対象:住宅設計・構造
回答:2件
名義と合わせて考える事について
たかりこさん
はじめまして、建築家の八納です。
二世帯を計画中なんですね!おめでとうございます。
さて、名義の件ですが、共有名義にするのが妥当だと思いますが、銀行の融資担当方か、FPの方と話し合って家族全員で合意を取るのがベターだと思いますよ。
それと、2世帯住宅を建てるときに知っておくといい点をお話します。それは、''30年後この家をどのように使うか?''です。
40歳近くで建てた2世帯は、ご本人達が60歳代後半になった時に「大きな悩みの種」になるケースが多く、そういった方々からも沢山相談をいただきます。
''「家が大きすぎて手入れが大変なんです」''
''「使わない部屋があって、物置になっていて掃除もなかなか出来なくて・・、建てる時にもっと考えておけばよかった!」''
といった声が多いですね。
この画像も2世帯住宅ですが、将来は母屋部分をカフェ&レストランに出来るようにはじめから考えつつ、住居としても癒される空間作りをしています。
※奥様が大変料理が上手で、将来楽しみながら料理を振舞える場所として考えています。
これも一例ですが、''ご夫婦で将来どのように家を使って生きたいか?どのようなライフスタイルをエンジョイしたいか?''などを話し合ってみてください。
ご参考になりましたら。
たかりこさんにとって幸せな家が出来る事を祈っています。
評価・お礼
たかりこさん
八納さん、早速の回答ありがとうございました。
住宅を建てる場合、ついつい現在のことばかり考えてしまいがちですが・・・将来のこともよく考えて、双方で話し合ってプランしていきたいと思います。
回答専門家
- 八納 啓造
- (建築家)
- 株式会社G proportion アーキテクツ 代表取締役
世界で一つ「あなただけの幸せな住まい」を共に造りませんか?
私たちの考える家作りの大きな目的は「家族の絆や幸せが育まれること」。そこでこれまで家作りに成功した人たちの「家作りの知恵」をベースに家族が共通の思いを持ち、向き合える住まいをご提案。家族の思いをカタチにします。
八納 啓造が提供する商品・サービス
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宮原 謙治
工務店
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共有名義が定石でしょうね。
大阪の住宅家・幸せこだわり住宅職人謙さんです。 ご計画おめでとうございます。
・老若が助け合い 仲良く暮らす家庭こそ 自然の道理にかなうもの 子孫繁栄幸続く
・二世代も三世代も 生きた時代の差があれど 愛と理解で助け合う 老いも偉いが 子も偉い
総額3000万円の内、義父1000万円・夫1500万円・私500万円ですから、費用負担した金額の按分が定石でしょうね。
義父2/5・夫3/5・私1/5という共有名義です。
夫名義で、1500万円の住宅ローンを利用されるということですから、住宅ローン控除は利用できますね。
この場合は、義父名義の土地ですから、住宅ローン融資先の抵当権が土地に設定されることになります。
住宅取得の贈与を受けるという方法もありますが、共有の方が無難と思います。
日頃の使っている三世代二世帯住宅の設計の基本の一部です。参考になさって下さい。
■HSG三世代・二所帯住宅の設計概要
1)同居する双方の所帯がお互いに強制・強要・拘束と干渉をしない自由な生活を永続できる諸条件の追究である。
2)双方が寄らず離れず、しかも適当なコミュニケーションのとれる仕組みを考慮する。
3)生活上に於いて後日トラブルの原因となる諸条件を予測して専用・共用を しっかりと分離して計画する。
4)自然的・人為的に双方のどちらかに緊急な事態が発生した場合、スムーズに対応できるために事前に建物に仕組む。
5)双方が日常生活にあって「我慢」とか「忍耐」をする生活機能と環境
6)双方が善意による妥協や強調であっても永続しないことは予め予測する。
7)双方の生活にあって利用する度数の確立を調査し 実用を優先とした計画をする。
8)双方は相手の立場を思いやる必要があると同時に 自分達の立場を守るためにどうあるべきかを考慮すべきである。
補足
9)二所帯同居で幸福家族を永続させるためには 双方が健康長命との関係を保つための正しい環境の配分が必要である。上階・下階と所帯が変わる場面のメリット・デメリットを出すことが大切である。
10)双方が安心で平和な生活を永続させるためには それぞれの家庭にあって家族 同志のコミュニケーションの環境を陽性(プラス)環境にすべきである。を完全に避ける研究をすべきである。
11)双方の家庭経済に支障のないような家庭生活は 金銭的トラブルのないようなシステムが機能と環境に必要である。
12)幼児・少年期の子供にかかわることで、双方にトラブルが生じないためにはどうあるべきかを考える。
1.所帯の配置 東か西か上階か下階か及び道路との関係
2.子供の関係による外部との付き合い
3.子供の躾のためにどのような条件が必要か
4.老夫婦と孫との関係への配慮
5.子供の成長と生活条件の変転の予測
13)双方が平等な快適生活のできる条件追究・・日照・通風・通気(自然の恩恵の配分)
14)天災・人災の防止システムと対応システム
地震・火災の場合の避難システムと救助システム
15)高齢化対応住宅としてどうあるべきか・・バリアフリーとリハビリの調和
16)年代と時代の変転に対する予測と対応
家族構成・年齢による条件・経済的などの変化
社会的ニーズ・生活様式・地域環境の変化
17)親子二世帯が二所帯となって、同じ場所で生活できることは 双方にとって最高の幸福であります。
この幸福を永続させるには単純な生活環境(住宅)では不可能であります。
双方が真剣に将来までを予測し、お互いが自分の立場、相手の立場を理解し合って計画しない場合は、最悪の結果である骨肉の争いの原因となることになります。
評価・お礼
たかりこさん
早々の回答ありがとうございます。
名義の件は具体的にアドバイスいただき助かりました。計画が進むにつれて、どうすれば?と思うことも多々あります。勉強不足で、法的なことも色々と調べなくては・・・。住まい方についても参考になりました。
(現在のポイント:-pt)
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