対象:お金と資産の運用
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はじめまして。積極的資産運用を始めて半年経ちます。
それまでは円の満期特約付定期預金(満期まで解約出来ないタイプ)を1000万円ほど貯金していましたが、流動性が無く金利も現在の定期預金と変わらなくなって来たので半年前からの運用は外貨や投資信託でやっています。
現在は外貨の米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドルに各1万円づつ積み立てしています。残高は合計30万円程度です。
投資信託は以前に円で積立定期していた300万円を国内株式に80万円、国際株式に95万円(このうち新興国に50万円)、国際債券に95万円、REITに30万円を半年前に一括購入しました。こちらの運用益は5〜6%位で推移しています。
その他に流動性のある定期預金が150万円、普通預金に50万円ほどありますが、こちらの方はイザという時の為に運用はしません。
特約付定期預金はあと3年〜5年先の満期なので少し早まったかなと思っていますが、それまで動かせないのでこちらの方は満期まで置いておくつもりです。
今後も月々は外貨の積み立てを主に、まとまったお金が入れば投資信託に回そうと考えていますが、このままの運用でいいのかどうかアドバイスを頂けたらと思っています。
たなちゅうさん ( 広島県 / 男性 / 33歳 )
回答:4件
ライフプラン作成により、運用目的を明確にしましょう
たなちゅうさん、ご質問ありがとうございます。
ファイナンシャル・プランナーの大間です。
資産運用についてのご質問ですが、
「分散」という部分では
分散はある程度できていると思います。
しかし、
運用中・運用後の資金使用目的が
頂いた文章では見えないので
ライフプランに合った運用かどうかはわかりません。
まだ長期のライフプランを作成していないようであれば
この機会に作成することをオススメします。
そして、
そのプランと現在の運用状況・運用商品との比較を行い、
このままで良いかどうかの判断を行ってください。
ライフプランがあると金融商品もその目的達成のための
より具体的な金融商品選択を行うことができます。
例えば、流動性のある商品でもより運用の良い商品選択が可能になります。
また、外貨の積立は外貨建MMFが為替手数料も安く、
流動性も比較的高いのでオススメです。
毎月の収入・支出も含め、全体のお金の流れを定期的に確認し、
今後の夢・目標に向けて運用を続けてください。
評価・お礼
たなちゅうさん
大間さま
早速のアドバイスありがとうございます。
運用中・運用後の資金使用目的ですが、まだ私自身のライフプランが立てられないので(独身なので将来結婚するかもしれないし、このまま独身かもしれません)とりあえず長期で運用出来るお金を投資信託や外貨預金に、すぐ必要になるかもしれないお金を流動性預金にしています。
現時点では結婚の予定は無いので長期運用のものは老後の資金にでもと思っています。目標は「夢はでっかく1億円!!」といいたい所ですが現実はそう甘くはないでしょうね・・・夢に一歩でも近付けるように頑張っていきたいと思います。ありがとうございました。
回答専門家
- 大間 武
- (千葉県 / ファイナンシャルプランナー)
- 株式会社くらしと家計のサポートセンター 代表取締役
お金にも“心”がある。送り出す気持ちで賢く上手な家計管理を
法人、個人の形態を問わず、クライアント(お客様)のパートナーとして共に次のステージを目指し、クライアント(お客様)の質的成長にコミットします。
リスクにさらしている金額はいくらですか?
