家造りに伴う打ち合わせ等について

文面は意見しました。
納得出来る家造りが出来ればいいですね!

さて、ご質問の件ですが私のところの場合としてお応えしますね。
1.青写真はざっくりとですが、仮契約時(プランやデザインの提示)に
2〜3回お会いして打ち合わせをします。その間はメールや電話、FAX
などで微調整を繰り返します。
プランとデザインと大枠の予算をこの時点でまとめます。OKでしたら
設計の本契約です。本契約後は、建て主の方によって違いますが、実際に
会って内容を確認する打ち合わせをするのは3回ぐらいで、後は、メール
などで微調整をしていくことが多いですね。その後工務店選定のために
一緒に工務店巡りをする等をしますので、会う回数は6〜7回ぐらいが
標準的でしょうか。現場がはじまると、2〜3週間に一度打ち合わせを
させていただくので、現場や事務所で10回くらいはお会いしていると
思います。

2.どんなライフスタイルを普段送っているか?またこの家造りを通じて
どんなライフスタイルを描きたいか?を中心に伺うことが多いですね。
またその他として、こだわりの部屋で何か欲しいものがあるか?
家の耐久性はどれくらい欲しいか?
総予算はどれくらいを考えているか?
どんなデザインの家をイメージしているか?
などでしょう。話によってはいろんな方向に発展しますので、大枠
ぐらいで捉えてもらえると嬉しいです。

(文字制限がありますので分けますね)

質問1へ

資金計画、ライフスタイルなどの聞き取りで3回、
提案プランでの打ち合わせが10回程度。その後、設計契約までが3回程度。
実施設計完成までが10回程度です。毎週一回として、約半年をかけまます。
もちろん、三ヶ月程度で終わる方もありますね。

質問2へ

情報は多岐にわたって必要なのは言うまでもありませんが、
土地の権利関係を含めたことや、家系的なことが欲しいすね。
施主にとって『すばらしい住宅』は、完成した瞬間をいいますが、
われわれは、二世代〜三世代までの間をめざして『設計』しますから、
その辺りの情報が欲しいですね。特に、家族の関係や、ライフスタイル全般については
とても興味がありますし、その辺りのインタビューに重点をおきますね。

質問3へ

難しですが、施主(依頼者)とともに生活をすることが早道ですね。
残念なことに、それは不可能に近いですが、
しばらくの間、一緒にご飯を食べたり、旅をしたり、また、お酒を飲んだりと
その方の生活を、できるだけ近い場所で観察(失礼?)するように努力したいです。
また、いままでの生い立ちや、お子様に対する教育方針。
加えて、仕事に対する取り組み方や、趣味に対する考え方なども参考になりますね。


質問4へ

厳しい言い回しになりますが、ウソをつく人ですね。
例えば、相見積もりをとっているなら、それも伝えてほしいですね。
それと、『数値マニア』の方は敬遠されるのではないでしょうか?
ということで、
依頼者から、信頼をいただくことで、理想に近い家が建つ事でしょう。
だからこそ、焦らずかつ、着実にことを進めてほしいですね。

素敵な住まいができる事を願っています。

文面拝見しました。誰しもはじめての家造りですから分からないとことが多いと思います。

専門家の方が答えておられるので重複は避けます。家造りの進め方は金額の発生を含め、頼む組織によってかなり違います。

工務店やHMは設計料は無料というところもありますが、設計事務所は平面プランの設計が終わるまでお金が発生しないという事は無いのではないかと思います。

私の事務所で申しますと、納得がいく平面構成が出来るまで何回もお打合せを行います。十数回のケースもあります。

また部屋数が幾つという事ではなく、どんな暮らしやライフスタイルを望んでいるかなど聞き取っていきます。

言葉で言えないときは、文章やメモ、雑誌の切り抜き写真などでもいいので始めに見せていただきます。

どんな家にしたいのか、どんなこだわりがあるかが分からなかったり、家造りに熱意が伝わってこない方でしょうか。
打合せの始めは、漫然と考えていても進んで行くうちに、真剣になっていくケースが多いのですが。


工務店やハウスメーカーは家を作って商品として売る事に力を入れていますので表面的に設計に時間を掛けますと言うのですが、設計に十分時間を取って根気良く一緒に考えるという姿勢が一般的にありません。

また営業や施工の方の人材に力を入れ、設計の方はお金を生まない部分なので正直力を入れていない所が多いようです。

文面を読む限りは設計事務所に依頼した方がいいと思いますが。

分からない所があればご連絡下さい。


横山彰人