唇が歪んでいます。

(回答)
食品を噛む時、ほとんど右側の歯で噛んでいるとの事ですが、反対咬合を含めた奥歯の噛み合わせの不調和が下顎の左右的な成長発育にアンバランスを生じさせて下顎の変位(偏位)を起こしていると思われます。
この状態が顔面の左右の表情筋の不調和となり、唇の右下がりの原因になっているのではないでしょうか。顔面の左右の表情筋の不調和および、奥歯の左右の咬み合わせの高さの不調和は成長発育の終了に伴い固定的にはなっていますが、矯正歯科治療によって反対咬合と奥歯の咬み合わせを正常な状態に改善することによって、唇の歪みを含めた下顎のズレをある程度は治す事が出来ると思われます。いずれにしても、矯正歯科専門医に相談し、診査・診断を受けた上で適切な治療方針を出してもらう事をお勧めします。

受け口、反対交合、しゃくれ
http://www.aoyama.or.jp/orthod_uke.htm(症例)
http://www.koyata.com/chapter18_01.htm(専門医向け)
http://www.aoyama.or.jp/ya_uke.html(質問と回答)

矯正歯科・歯列矯正の青山審美会歯科矯正(東京都・渋谷)
舌側矯正の専門

こんにちは。むつみデンタルクリニックの倉田です。

骨格や筋肉の付き具合によって、顔の形や唇の形は変わります。
左右対称の顔の人が一人もいないように、どうしても左右に違いはでてしまうのですが、『歯並び』や『癖』によってこのような差が大きくなってしまいます。

他の先生もおっしゃっているように、「矯正治療」、「咬み合わせの治療」を行い、普段からの右噛みの癖を改善するのが一番の方法です。
ただし、「普段から常に左で噛むようにする」ということがいいことではありません。誰にでも「利き腕」、「利き目」があるように、噛み癖にも左右差があります。自己判断で治療を行うとさらに悪化する恐れがありますので、矯正専門医の診察を受けることをおすすめします。

矯正治療について

千葉県松戸市 歯科 むつみデンタルクリニック

歯HOO!ブログ〜松戸市の歯医者さん〜

こんにちは.東京都立川市ひるま矯正歯科の晝間康明です.

早速ですが御質問にお答えします.

唇の形は,前歯の角度や上下の噛み合せ,上下顎骨の位置関係,上唇.下唇の長さと上下顎骨の長さのバランスによって変化します.

つまり,下顎骨が発達し前歯が反対咬合となると上顎骨に対して下顎骨が前方に位置するため正面から見た下唇がへの字型になったり,側方から見て上唇に対して下唇が前方に位置づけられます.
さらに,男性の10代後半は思春期性の成長があり,この成長に左右差があると顔貌が歪む事も少なくありません.質問者さんは,この様な変化により唇に歪みが発生したのではないかと推察します.

この様な歪みを治すために,骨格のバランスや形態を治したり,噛み合せを治す治療は矯正歯科治療が有効です.

したがいまして,質問者さんの歪みがどの程度かは分かりませんが1度お近くの矯正歯科医院を受診される事を御勧めします.治療の際は骨格の改善が必要となる場合がありますが,骨格の改善は矯正歯科の中でも外科矯正と言う手術をともなう治療なります.外科矯正を保険適応で治療できる矯正歯科は顎口腔機能診断施設の認可を持っている歯科医院や大学病院となりますので,該当する医院で説明を受ける方がより効率的でしょう.

以上,取り急ぎ回答とさせて頂きますが御不明な点があればお気軽にお尋ね下さい.

http://www.hiruma.or.jp

はじめまして長崎の堀内と申します。さて、お問い合わせの件についてですが、唇が歪んでいるということですね。また、右咬みと関係があるかということですね。
唇が歪んでいることについてですが、お察しの通り右咬みと関係があります。
反対咬合ということですが、おそらく上下の歯列の横幅が合わずにどちらかにずれる形になりやすい状態だったのでしょうね。たまたま右側にずれて右側がかみやすい状態になっておられるのだと思われます。
また、これとは別に、横向きねやうつ伏せ寝、頬杖など顎や顔に手を置いてテレビを見たり、休憩をしたりということはありませんか?こういった癖はズレを助長します。
また、この歪みを直す方法ですが、基本的には、歯並びを含めて噛み合わせを治療する必要があります。これよって左右の顎にある程度均等の力をかけることができます。上に書きました横向きねやうつ伏せ寝などがあられるようでしたら完全にやめる必要があります。均等に力がかかることで歪みの大本になっている骨の歪みの改造現象が起こります。完全には難しいかもしれませんが、4、5年くらいのスパンで歪みが取れてくると思われます。

こんにちわ、ノワールさん。歯科医師の金田竜典です。
質問にお答え致します。
右でほとんど咬むとどうしても筋肉の発達に相違がでて左右で不均等になります。
まずは、矯正専門医を受診してみて下さい。

れいわ医院院長、根岸です。形態（形）と機能は密接に関係していますが、原則としてどちらかが原因で結果というわけではありません。たとえ、形を治して機能が回復したとしてもです。そして唇の形は現在の筋の状態の一部を表しています。
受け口でなくても、右噛みでなくても口や顔が歪んでいる方はいます。
殆ど右で噛むということなので、やれるなら逆で噛むようにすることは意味があるでしょう。
強制的に矯正を行って受け口を治すと唇も改善する可能性はありますが、そううまくいかないかもしれません。筋の緊張状態がひどい場合、ただ矯正治療を行うのは危険です。