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対象:住宅資金・住宅ローン

住宅ローンの繰上げ返済と住宅控除について

マネー 住宅資金・住宅ローン 2010/01/11 13:20

住宅ローンの一部繰上げ返済と住宅控除について教えてください。
私は、平成15年にマンションを購入したのですが、2250万円を35年間の返済期間にて借入いたしました。今日に至るまで、住宅ローンに関してあまりに無頓着でいたのですが、結婚を機に真剣に考えようと思っております。
私自身勘違いをしていたのですが、一部繰上げ返済をしても住宅控除がなくなることはないのでしょうか。
また一部繰上げ返済はこまめに行ったほうがよろしいのでしょうか?逆にある程度まで貯まってから行うほうがよろしいでしょうか?
お願いいたします。

サンジ001さん ( 埼玉県 / 男性 / 34歳 )

回答:2件

真山 英二 専門家

真山 英二
不動産コンサルタント

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繰上げ返済と住宅ローン控除について

2010/01/11 14:56 詳細リンク

ハッピーハウスの真山(さのやま)です。

住宅ローンの繰上げ返済に関しては、2通りの繰上げ方法があります。
一つは、毎月の支払額が変わらずに借入期間が短くなる:期間短縮型、
もう一つは、借入期間は変わらずに毎月の支払額が少なくなる:返済額軽減型です。
繰上げ返済を行うときに、返済方法をどちらか選ぶことができます。
同額での繰上げ返済であれば、通常、期間短縮型の方が利息の軽減効果が大きくなります。

住宅ローン控除の適用要件の一つに、借入期間が10年以上というものがあります。
繰上げ返済の際に、期間短縮型を選択し、借入期間が10年よりも短くなってしまうと、
住宅ローン控除の適用がなくなるので注意が必要です。

現状、住宅ローン控除を受けていて、繰上げ返済によって影響が受ける部分は、
借入期間の部分だけです。

また、繰上げ返済による利息の軽減効果は、
利息部分が大きい借入初期のタイミングの方が大きくなります。
可能であれば、なるべく早く繰上げ返済を行ったほうが良いと思います。

繰上げ返済の返済金額に関しては、
繰上げ返済手数料と利息の軽減分との兼ね合いになります。
最近は、インターネット経由での繰上げ返済手数料が無料のところも増えてきました。
借入銀行に、繰上げ返済手数料を確認してみてください。

仮に、繰上げ返済手数料がかかる場合は、繰上げ返済による利息の軽減部分が
繰上げ返済手数料よりも大きくなければ意味がないので、
ある程度まとまった金額での繰上げ返済になると思います。

繰上げ返済手数料が無料であるならば、
こまめにでも構わないので、なるべく早いタイミングで
繰上げ返済することをお薦め致します。

少しでもお役に立てれば幸いです。

回答専門家

真山 英二
真山 英二
(神奈川県 / 不動産コンサルタント)
株式会社ハッピーハウス 代表取締役
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藤森 哲也 専門家

藤森 哲也
不動産コンサルタント

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住宅ローンの繰上げ返済と住宅ローン控除について

2010/01/11 16:25 詳細リンク

回答791_original
サンジ001 さま

はじめまして、不動産コンサルティング会社、アドキャストの藤森と申します。
ご質問いただきました件ですが、


「一部繰上げ返済をしても住宅控除がなくなることはないのでしょうか。」

につきましては、借入期間が10年以上という条件がございますので、繰上返済をすることによって、借入期間が10年未満にならないように注意が必要です。(借入期間であって、残期間ではありません)


また、「また一部繰上げ返済はこまめに・・・・・ほうがよろしいでしょうか?」

につきましては、繰上返済することによって、支払利息を減らすことができますので、こまめに繰上返済するにこしたことはございませんが、ほとんどの金融機関では、繰上返済するにあたって繰上返済手数料が発生します。
そのため、毎月1万円というような単位での繰上返済はあまりお勧めできません。

住宅ローンの繰上返済は、毎月の支払額が変わらずに借入期間が短くなる『期間短縮型』と、借入期間は変わらずに毎月の支払額を少なくなる『返済額軽減型』があります。
繰上返済を実施するタイミングでどちらか選択することができますので、その時の状況に合わせて選択されてください。


以上、ご参考になりましたでしょうか


アドキャスト 藤森哲也

回答専門家

藤森 哲也
藤森 哲也
(不動産コンサルタント)
株式会社アドキャスト 代表取締役
03-5773-4111
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