対象:ペットの医療・健康
3歳になったばかりのノルウエージャン(オス:去勢済)です。現在体重5.0kg。
小さな頃から気にはなっていたのですが、前脚の左右のバランスが微妙に違いました。
先日、お座りしている状態の前足を見比べた所、右前足が手根球というのでしょうか。掌球の上の離れた部分に一つついている肉球辺りまでぺったり床につくような形で座っていたのです…
一見右前足が反り返っているように見えます。
腫れたり足を引きずって歩いたりはしない為、痛みは今の所無いように伺えます。
掛かり付けの獣医さんに見て頂いたところ、前肢間接変形と言われました。スコティッシュに多く見られる病気と聞きました。
ノルウエージャンはまだ多くの症例がなく、どんな病気になりやすいのかがわからないとの事でした。
将来的には、左前足も同じように変形が症状として現れ、歩く事が難しくなるだろうとの事でした。
今現在は痛みがあるわけではなさそうなので治療(薬等)はしないとの事でしたが、治療法・改善法は無いものなのでしょうか?
前足に負担がかかる為、木登りは禁止。体重もこれ以上増えないようにとの事でした。
野性的な猫種ですので、かなりの運動量。行動も大胆です。
標準7kgの猫種なので、まだまだ成長途中(?)。大きく育って欲しいのです。
良いアドバイス・治療法等ありましたらお願い致します。
補足
2010/03/01 23:45その後、この子を譲って頂いたブリーダーさんにも相談させて頂いた所、食事が問題なのではないかとの事でした。
これまで食べていた食事は、去勢済の為、ブリーダーさんお勧めのナチュラルバランスのドライフードをあげていたのですが、ナチュラルバランスのみだとお腹が緩くなる為、キャットショーの会場とかで試食品を配っていて貰って帰った記憶があった為、ロイヤルカナンのお腹の弱い子用(センシティブ)をブレンドして与えていました。
その他に、朝晩2回モンプチの缶詰、おやつとしてはCIAOの焼きかつお(毎日ではありません)や、野菜をゆでたもの(ブロッコリー・ニンジン・とうもろこし等)を与えていました。
その旨報告したところ、ロイヤルカナンとモンプチが良くない…とのご指摘を頂きました。
今現在は早速ロイヤルカナン&モンプチ缶を辞めANFホリスティックとナチュラルバランスのブレンドと、【てづくり猫ごはん】という本を参考に肉・魚・野菜を中心とした手作りご飯を食べさせています。
今のところ、気分によって食べてくれる時と見向きもしない時がありますが、根気強く続けて行きたいと思っています。
他にも悪化しないように…もしくは現状維持が出来るようなアドバイス等ありましたら是非お願い致します。
アオイ。さん ( 新潟県 / 女性 / 34歳 )
回答:1件
Re:猫の前肢間接変形について
スコティッシュホールドでは遺伝性の骨軟骨形成不全が知られています。今回、骨軟骨形成不全症もしくはそれに類似した疾患ということで回答させていただきます。
この病気の多くは骨や軟骨が形成される成長期に発症しますが、成猫になってから発見されることもあります。関節や軟骨が変形してしまうため歩行異常や痛みなどの症状が認められます。重度になると歩くこともできなくなります。
残念ながら治療法はありません。関節の負担にならないように激しい運動やジャンプは極力避けて下さい。また体重が増加するとその分関節に負担がかかるので体重は増やさないように気をつけてください。痛みが強い場合は鎮痛剤を使用します。補助的な治療として関節用のサプリメントが市販されていますが実際の効果は不明です。
ノルウェージャンフォレストキャットは大型の長毛種ですが、体重は雄の場合4.5〜7.0kg、雌では3.5〜5.5kgが標準です。
猫の成長期は1歳までです。体重の増加は成長ではなく“肥満”です。
3歳で5.0kgということですので少し小柄ではありますが、ノルウェージャンの標準的体型かと思います。
(現在のポイント:-pt)
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