対象:不動産売買
回答数: 1件
回答数: 2件
回答数: 1件
昨年中古マンションを購入して、銀行から2150万円の住宅ローンを組みました。全額ローンです。妻と持ち分を5:5で登記の名義にしています。住宅ローン控除の確定申告に行ったら、贈与税がかかると言われました。妻は仕事をしていますが、連帯債務者にはなっていません。担保提供者と連帯保証人になっています。私(夫)の収入は450万円、妻の収入は124万円と明記してローンを組んでいます。銀行の担当者に相談したところ、問題ないので、ローン用紙の控えをみせて、再度確定申告に行ってくださいといわれました。
だいじろうさん ( 福岡県 / 男性 / 45歳 )
回答:1件
登記持分と贈与税について
ハッピーハウスの真山(さのやま)です。
不動産の登記に関しては、お金の出資割合に応じて、持分の登記を行います。
つまり、お金の支払対価として、その金額相当の権利(登記持分)を得ます。
住宅ローンによる借入部分は、その債務者が出資したと見なされます。
例えば、不動産本体価格2000万円の中古マンションを
ご主人が債務者として2000万円の住宅ローンを組んで購入した場合、
ご主人の出資割合が100%となります。
当然、ご主人の単独(100%)名義にしないと贈与税の課税対象となります。
奥様が連帯保証人となっていても、連帯債務者となっていないのでなければ
住宅ローンでの借入金額は、ご主人が出資したものとなります。
今回、おそらく住宅ローンで組んだ金額(1)と
物件本体価格から住宅ローンで組んだ金額を差し引いた金額(2)
の割合(1):(2)が、登記の割合である5:5になっていないのだと思います。
ちなみに、自己資金に関しては、実体として、
夫婦のどちらが出資したのか分からないのが実情です。
あくまでも資金的な出資割合と登記割合の問題で、
住宅ローンの申込み書に記載した年収は関係ありません。
不動産売買契約書の本体価格と住宅ローンの借入金額を確認して、
登記の持分割合と比べてください。
もし、勘違いや間違いで持分割合が想定と違う場合は、司法書士等に相談して、
更正登記等を検討することになると思います。
少しでもお役に立てれば幸いです。
回答専門家
- 真山 英二
- (神奈川県 / 不動産コンサルタント)
- 株式会社ハッピーハウス 代表取締役
正しい知識で安心して人生最大のワクワクを楽しんでもらいたい!
人生最大級の買物である不動産購入は、自分や家族が主人公でこだわりを実現していく「人生最高のエンターテイメント」と言えるのではないでしょうか。正しい知識と情報を身に付ける事で、安心してワクワクの不動産選びを楽しんでもらいたいと考えています。
(現在のポイント:-pt)
このQ&Aに類似したQ&A
表示中のコンテンツに関連する専門家サービスランキング