com/