対象:住宅・不動産トラブル
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土地とその上の中古住宅を購入しました。所有権移転とローンの抵当権設定の登記が終わって「所有権登記済権利書」というものを受け取りました。今回の売買で前の所有権者からこの権利書を呈示されたりすることはありませんでしたし、権利書も前の所有権者から引き継いだというよりは法務局が新しく発行したもののようです。この書類は今後どういう時に使うものでどの程度重要なものなのでしょうか。サスペンス系のテレビドラマでは、権利書が持ち出され勝手に土地家屋が売られるような場面があるのですが、そんなに重要なものなのでしょうか。
ぽろろんさん ( 東京都 / 男性 / 42歳 )
回答:1件
羽柴 駿
弁護士
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大事な書面です
登記済権利証(場合によっては登記情報という数字などの情報)は、次にあなたが誰かに売却や譲渡をして移転登記をする時に必要になります。
紛失や盗難で手元にない場合でも移転登記をする方法がないわけではありませんが、時間と費用がかかります。あなたが所有者である大事な証拠でもありますから、しっかりと保管して下さい。
評価・お礼
ぽろろんさん
ご解答ありがとうございます。これまでいろいろ自分でもネットで調べてみたのですが、先生のような明快な説明は初めてです。やっぱり弁護士資格を持っておられる先生は全然違うんですね。
私はてっきり有価証券のように旧所有者から新所有者に引き継ぐ書類だと勘違いしていました。
古い権利書は旧所有者が登記所に提出して、その役目を終えたんですね。そして、新しい権利書が登記所から発行されて私の手元に来た。ようやく理解できました。
先生、ありがとうございました。
(現在のポイント:-pt)
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