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閲覧数順 2024年04月24日更新

先日、4歳になる飼い犬(雌)が血尿をしたので
動物病院に連れていきました。
尿検査、レントゲンなどの処置をしてもらいましたが
結石も見当たらず、結晶も出ていないので
『膀胱炎でしょう・・・』との診断で1週間分の薬を
処方してもらいました。
尿検査の結果の中にph値というものがあったのですが、
その検査でphが5.5でした。
医師が言うには膀胱炎でphが5.5というのは低すぎる、通常あまりこういうケースはないと言われ、
気になっています。何か他の病気も考えられるのでしょうか?
今回の血尿で病院にかかる1週間ほど前には、フィラリアの抗体検査、血液検査もしていますが、フィラリアは陰性、血液検査も異常ありませんでした。
尿検査をしたのは今回が初めてです。
今回はph5.5でしたが、我が家の犬のph値が通常どれくらいなのかもわかりません。
ご回答、宜しくお願いいたします。

3wanさん ( 兵庫県 / 女性 / 29歳 )

回答:2件

犬の膀胱炎

2007/06/09 09:15 詳細リンク

動物の膀胱炎の原因には幾つかのものがあります。細菌性膀胱炎、尿結石による膀胱炎、異所尿管のための膀胱炎、前立腺が関与する膀胱炎、猫突発性間質性膀胱炎、膀胱癌などがその主なものでしょう。尿結石も尿pHが酸性に傾くと出現する結石、アルカリ性に傾くと出現する結石に分かれます。ま細菌性膀胱炎と尿結石症などその他の原因が併発している症例もあります。膀胱にトラブルがあるときにはその原因を慎重に探っていく必要があります。尿検査を繰り返し、尿沈渣から結石、細菌、剥離された細胞を検索します。細菌は尿培養で確認します。粘膜の状態は、超音波で確認します。最近では、メス犬の場合には、直径2mmくらいの膀胱鏡を挿入して膀胱内を観察することができるようになって、とても綺麗に粘膜や尿管開口部の状態を観察できるようになりました。コロラド大学のロリングス教授によると膀胱鏡を使うようになって、膀胱括約筋の収縮力の低下した症例が見つかりるということでした。その症例には、粘膜下にコラーゲンを注入して膀胱がしっかり閉じることができるようになり、慢性膀胱炎が回復したと講演されていました。膀胱炎は頻繁異に尿意を催す不快な疾患で、また正しく治療しないと慢性化してしまい易いので、先生とよくお話されることと、何度も尿検査をしていただくことが大事だと思います。

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RE: 犬の膀胱炎

2007/06/23 13:20 詳細リンク

尿が赤色になるときには尿中に血液が混入する血尿と尿中に血色素や筋色素が混入血色素尿があります。
血尿は一般に腎臓、尿管、膀胱、尿道の感染などに起因する炎症、外傷、結石、時には腫瘍などで認められ、血色素尿は溶血等で認められます。
また、雌では尿の性状は問題が無く子宮や膣等の尿道周囲の疾患に起因した自然排尿中の血液の混在も認められることがあります。
基本的には尿の性状や細胞成分、血液検査、レントゲンや超音波検査での精査により問題を明らかにします。
膀胱炎は血尿を認める疾病ですが、原因は様々です。代表的なものでは尿石や細菌性等の感染性、特発性、薬剤誘発性などがあります。
尿中のphが上昇するリン酸アンモニウムマグネシュウム結晶がみられることが多く膀胱炎を起すことがありますが、phが低くてもシュウ酸カルシウムなどの結晶は作られますし、原因により尿の性状は異なります。尿石等を認めず膀胱炎の所見が認められるなら他の原因による膀胱炎の可能性はあります。
また、尿のphは食事や体質にも左右され5.5は特に問題はありません。
今後もこのような症状が認められないか注意深く観察し、再発が認められるなら再度精査し原因を明らかにし治療をする必要があります。

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