対象:住宅資金・住宅ローン
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先日、新築マンションの購入を決めました。私の年収は600万円で、物件価格は3千万円、竣工は半年先です。そこで、支払いのことでご相談させて下さい。
当初、支払いは現金一括払いを考えていたのですが、最近の税制改正を考慮すると、住宅ローン控除を利用する方が、トータルの支出金額は得になるのではないかと迷っています。
周りからも「今、住宅ローンの金利は安いんだから、無理して現金で払わずに、10年くらいローンを組んでおく方がいい。」とアドバイスを受けています。
どうすることが最良の方法になりますでしょうか?
ナオ.さん ( 北海道 / 女性 / 39歳 )
回答:1件
現金購入 VS 住宅ローン控除の還付金
ハッピーハウスの真山(さのやま)です。
損得の話だけでは、現金で購入した方が有利になることがほとんどです。
住宅ローンを組んで不動産を購入すると、
銀行事務手数料、銀行保証料、契約書印紙代、抵当権設定費用等が
住宅ローンを組むために必要となります。
その上に、金利の支払が上乗せされます。
通常は、住宅ローン控除による還付よりも、
住宅ローンを組むために必要な諸経費・金利の方が
大きくなります。
仮に、東京スター銀行等の預金連動型の住宅ローンを組んで、
住宅ローンの金利を支払わずに、
住宅ローン控除による還付のみを受ける形で、
ほぼ損得がない程度になるのではと思います。
詳細は、シミュレーションをした結果を見た上での話となりますが、
お聞きしている範囲では、おそらく現金購入の方が得だと思います。
ただ、購入によって貯蓄をほとんど使い果たしてしまうようであれば、
多少のゆとりを持たすために、住宅ローンによる借入をしても良いかと思います。
少しでもお役に立てれば幸いです。
回答専門家
- 真山 英二
- (神奈川県 / 不動産コンサルタント)
- 株式会社ハッピーハウス 代表取締役
正しい知識で安心して人生最大のワクワクを楽しんでもらいたい!
人生最大級の買物である不動産購入は、自分や家族が主人公でこだわりを実現していく「人生最高のエンターテイメント」と言えるのではないでしょうか。正しい知識と情報を身に付ける事で、安心してワクワクの不動産選びを楽しんでもらいたいと考えています。
ナオ.さん
御礼および追加質問
2010/01/09 18:45真山さま
ご丁寧なご回答、どうもありがとうございました。
住宅ローン控除による還付よりも、現金での支払いの方が、やはり得になりそうなのですね。
ローンに伴う金利や諸費用を上回るほど還付金は多くない、ということなのでしょうね。
「預金連動型の住宅ローン」という言葉、初めて聞きました。住宅ローンの金利を支払わずに、住宅ローン控除による還付のみを受けるものがあるのですね。勉強になりました。
「詳細は、シミュレーションをした結果を見た上で」とのことですが、どんな方法がありますか?
よろしければご参考までに教えて下さいませ。
ところで、話は少し違ってしまうのですが・・・
このマンションには、75歳の母と二人で住む予定で、母名義の実家を売却して、支払いにあてる予定です。
売却想定額は500万円です。
この場合、マンションを私一人の名義にするよりも、母との共有名義にしておくと、母の持ち分は「居住用財産の買換えの特例」もしくは「居住用財産の譲渡損失」による税金控除を受けられる、ということでよろしいでしょうか?
ネットで調べてみたところ、譲渡資産や買換資産の適用要件については全て満たしているようです。
この控除を受けるとしても、やはり現金払いの方が得になりますでしょうか??
ナオ.さん (北海道/39歳/女性)
(現在のポイント:-pt)
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