たなちゅう 様
バームスコーポレーションの杉山と申します。
為替部分ですが30万円というのは、保証金の額の合計額ですか?それともリスクにさらしている金額ですか?オプションなどレバレッジが効いた取引をするときに考えるのは後者(リスクにさらしている額)です。運用関係の資料などを見ているとエクスポージャー(exposure)という言葉を見るかもしれませんが、これはリスクにさらしている量という意味です。
30万円で10倍のレバレッジがかかっているのなら、300万円分のリスクを引き受けている(ポジションを持っている)ということです。ポートフォリオを考えるとき、各資産クラスへの比率はこのエクスポージャーで測ります。
株式・債券部分のポートフォリオは、新興国の割合が少し多い気がしますが、たなちゅう様の考えの範疇であれば構いません。
私は、日本で生活する以上、海外投資は必要最低限でよいと思っています。国内投資を超えるあるいは補完する魅力が見つけられたとき、新興国を含めた海外投資を考えれば良いと思っています。
日本で生活するということは、日本のインフレ・経済状態だけを考えていれば、本当のところはOK。でも現在では、グローバライゼーションが進行しているので、日本だけを考えることもできないので、海外投資も必要になるという結論だと思います。
経済や市場をみるときは世界の視点から、自分の資産運用はローカルな(自分の)視点からという姿勢が良いと思います。
評価・お礼
たなちゅうさん
杉山さま
早速のアドバイスありがとうございます。
保証金のお話をされていますが、私の外貨運用は普通の外貨預金ですのでFXではありません。(FXは意味がイマイチ理解出来ないので手を出してません)
なので残高30万円は外貨建ての円換算額です。
投資信託については積極的運用資金と思ったので(消極的運用資金は特約付き定期預金でたっぷりしていますので・・・)少し新興国に多めに配分しました。もちろんBRICsで分散しています。
「日本のインフレ・経済状態だけを考えていればいい」との事ですが、それでは貯蓄は増えないのでやはりある程度は海外も含めて積極的に運用したいと思っています。
貴重なご意見ありがとうございました。
回答専門家
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山中 伸枝
ファイナンシャルプランナー
-
外貨の運用を工夫されたら
たなちゅうさま
こんにちは、ファイナンシャルプランナーの山中伸枝です。
現在投資信託で運用されている300万円は、若干振興国への割合が多いかなと思いますが、積極的にいきたいということであれば良いと思います。
工夫の余地があるとすれば外貨ではないかと思います。積み立てで5つの通貨に分散投資されているとのことですが、できれば積み立ててはなく為替の動きをみながら運用されるほうが効率はよいでしょう。現在は他通貨全般に対して円安傾向ですから、少し追加は待とうとか・・・そういう判断ができる商品であれば検討してみてください。
積み立てで時間を分散させるということも事実なのですが、商品によっては売買のタイミングを自分で調整するほうがよいものもあります。
特約付き定期預金は確かに自由度が少ないですね。金融機関にお任せして楽チン=その分コストがかかっている、ことがお分かりになってよかったかも知れませんね。
その他定期預金の150万円ですが、個人向け国債も検討してみてください。来年4月以降は解約ペナルティに関するルールが代わることになりますます使いやすくなっています。金利も最近のものは5年もの、10年ものとも1%を超えてきました。イザという時のためであり使う可能性が低ければ、5年ものを50万円、10年ものを100万円としてもよいのではないでしょうか?個人向け国債 http://www.mof.go.jp/jouhou/kokusai/kojinmuke/index.html
今後も「自分主体で運用する」というスタンスでいかれれば成功されると思いますよ。もちろんプロのアドバイスは参考にされることをオススメします。頑張って下さい。
評価・お礼
たなちゅうさん
山中さま
こんにちは。度々のアドバイスありがとうございます。
外貨の運用はもちろんソニーバンクでやっています。FXの知識がまだあまり無く手が出せないので、普通の外貨預金でコストの低い銀行を探していて見つけました。ネットで24時間取引出来るのも魅力だったので(^^)v
証券会社は敷居が高い気がして(現に以前株を買おうかなとお店に行くと「素人が何しに来たの?」みたいな感じで軽くあしらわれました・・・)無知な人間が行くところではないと感じたのでそれからは行ってません。でも資産を増やすにはそうも言ってられませんね。今後は外貨MMFやFXも視野に入れて検討してみます。
個人向け国債は中途解約の際も元本割れのリスクがなくなるんですね!それなら定期預金より有利になるので早速資金移動しようかと思います。
毎月の積み立てはとりあえず様子見で行こうかと思います。(円高になるまで、また元本が大きくなるまで円の積み立てに回そうと思います)タイミングが大事だと教えて頂きふっと我に帰った感じです(^^;)
山中さまのコラムを拝見させて頂きました。とても分かりやすい内容でした。私もアンダー40世代なので今後もぜひ参考にさせて頂こうと思っています。これからもより良いコラムを期待しています。ちょうどFXについてのコラムに入られているみたいなのでまた分かりやすく教えてくださいね!
