対象:住宅設計・構造
回答:3件
採光と日当りはちょっと違ってくると思いますよ
文面を拝見しましたが、4.5畳の中庭からは、直射日光の日当りではなく、空間があいていることによる、反射する明るさが入ってくるというニュアンスに近いでしょう。
直接大陽の光を入れる、となると、2階LDK案を採用するなど色々な可能性を探ることがベターだと思います。
また東南か西南に坪庭を持ってくると、例えば、東南に坪庭の場合は午後から光があまり入らない可能性もあります。反対なら午前中ですね。
ひだまりリビさんが「直射日光を入れたい」とお思いなのなら、それを担当の方にしっかりと伝え直して、プランニングを再検討することも視野に入れられると良いと思います。
八納啓造 拝
回答専門家
- 八納 啓造
- (建築家)
- 株式会社G proportion アーキテクツ 代表取締役
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横山 彰人
建築家
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中庭の採光と明るさ
横山彰人建築設計事務所の横山です
文面を拝見しました。 廻りに2階建てが建っていて、完成後日が当たるかどうか心配だと思います。
中庭の1階に直射日光が入って日当たりがいい事と、明るいという事は同じではありません。
設計者側と住む側とでは、意識のズレがあることも多いのでよく打合せをしたほうがいいでしょう。
当然南側に面した庭とは異なります。
中庭も建物の中につくるのと、敷地の角につくるのとでは設計手法が違います。
4.5帖の中庭ということですが、4.5帖は中庭として最小の広さですのでそれ以上狭くしない方がいいでしょう。
私も中庭の設計をよくします。ホームページに掲載していますので、参考にして下さい。
納得のいく中庭が出来ればいいですね
分からないところがあれば、ご連絡下さい
横山彰人
森岡 篤
建築家
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「日当り」とは
ひだまりリビさんこんにちは
パルティータ建築工房の森岡です。
「日当り」とは、太陽光が室内に射すことを言います。
太陽は、夏(夏至)と冬(冬至)で高さが全く変わります。
冬至では太陽高さが低くなり、暗くなります。
図は、東京で最も厳しい規制の第1種高度地区で、南側境界から家が3.5mバックした場合のものです。
冬至の昼頃の太陽が一番高い時(南中時)の日当りを示します。
第1種高度地区では、南側敷地の建物を北側に寄せると、2階建ても削られてしまう厳しいものですが、それでも1階にはほとんど日が当たらないことがわかります。
4.5畳の中庭では、この図の3.5mより小さくなるので、冬の1階の日当りは難しくなります。
このあたりを、設計担当者の方と話し合って下さい。
参考にしていただけたら幸いです。
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