対象:リフォーム・増改築
実家の改築(またはリフォーム)についての質問です。母68歳、父78歳、独身の妹と弟(ともに30代中盤)の現在四人住まいです。築38年の家のあちこちが、傷んできたのと、母がリウマチになって、二階にあった両親の寝室を一階に移すため間取りを変更したり、バリアフリーにしたいと思っています。また、瓦屋根のため、耐震をよくしたいので、思い切って立て替えにしようと思っているようです。妹と弟がまだ、独身のため今はまだ二世帯住宅にするつもりはないようですが、今すべて改築をしてしまっていいものなのか迷ってもいるようです。そこで質問、現在の状況で改築をしてしまって、数年後に二世帯住宅にかえることは可能でしょうか。物理的、経済的にそこまで、融通のきく改築は可能ですか。妹、弟ともに現在結婚の予定はありません。両親は現在の場所でずっと住んでいきたいと思っていて、まだ元気なうちにある程度住まいの整理をしたいようです。
kmchanさん ( 神奈川県 / 女性 / 46歳 )
回答:5件
ご兄弟の意見はいかがですか?
ご実家のこと色々心配なことと思います。
お母さまのリウマチに関しては、早々に1階に寝る場所など生活拠点を調整したい
ところですよね。今の間取りで調整可能ならまず、そこをされるといいように思いますよ。
内容を拝見して思ったのは、
1.お母さまなど高齢になった両親の為に住み良い形を作りたい
2.家の老朽化や耐震性を配慮してリフォームかまたは建替えをしたい
3.将来誰と同居するか今のところ確定しずらいので家の形態が悩ましい
という3つの内容に分かれるようにお見受けしました。
この中で、ある程度明確にならないと動けない部分は、3の部分でしょう。
妹や弟が今後どういうライフスタイルを送りたいのか?同居を願っているのか、
それともこれを期に家を出て生活するのか?等、とても大切な部分です。
また建替えるにしても、現金で建てるのでしたらあまり支障がないと思いますが
もしローンを借りるようでしたら、弟か妹のどちらかが同居を前提としたローン
を借りる必要も出てくるでしょう。
この辺りは、ご兄弟の方の意見がどうなのか?で、随分やり方も変わると
思います。とても大切な部分ですので、一度上記の内容をもとに話し合われる
ことをお奨めしますよ。
参考になれば幸いです。
八納啓造
回答専門家
- 八納 啓造
- (建築家)
- 株式会社G proportion アーキテクツ 代表取締役
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漆原 智
建築家
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新築かリフォームか
kmchanさん、こんにちは。
アーバンプロジェクトの漆原と申します。
思い切って新築するか、今ある家を大切にリフォームするか、
悩むところですね。お気持ちを察します。
実は、同じような方は非常に多いものですね。
判断の基準は何点かあると思います。
将来希望する間取りが、現在より大幅に違っていて、リフォームするにしても、
ほとんど現状の間取りを使えない場合は、工事費用が上がってしまいますので、
新築のほうが有利になります。
既存が十分手直しを行えば使える状態で、工夫次第で希望間取りに変更できれば、
新築よりコストを抑えることができます。
家はライフサイクルによって変更する必要があると思われますが、お話をお伺いするところ、
まだ、将来の予定がはっきりしていないようですね。
せっかく二世帯にされても、使われない可能性もあり、その場合は無駄になってしまいます。
リフォームは、その時の要望に合わせて工事が可能なので、必要になってから次のステップの工事も可能です。
現状が分かりませんのではっきり申せませんが、数年後に二世帯に改装することもリフォームでは可能です。
新築の場合は、建物本体の工事費の他に、登記費用や建物取得税などの費用が、
別途発生してきますので、そのあたりも考慮されてください。
使える建物は、ゴミとせず再生されたり、断熱性を高めるなどされると、
環境にもやさしくなると思います。
ご参考になれば幸いです。
森岡 篤
建築家
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融通のきく家
kmchanさんこんにちは
パルティータ建築工房の森岡と申します。
今のお宅の間取りや家の大きさや老朽程度により、リフォームすることも選択肢の一つでしょう。
ご質問の、当初は一世帯住宅に建て替え(新築)、将来二世帯住宅とすることは可能です。
将来、変更改築ができるようにするには、新築時の設計がとても重要で、設計により将来の自由度が決まってしまいます。
私の設計する家のコンセプトは、正に、「融通のきく家」です。
日本の住宅寿命が短いのは、マスコミで言われているような耐久性の問題ではなく、住み手の生活ライフスタイルの変化に家が対応できないからです。
将来予測が難しい、生活の変化に、柔軟に対応できるような家を目指すのが、「融通のきく家」です。
将来を長いスパンで計画し、すてきな家を建てて下さい。
参考にしていただけたら幸いです。
パルティータ建築工房サイトはこちら
東京都中野区の建築設計事務所 注文住宅/二世帯住宅/リフォーム
住宅の疑問にこたえる、「住宅こたえるね!ット」はこちら
中村 雅子
建築家
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ご両親の意向
こんにちは。タジェールの中村です。
私なら
''高齢になるご両親の意向''
考えて差し上げるのが''一番''だと思います。
長年暮らした家は
・どんなに耐震性に優れていても
・断熱性に優れていても
・老朽化していても
''我が家が一番!!''かも知れないのですから。
お母様が安心して過せる寝室を1階に作るだけにして
あとは 徐々に。。。でどうですか?
中村雅子
上利 智子
工務店
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補足になりますが
こんにちは、天音堂(あまねどう) リフォームラボあがりです。
ちょっと遅ればせながらですみません。
上記プロの方々が適切なアドバイスをされているので、
少しだけ補足説明をさせてください。
建替えあるいは、10平米を超える増築などの場合は、「確認申請」
という役所への届出が必要になります。
また、現在の建物の築年数と状態。また土地の種類やけんぺい率な
どで様々な制約がある可能性もあります。
将来的なこと・土地や地盤の状態や建物の老朽化などの耐震性能などの状態。
また予算・資金調達など様々な要素を、考慮しながら一番良い選択肢を見つ
ける必要がありますので、信頼できる専門の方とじっくりご検討されること
をお勧めいたします。
ご参考になりましたら、幸いです。
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