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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資産配分の見直しをお勧めします
たなちゆう様初めまして。CFP®の吉野充巨です。運用についてのアドバイスです。
資産運用の成果の80%は資産配分で決まると言われています。その観点からアドバイス申し上げます。
資産総額に占める比率は国内の現預金、78.4%、国内株式5.2%、REIT、2.0%、外貨預金(MMF?)2.0%、外国株式6.2%と極めて現預金に偏っています。
特約付き定期預金の1000万円の定期預金を外した場合は、現預金37.7%、国内債券0%、日本株式15.1%、REIT5.7%、外貨預金5.7%、外国債券17.9%、外国株式17.9%です。
ここでの課題は、a.日本債券が0円であることと、b.外貨投資を積立でされている2点です。
a.日本債券は現在の時点では低金利ですが、将来の金利変動リスクへの備えと、国内外債券・株式のバランスからも、組み入れの検討をお勧めします。
b.の外貨投資は、為替変動リスクなどリスクの高さと、為替手数料とののコストの高さに対して、リターンが低く、私はせめてMMF、出来れば先進国の国債かインデックスファンドをお勧めしています。積立の外貨投資対象がMMFでしたら、申し訳ございません。また、毎月積立を外貨に集中されることも、将来積み上がった際には為替リスクが大きくなりますので、ご注意下さい。
宜しければ毎月積立は、国内外の債券・株式のインデックスファンド4本の積立にされては如何でしょう。私のホームページに、資産配分シリーズとして、考え方や配分検討表・期待収益率を掲載していますのでご参照下さい。
http://www.officemyfp.com/assetclass-1.html
たなちゅうさん
Re:外貨の運用を工夫されたら
2007/06/15 22:33山中さま
こんばんは。早速アドバイスありがとうございます。
最近の円安傾向は私も気になっていました。円安の時には無理に外貨運用しないほうがいいみたいですね。ドルコスト平均法のことばかり考えて毎月一定額を外貨に換えるのが最善かと思ってました。円普通預金から毎回外貨預金にしているので融通は利きますので今後は為替の動きを見ながら判断しようと思います。
特約付き定期預金は現時点ではどうにもならないですね。(高い勉強代だなぁ・・・時間的に)満期まで眠ってもらって、その間は運用の勉強をする時間だと割り切ります。
流動性定期預金を国債にとのアドバイスでしたが、国債はリターンが少ない割に(最近は1%くらいまで上がってるんですね)短期で中途解約をすると元本割れするので運用しませんでした。(投信の国内債券も同様の理由です)とりあえずは使わないのですが、少しはすぐ使えるお金を持っておかないと不安なので定期預金に置いています。
ところで毎月外貨に回していた貯蓄は円高になるまではどう運用したらよいでしょうか?円の積立定期は金利もアテになりませんし・・・コツコツ貯蓄で他には思い当たらないので何か良い方法がありましたらアドバイス頂けたらと思っています。
P.S 山中さまのアドバイスは私の思っている的を得ていてとても参考になります。今後も頑張っていこうって気になりました。
たなちゅうさん (広島県/33歳/男性)
たなちゅうさん
Re:資産配分の見直しをお勧めします
2007/06/15 23:34吉野さま
早速のアドバイスありがとうございます。
国内の現預金に偏っているとは私も思っていたので半年前から積極的資産運用にしてみました。特約付き定期預金は満期まで解約出来ないので、こちらの方は満期になって改めて運用方法を検討してみます。
国内債券に投資しなかった理由としましては、リターンが期待出来ない割にリスクがあるからです。(それなら定期預金で十分だと思っています)ポートフォリオの観点からすると吊り合いが取れないとは思いますが、投資信託は積極的に運用したいと思ったので選択から外しました。
外貨投資はMMFではなく普通の外貨預金での運用です。確かに為替リスク(最近の円安傾向には不安を覚えています)、手数料のコストを考えると不利だとは思いましたが、円預金より有利なので取り入れている次第です。今後は為替とにらめっこしながら外貨の勉強をさらにしていこうと思います。
毎月の積立は、「国内外の債券・株式のインデックスファンド4本の積立」がオススメとの事ですが国内債券以外はすでに保有しています。このファンドを増資していった方がいいのでしょうか?それとも保有しているファンド全般を少しずつ増やした方がいいでしょうか?アドバイス頂けるとうれしいです。
たなちゅうさん (広島県/33歳/男性)
(現在のポイント:-pt)
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