対象:ペットの医療・健康
生後7ヶ月の雄猫の去勢手術をするため病院につれていったら、血液検査の結果、肝臓の値がGPT388と高く、手術ができないので薬を飲んで下がるのを待つ事にしました。2度目の血液検査でも、値は全く下がらず、薬の量をウルソ50(キョウカンザイ)とメトロニダゾールを処方されました。このくらいなら手術をしても影響ないので、去勢手術をして、麻酔をかけるのでいっしょに肝臓の組織をとって検査すれば、今後の治療方法もたつ可能性があるといわれました。こちらは、猫は元気だし、去勢してもらえればいいんですが、これ以上費用がかさむのは家計がきびしいです。手術は可能なんでしょうか
makkuuさん ( 埼玉県 / 女性 / 45歳 )
回答:1件
RE:雄猫の去勢手術と肝臓の関係について
肝臓は麻酔を代謝する働きをしているため、肝機能が低下している場合には麻酔に対するリスクは高いということになります。
しかしながら、肝酵素の数値が高いイコール肝機能が落ちているというわけではなく、肝臓でのなんらかの異変があっても麻酔をかける分には問題ないということも多く、その判断はその他の血液検査の数値や総胆汁酸という値を測定するなどして行います。
おそらくかかりつけの獣医師もGPT以外の数値を総合的に判断して麻酔は可能と判断されたのでしょう。
肝臓の数値が高い原因を突き止めるには、肝臓の組織をとって調べるのが一番の近道だと考えられます。原因がはっきりわからないままなので、今後も普段通りの生活で元気に過ごしていられる可能性もありますが、病気が進行していく可能性もあります。ただし開腹手術になりますし、ご心配されている費用の問題もあります。現段階での原因追究を望まれないのであれば、今回は去勢手術のみを行いその後は定期的な健診を行って数値に悪化がみられた際に再度組織の採取を検討するというのも選択肢の一つとして提案してみてはどうでしょうか?
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