対象:矯正・審美歯科
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Re:リンガル矯正の是非について
リンガル矯正は審美性は固定装置中最も優れる矯正装置ですが、装置、技工の費用が高額のため、また術者の高度の矯正技術が必要であるために比較的費用が高くなります。
リンガル矯正の値段が高い以外のデメリットには、違和感と発音障害がありますが、装置装着後、数週間、舌が装置に順応するまで、発音障害、違和感があります。
ただし、最近はクリッピーL等の小型の装置が使用されているために、早く装置に順応し易くなっていると思います。この様な装置の改善によって、装置が舌を傷つける可能性は無いといえますが、矯正ワイヤーが折れたり、ずれたりすると舌を刺激する事がありますから、担当医は特に注意しなければなりません。
清掃性については、装置を直視出来ないため、清掃は比較的難しいと言えますが、舌の自浄作用がそれを補っていると言う先生もいます。
また、リンガル矯正は唇側の矯正に比較して、治療期間が長くなると言われていますが、熟練した術者が担当すれば治療期間には違いはないと思います。ただし、特に咬み合わせの深い症例では、リンガル矯正のバイト・プレーン効果により効果的な治療が可能なため唇側より早期に完了する可能性があります。
したがって、症例によっては、リンガル矯正の方が良い結果を出せる可能性が高いと言えますから、一般的な矯正に比べて矯正治療機能が劣ることはありません。ただし、リンガル矯正では、矯正専門医の経験と高度の矯正技術が必要ですから、担当医の選択には十分注意する必要があります。
リンガル矯正(症例と質問)
http://www.aoyama.or.jp/kagai.html
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1033110555
青山審美会歯科矯正 (東京渋谷)
回答専門家
- 小谷田 仁
- (東京都 / 歯科医師)
- 医療法人社団審美会 青山審美会歯科矯正クリニック
約30年の実績による舌側矯正と審美矯正。質の高い治療に努めます
東京都渋谷区にある、矯正歯科・審美歯科・歯列矯正の専門医です。 特に舌側矯正(裏側矯正)に関しては、開業医としては日本で初めて全面的に臨床に取り入れ症例数4400件以上(1980年1月~2011年1月)を超えています。確かな技術と安心の提供に努めています。
リンガル矯正
リンガル矯正(裏側からの見えない矯正)はメカニクスや技術的に表からの矯正治療とは違う点が多くあり、研鑽やテクニックの習得を必要とします。そのため日本舌側矯正歯科学会(JLOA)では研究と症例検定試験によりアクティブメンバー制度という認定制度を設けております。学会のHPに一覧がありますので、ご参考にされてください。
また、リンガル矯正では発音障害がでるかたもいます。しかし、近年は装置の大きさが小さくなり、かなり軽減されております。
矯正の期間については裏側からの矯正治療のほうがやや長くなる症例もありますので、詳しくは下記のHPをご参考にされてください。
歯列矯正の方法や特徴などカウンセリングの中で詳しく話をお聞きになっていただけるといいでしょう。
http://teethart-ortho.com
ティースアート矯正歯科
回答専門家
- Dr.TSUBAKI
- (東京都 / 歯科医師)
- ティースアート ティースアート代表
米国の最先端ホワイトニングを日々研究、提供しています
日本で最初のホワイトニングサロンを銀座にオープンさせて以来、講演活動などを通して国内のホワイトニングを牽引しています。常に新しい技術を習得することを心がけており、年2回アメリカの審美学会に出席、日本人の歯を白くすることに貢献しています。
晝間 康明
歯科医師
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リンガル矯正について
こんにちは.東京都立川市ひるま矯正歯科の晝間康明です.
歯を動かすためにはただ力を加えただけでは歯は動かないので,弱い持続的な力を加える必要があります.
矯正治療で歯を思い通りの位置に動かすためには,弱い持続的な力を加える事が可能な装置が必要となりこれまで多くの装置が開発されてきました.
この様な矯正装置を大別すると,取り外しの出来る「可撤式矯正装置」と「固定式矯正装置」になり,可撤式矯正装置とは他の質問で取り上げられている症矯正装置やマウスピース型の矯正装置,固定式の矯正装置とは従来型のブラケットを歯に接着しワイヤーを結紮して固定する矯正装置です.
可撤式と固定式の矯正装置を歯の移動について比べた場合は,固定式の矯正装置の方がより正確な移動,複雑な移動,短期間での移動が可能となります.
そして,固定式の矯正装置の中に,一般的な唇側型(表側)の矯正装置と審美性を優先した舌側型(裏側)の矯正装置があります.
矯正治療の成功の鍵は,正確な診断と正確な歯の移動につきますので,装置を直視できて操作しやすい表側の矯正装置の方が術者の力量を全て発揮する事が出来,仕上がりは良くなります.
また,裏側の矯正装置は噛んだ時に装置が接触してきちんと噛めないまま治療を続けなければいけなかったり,噛んだ時に装置が接触しないように歯冠部の歯肉に近い位置に装置を装着しなければならないので治療中に歯肉炎が起きやすいなどの患者さんの不快感につながるトラブルが多くあります.
また,御質問にあるように個人差があるものの表側の矯正に比べると発音はしにくく,舌を傷つける可能性は高いです.
他の質問の記載内容から質問者さんは「神経質」だと言う事ですので,細かい治療の仕上がりや長期の安定性,治療期間中の不快感を考えると通常の矯正治療を受けられた方が良いのではないかと感じます.
以上,参考になれば幸いです.
http://www.hiruma.or.jp
金田 竜典
歯科医師
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質問にお答えします。
こんにちわ、テルキさん。歯科医師の金田竜典です。
質問にお答えします。
リンガル矯正は以前は装置が取れやすい、歯が動きにくいなどのデメリットがありましたが、
今はかなり改善されています。
但し舌側に装置をつけますので舌が傷つく、発音が難しい等は当然あります。
矯正力は一般的な方法とあまり変わりませんが患者様の努力はある程度必要です。
(現在のポイント:-pt)
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