対象:住宅資金・住宅ローン
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中古マンションを購入するにあたり、住宅ローンについて
検討しております。
今秋、結婚も控えており、現在 検討している物件(物件価格1960万円)に対し、諸経費140万円のみを払い、住宅ローン1960万円のフルローンを組もうと考えております。
まだ、結婚していない事もあり、今後の生活にかかる費用も
漠然としており、どのような返済計画を立てればよいか悩んでおります。
本を読んだりしておりますと、『固定10年が無難』と書かれております。しかし、銀行で相談しておりますと、『変動金利0.975 基本金利2.675-1.7』でもいいのでは とアドバイスいただいております。
正直なところ、今後の金利の動向はわかりません。
しかし、同銀行の固定金利10年 2.35 基準金利3.85-1.5を
超えるような事はあるのでしょうか。
正直、それ以上 上がれば住宅ローンを組んでいる人、全て
(固定の人もゆくゆくは期限が切れるので)の人が打撃を
受けると思うのです。
その為、年収500万円に対し30年〜35年の変動金利に心が
動いております。
私の考えは、やはり甘いのでしょうか。
何か良いアドバイスがあれば、よろしくお願いします。
TAIYAKIさん ( 滋賀県 / 男性 / 27歳 )
回答:3件
ご質問の答えと気づいたこと
TAIYAKIさんへ
おはようございます。ファイナンシャルプランナーの上津原と申します。
住宅ローンのこと、いろいろと悩まれているようですね。
今のような超低金利であれば、ご相談にあるような金利の優遇幅の大きい変動金利のローンは魅力的に感じられます。変動金利の良さを活かすには、固定金利期間(10年など)のローンに切り替えると金利の優遇幅がどうなるかといったことも確認されたほうがよさそうです。
これから金利が上がるかどうかですが、もし金利の下落傾向がこれからも続くのであれば、固定金利期間10年の基準金利はもっと低くてもよいでしょう。現状の基準金利は、変動金利よりも固定金利期間10年のほうが高くなっていますので、金融機関としては、これから金利が上昇傾向になってもおかしくないと見ているのでしょう。
ただ、実際にどうなるかは判らない部分があります。
返済期間、金利変動リスクを考えるにあたって考慮したいのは、ライフプランです。これから、子どもさんは何人欲しいでしょうか。奥様が育児に専念する期間はどのくらいでしょうか。これからご購入される家に何年間住み続けたいですか。などなど考えていくと、ご結婚後の家計にふさわしいローンのかたちも決まってくるように思います。
回答専門家
- 上津原 章
- (山口県 / ファイナンシャルプランナー)
- 上津原マネークリニック お客様相談室長
心とお金が豊かになるライフプランを一緒に作成しませんか。
「上津原マネークリニック」という名前には、お金の無理やストレスのない「健やかな」暮らしを応援したい、という思いがこもっています。お客様の「ライフプラン設計」を第一に、また「長いお付き合いを」と考え顧問スタイルでライフプランを提案します。
渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー
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住宅ローンの件
TAIYAKIさんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。
『中古マンションを購入するに当たり、住宅ローンについて検討しています。』につきまして、住宅ローンを組むに当たりほぼ毎年のように繰り上げ返済を行うことが可能ということでしたら、早期完済を目指すことになりますので、ローン金利も低くて済む変動金利や短期固定金利で住宅ローンを組むことになります。
ただし、ローンの更新が頻繁に行われるため、返済の途中からローン金利が上がってしまい、毎月の返済額が増えてしまう可能性があります。
この場合とは逆に、繰り上げ返済については三年に一回程度ということでしら、早期完済という訳には行きませんので、多少ローン金利が高くなってしまっても、長期固定金利で住宅ローンを組むことで、返済の途中からローン金利が上がってしまい毎月の返済額が増える心配がありませんので、将来のマネープランが立てやすくなります。
また、住宅ローンを組むに当たり、住宅ローンの返済で家計が圧迫されないためにも、手取り月収金額に占める住宅ローンの負担割合として28%ほどに収まるように住宅ローンを組むようにしていってください。
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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過去の金利動向のご紹介
TAIYAK 様
初めまして、ライフ・プランの実現と資産運用を支援するオフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
住宅ローン金利の動向について、将来の予測は困難です。
従いまして、他の方の回答、新聞とうメディアなどでご確認いただき、TAIYAKI様ご自身でご判断ください。
私見としてアドバイス申し上げます。
ご質問にある
●同銀行の固定金利10年 2.35 基準金利3.85-1.5を超えるような事はあるのでしょうか。
はないかも知れませんが、ありうる可能性も大きいと答えるしか有りません。
バブル後の15年は金利が低下しその後低金利のまま現在に至っております。
しかしながら金利は、国債の動向(売れなくなれば金利が上がります)、インフレ率の動向(デフレから脱却しますとインフレが始まります)、その他経済環境で変動の激しいものと考えられます。
将来の金利動向の予測は困難=金利変動リスクを避けるため、私は、返済計画が立て易い固定金利をお勧めしています。
なお、過去のデータで、将来を予測するものでは有りませんが、
日銀が公表している短期プライムレートの最頻値の5年毎の金利推移をご紹介します。
1980年末 7.5%、1985年末 5.5%、1990年末 8.25%、1995年末 1.625%、2000年末 1.5%、2005年末1.375% 2009年末 1.475% 但し1980年、1985年は短期貸出金利です。
上記は金利変動の大きさをご理解頂くため紹介しているものです。
詳しくは、下記を参照ください。年次と月次で金利が上下するスピードがお分かりになると思います。
http://www.boj.or.jp/type/stat/dlong/fin_stat/rate/data/primeold2.htm
(現在のポイント:-pt)
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