対象:住宅設計・構造
こんにちわ。
現在、土地&建物の購入を検討中し押さえてもらいました。
物件の少ない地域で、1年かけてようやく出てきた土地です。
水曜に契約金も支払いにいく予定なのですが、
いざ一生ものと考えると日当たりが悪くなりそうで心配しております。
みなさまの意見を伺いたくよろしくお願いします。
土地は真南西の角地で、東西に18m南北に15mの四角い土地です
北と西に5mの道路があります。
北・西側共に1m空けて東西に10m南北に7mの家のプランをもらいました。南面にリビング・ダイニング・和室を並べてあります。
障害物としては南すぐの西側から2m離れた地点から(東西12mくらいの2階建て戸建・)があります。
午後10時ごろに土地を見てきましたが、前の家から11mくらい北方面に影っていました。
夫婦とも共働きで朝に光を浴びて一日をスタートしたいという気持ちが強いで心配です・・・
今は、サラ地だけど、家が建つと土台+窓の位置も高いので
窓から光は入るし、今は冬至で一番陽が低い時期だからと言われもしたのですが。
素人なりに太陽の高さが冬至で30度、冬至で77度くらいというところまで調べたりしたのですが、どうもイメージが沸きません・・・
たとえば冬至の前後1ヶ月は1階に光が入るのは、厳しい。などみなさまの意見を伺いたくよろしくお願いします。
takashing0103さん ( 茨城県 / 男性 / 35歳 )
回答:3件
朝日を浴びてのスタート
文面拝見しました。
基本的には、光などに関しては比較的余裕のある敷地だと思いますよ。
ただし、朝日は東から入ってきますので、南側の南中方位からの採光とは
違ってくるので、その辺りを確認する必要はあるでしょう。
あと、寝室で朝日を浴びておきたいのか、ダイニングで朝日を浴びながら
食事をしたいのか?などその辺りもご家族で優先順位などを決めて話し合う
ことがポイントでしょう。それによって間取りも大きく変わると思います。
文面からすると、設計は工務店かハウスメーカーでしょうか?
もし、土地が条件付きではなく、光のことなどを詳細に設計に落とし込み
たいのでしたら、設計事務所も視野にいれて検討されることをお奨めしますよ。
八納啓造 拝
評価・お礼
takashing0103さん
早速の回答ありがとうございました。
八納さんの言うとおり、寝室で朝日を浴びて起きて、ダイニングで朝日を浴びながら食事をしたいと思っています。
ということで東側2階に寝室、1階はダイニングで決まりそうです。
近い場所に土地があるので朝こまめに日当たりをチェックしていい間取りを作っていきたいと思います。
土地は、建築条件付のハウスメーカーなのでよく話し合って決めたいと思います。
ありがとうございました。
回答専門家
- 八納 啓造
- (建築家)
- 株式会社G proportion アーキテクツ 代表取締役
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八納 啓造が提供する商品・サービス
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森岡 篤
建築家
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1階床上の影
takashing0103さんこんにちは
パルティータ建築工房の森岡と申します。
東西に18m南北に15m、すばらしく広い敷地です。
北から1m空けて、南北に7mということで、南側敷地境界から南側外壁まで8mですね。
南側境界まで8mというのは、東京ではなかなか遭遇しないうらやましい寸法です。
ご指摘のように、関東での太陽高度は、冬至で約30度、勾配にして、約1/0.6となります。
11mの長さの影ということは、南側建物高さが約6.5mです。
南側境界から8mなので、水平距離 11m-8m=3mが影となります。
水平方向3mの影の高さ方向の寸法は、
3m×0.6=1.8m
地面から1.8mが影、1階の床高が0.5mとすると、
1.8-0.5=1.3m
1年の内、最も太陽高度の低い冬至で、1階床から1.3mの高さが影となります。
恐らく冬至前後数週間を除き、全期間で1階床から日が当たるでしょう。
南側敷地に建物が建っている条件では、かなり良い条件と思いますが、いかがでしょうか。
2階にリビングとすれば、さらに日当りは良く、晴れの日に影になることはありません。
ただ1つ確認しておく必要があるのは、敷地の用途地域、高度地区(北側の高さ制限)で、3階が建てられるかどうかです。
南側の建物は現在は2階建てですが、将来建て替えるときに、制限一杯(3階)に建てる可能性がありますので。
参考にしていただけたら幸いです。
パルティータ建築工房サイトはこちら
東京都中野区の建築設計事務所 注文住宅/二世帯住宅/リフォーム
住宅の疑問にこたえる、「住宅こたえるね!ット」はこちら
評価・お礼
takashing0103さん
早速の回答ありがとうございました。
恐らく冬至前後数週間を除き、全期間で1階床から日が当たるでしょう。
という言葉をいただき非常に安心しました。
楽しく家作りを進めていけると思います。
ありがとうございました。
横山 彰人
建築家
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日当たりについて
文面拝見しました。 影についてはすでに専門家の方が回答しているので別の視点から考えてみます。
正確な近隣の家の状況が分かりませんが、東側の家はどうでしょうか。
また駐車場はどうでしょうか。 また南側の家の築年数はどのくらいでしょうか。将来3階建てになる可能性はないでしょうか。
家づくりは今現在の環境で設計するのではなく、将来最悪の環境になっても日が当たることを読んで設計すべきだと思います。
築年数が新しくても二世帯住宅にするため3階建てに建て替えたり、マンションが建ったり、予測しがたい事が起こるのがこの時代です。
設計はその予測しがたい状況を、どこまで読み取る事ができるかも大切なのです。
良い家が建つといいですね。 分からないところがあればご連絡下さい。
横山彰人
(現在のポイント:-pt)
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