走る車に向かって突進し、吠え捲る。。。

犬に限らず脳のある動物は、結果的に、いいことが起きた行動、嫌なことがなくなった行動を、繰り返す（学習する）。

ある状況下で、突進し吠えることでいいことが起きれば、または嫌なことがなくなれば、犬はその状況になると突進し吠えるようになります。

ワイヤーが切れたということから、庭などの外で飼われていることでしょうか？

もしそうであれば、ある状況下とは、ご質問の場合一つは、犬が視覚的に確認できるところに車が入ってくることです。

この場合、改善する方法、その状況下におかないということです。犬の飼育環境をを車が見えないところに映すか、塀などで目隠しなどをして見せなくすることです。

犬は冒頭に上げたプロセスで行動を習慣化してゆきます。外飼いは飼い主の管理下に犬を置かないと言うことですから、勝手にいろいろなことを学びます。今起きている問題は、ある意味なるべくしてなっていると言うことです。

もう一つの状況下は、散歩中車と出くわすと言うことです。こちらは、お散歩に行かないわけに行きませんので、
http://profile.allabout.co.jp/pf/cando/qa/detail/2878
で紹介した方法で対応することです。

ただこの対応をするには、飼い主のある程度のハンドリング技術（犬をコントロールする技術）が必要となります。

そのハンドリング技術は、とてもこうしたQ&Aでお伝えできるものではありません。

犬連れでしつけ教室などに通われて、しつけインストラクターなどから系統的かつ継続的なアドバイスを、直接お受けになることです。

文面の状況だけでもいつ事故が起きてもおかしくない環境であることは容易に推測できます。
もちろん、それを心配してのご相談だと思いますが、ルイままさんもご心配されているとおり、今の状態はコーギーちゃんにも相当なストレスがかかっています。

ワイヤーをちぎるほどの勢いで吠えているそうですが、室内では吠えないということですから、まずはお庭でつながれている場所から絶対に通りの車や家族の車が見えないようにして下さい。
できれば通りに面していない位置につないであげるとコーギーちゃんも今より安心できると思います。

お散歩中の問題はとにかくルイままさんのコントロール力が必要です。好き勝手に歩かせるようなお散歩でなく、きちんと人について歩くお行儀を身につけさせて下さい。

コーギーちゃんをコントロールしなければならないのはルイままさんとご家族です。預ける訓練ではなく、一緒に指導してくれるタイプの専門家にご相談下さい。

まだ1歳7か月。これからの付き合いの長さを考えれば、今からしっかりと良い関係を築きあげて、お互いに気持ちよく生活できるよう頑張ってください。

コーギーは、家畜を追うように作られてきた犬種ですので、
どうしても追いたい気持ちが強いのですね。

今の状態では、本当にルイままさんもコーギー君も
危険ですので、プロの指導を受けられると良いのですが、
お近くにはいらっしゃらないようですね。

ご参考までに、こんなトレーニンググッズもあります。
「ジェントルリーダー」というもので、多くの獣医さんや
トレーナーたちが推奨しています。

http://www.rakuten.co.jp/doggyman/123574/132558/

当方では、これを使って、上手な歩き方を犬に教えているのですが、
簡単な説明ビデオもついていますので、トライしてみる価値は
あるかもしれません。

あまりお役に立てず、すみません。

山田先生もおっしゃっていますが、まだ1歳7ヶ月です。
最近は、「しつけは子犬うちに」とよく言われますが、これは「成犬になったら手遅れ」ということではありません。
一般的に年齢が上がれば上がるほど、しつけ直すまでに時間がかかってしまうため、「子犬の頃からしつければ楽ですよ」ということなのです。

ワンちゃんが何歳であっても（健康であることが前提ですが）、飼主さんがしつけをしよう！やり直そう！と思えば、必ずできます。

ですから、ルイままさんが「時間がかかっても良くしよう！」と思えば、必ず良くなります。

お近くで良い専門家が見つかることを願っています。