対象:住宅設計・構造
来年結婚予定にあわせてマイホーム計画進行中の30代です。
土地購入が決まり、来年から間取りを決めるのですが、どんな間取りにすべきか迷っています。
●土地は建築条件付き30坪に3階建てを建築予定です。(南東角地で1階まで日当り良好です)
●最初は生活ゾーンが別れていた方がよいとの考えから
→□1階2部屋(将来の親の部屋)と水回り、□2階リビング、□3階二人の部屋を計画していましたが
●家事動線や1階の防犯などを考えだした結果、
→□1階18LDKと水回り、□2階4.5帖と6帖寝室、□3階2部屋(6帖と8帖)とかわってきました。
●長男・長女の結婚なので、将来的には母親二人を引き取るかもしれない(現在は二人とも元気で60歳前後です)
●親にはその計画は話しておらず、援助等はうけない予定です。
●子供は今の所考えていません
一生に一度の買い物なので満足の行く物にしたいのですが、最初の目的を見失っているのでは…?とか、長く住むのだからもっと先の事まで考えるべき?などいろいろ考えてしまいます。
また、リビングが2階の場合の利点、欠点などもお聞きしたいです。
ご意見を聞かせていただければ助かります。
ねこちょこさん ( 岐阜県 / 女性 / 32歳 )
回答:3件
2世帯の時に押さえておきたいこと
文面を拝見しましたが、色々と考えられているのですね。
素晴らしいことだと思います。
書かれているように将来のことも踏まえて家を考えるというのは
とても大切なことなので、その時のことを踏まえた注意点としては
●親世帯とは生活の時間帯が違ってくるので動線の区分けや音の
問題などがある
が挙げられます。
例えば、
●メインのリビングは一緒だけど、親世帯の中にもミニキッチン
などを備えて、親世帯内でも過ごすことが出来る
●お風呂に入る時間帯が違うので、お風呂の音などが上下階で
漏れない工夫をする
●両親が高齢化して同居する場合は、親は1階をメインとして
生活するようになるので、その時のことも考えておく
などが挙げられるでしょう。
これらのことを考えてリビングの位置や親世帯の場所を考えて
いくと良いでしょう。ステキな家になることをお祈りしています!
八納啓造
回答専門家
- 八納 啓造
- (建築家)
- 株式会社G proportion アーキテクツ 代表取締役
世界で一つ「あなただけの幸せな住まい」を共に造りませんか?
私たちの考える家作りの大きな目的は「家族の絆や幸せが育まれること」。そこでこれまで家作りに成功した人たちの「家作りの知恵」をベースに家族が共通の思いを持ち、向き合える住まいをご提案。家族の思いをカタチにします。
八納 啓造が提供する商品・サービス
家づくり全般で分からないことがありましたらいつでもご相談ください
3階建て2世帯住宅
はじめまして やすらぎ介護福祉設計 斎藤と申します。
3階建ての2世帯住宅はいろいろなパターンが考えられて夢が膨らみますね(^^)
*2階にリビングを設ける利点
・2世帯の場合生活層の分離(1階と3階)でお互い干渉されないこと
・3階リビングに対して玄関へのアクセスが容易であること
・1階の世帯からの動線、3階世帯からの動線が組み合わせて計画できること など
*2階リビングを設ける欠点
・3階リビングのような開放感・眺望が望めないこと
**私がオススメするこれからの2世帯住宅は「ホームエレベーター」の導入です。
これにより、老後は一日中家に居ることが多い親世帯を環境がよく防犯を気にしないでよい3階に、子世帯は夜遅くまで活動し家の安全を守る1階へ設定することができます。
ただしせっかく将来、ご両親を受け入れるつもりで建てた家なのに拒否されては意味がありません。
住宅にサプライズはキケンですので、援助の有無は別として意見を伺うのも大切かと思います(^^)
ご参考まで
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介護福祉建築家のブログ<
回答専門家
- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
齋藤 進一が提供する商品・サービス
バリアフリー住宅(新築・リフォーム/リノベーション)のご相談
終の棲家としての「介護福祉住宅・障がい者住宅・車椅子住宅・高齢者住宅」の考え方をアドバイス致します。
横山 彰人
建築家
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間取りの注意点
文面拝見しました。悩んでいることがよく分かります。
いまから親の部屋を作っておくことは良いことではありますが、もったいない気がします。
できれば将来のことは親が若いだけに、その時が来るまで家族が有効に利用でき、簡単なリフォームで親の部屋が出来るように設計すればベストでしょう。
2階のリビングは1階より日当たりがよくなったり、2階であれば1階と3階の中間ですのでそれぞれの階とのコミュニケーションが取りやすくなるという利点があります。
欠点はそれぞれの家族の暮らし方によって欠点にもなり利点にもなります。優先順位をなににするかによって決める事になります。
たとえばリビングを1階にすれば階段を上がらなくても済みますが、3階から1階の上がり下りは大変ですし、家族の気配も感じることは出来ません。
いろいろ考えて良い間取りが出来るといいですね。
分からないとことがあればご連絡下さい。
横山彰人
補足
3階建で2階にリビングのある私が設計した住まいの成功事例もホームページに掲載しておりますので、よろしければご参考にしてみて下さい。
また、住まいについての事柄や情報などもBlogで配信をしております。住まいづくりにお役立ていただければ幸いです。
横山 彰人
(現在のポイント:-pt)
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