対象:投資相談
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会社で退職金制度が変わり401Kを導入することになりました。導入説明を受けたのですが、長期的視野で見たときにどの商品で運用するのが良いのか、なかなか判断がつきません。
若いときには多少リスクのある株式を多めでも問題ないと聞いたのですが、実際のところどうなのでしょうか。まずスタートは下記配分で行おうと思っていますが、定期預金の配分をもう少し下げても良いのかと悩んでいます。
バランスの良い比率を教えてください。(早めにご回答をいただけると助かります)よろしくお願い致します。
<配分比率予定>
・定期預金(3年元本確保) 45%
・国内株式(アクティブ運用) 30%
・外国債権(インデック運用) 25%
<状況>
・30歳、独身。しばらく結婚などの大型出費の予定なし
・初回掛金150万。月々の拠出15000円
・こまめにスイッチングをするよりは、ある程度1つの商品で長期的に運用希望
トト子さん ( 東京都 / 女性 / 29歳 )
回答:6件
定期は50代になってからでも良いのでは
はじめまして、FPの岩川と申します。
定期への配分ですが、
401Kでは、定期預金に配分する必要性はあまり感じられません。世界の公的年金のように、毎年、現金の取り崩しがあれば、必要があるかもしれませんが、401K場合、およそ30年は、凍結状態になります。
向こう30年使用できないお金で定期を保有するなら、掛け金を減らし、ご自身で定期預金を行う方が、流動性を確保でき、良いのではないでしょうか?
定期預金の活用は、50代になり、満期が近づくにつれて、利益の確定とともに配分すれば十分ではないでしょうか。
それとスイッチングです。
積立投資ですから、それほど神経質になる必要はないでしょうが、
複数のファンドに分けるのであれば、数年に一度は行う必要が
あると思います。
スイッチングを無視したいのであれば、バランスファンドの選択です。
最適なバランスは、運用ニードや目的によって異なります。
また、長期運用でも、価格変動のリスクに耐えられなければ、
例え、長期投資でも安全資産を保有する必要もあります。
現在、検討中の配分を拝見すると
外国株式に配分しない理由はあるのでしょうか。
また、株式はアクティブ、債券はインデックスを選択されていますが、
こちらも何か運用の方針があるのでしょうか?
現在の情報だけでは「こちらが最適です」と回答できませんが、
投資は、基準を決めることがとても大切です。
市場の変動に惑わされ、気分で売買(スイッチング)をしなければ、
それほど、恐れるような結果にはならないと思います。
ご不明なことがあれば、どうぞご質問ください。
評価・お礼
トト子さん
岩川様
ありがとうございます。
参考にさせていただきます。
回答専門家
- 岩川 昌樹
- (千葉県 / ファイナンシャルプランナー)
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
「本当に必要な資産運用」。家族のことのように考え、提案します
お客さんごとに異なるライフスタイルやリスク許容度に応じて、オーダーメイドの資産形成サービスを提供しております。資産形成を始めてみたいが、何から手を付けたら良いか解からないという方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
気持ちを聞きながら徐々にリスクをとる。
トト子さんへ
おはようございます。ファイナンシャルプランナーの上津原と申します。
401Kの資産配分、いろいろと悩むところです。
今の資産配分を拝見してみると、守りの部分が多くあります。では守りの部分が多いことが悪いかというと、そうではありません。お気持ちとして今の配分が合っていれば、それでよいのではないでしょうか。ただ、想定利回りがどのくらいになるかはシミュレーションしてもよいかもしれません。
お聞きしていて、投資経験がどのくらいかも気にかかります。
初めての方だと、150万円の部分はお話にあった配分より安全運用の部分を多くしてもよいかもしれません。それから、リスクが取れると思ったときに配分を変えてもよいでしょう。
導入教育ではリスクとリターンの話もあったと思いますが、一番大事なのは長く運用することです。リスクを気持ちより大きくとりすぎて、大きく元本割れをした時に安全運用に大きく傾けることだけは避けたいところです。
気持ちを定期的に確認しながら、ゆったりとした運用を心がけてみてください。
評価・お礼
トト子さん
上津原様
30年以上の運用期間があるので、じっくり取り組みたいと思います。ありがとうございました。
回答専門家
- 上津原 章
- (山口県 / ファイナンシャルプランナー)
- 上津原マネークリニック お客様相談室長
心とお金が豊かになるライフプランを一緒に作成しませんか。
「上津原マネークリニック」という名前には、お金の無理やストレスのない「健やかな」暮らしを応援したい、という思いがこもっています。お客様の「ライフプラン設計」を第一に、また「長いお付き合いを」と考え顧問スタイルでライフプランを提案します。
小林 治行
ファイナンシャルプランナー
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もう少し安定型と攻め型をミックス
トト子さん、今晩は。CFPの小林治行です。
401Kは退職金替わりに運用を各個人に任せて、掛け金を所得控除させてインセンティブとして、その運用益を非課税として年金や一時金とする受取制度ですね。
しかし日本の401Kは成功してはいません。それは大半の人が、元本確保型に傾斜して、一方リスク性商品を選択した人はこの金融危機の煽りで30〜40%の下落を味わいました。
昨今上向いて来てはいますが、それでもまだ下げ前には至っていません。
要するに、定期預金に預けていたと同じことでした。リスク商品を選んだ人は殆ど損をしているはずです。
と言う前提の基に、新規に401Kを始めるとしては逆に時期的には良しと言えます。
回復過程にあると見ますが、しかし何があるか不安です。
特にアメリカの経済の脆弱性は不安を持ちます。不動産は10年経っても基に戻らないだろうと元政府の専門家も話しています。
安定性をもう少し増やしたら如何でしょうか?
どのようはアセットが選択できるか分かりませんが、概念として掴んでください。
定期や日本国債を併せて50%。
国内株式20%、外国株式(バランス型)15%、外国債券(新興国のもの。例えばBBBクラスのもの)15%程度では如何ですか?
新興国で格付けがAクラスでないものは、それよりはリスクはありますが、利率が魅力です。ブラジル・レアルは8.5%の金利です。
新興国の混合型が宜しいと思います。
小林のHPはこちら:
[[http://kobayashi-am.jp/]]
評価・お礼
トト子さん
小林様
細かく割合を教えていただき、ありがとうございます。
参考にさせていただきます。
吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
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消極的な運用になっていますね。
はじめまして、トト子さん。
''FP事務所 マネースミス''の吉野裕一です。
現在、検討されている配分は安全商品である定期預金が45%と比較的安定運用が出来る債券型が25%で合わせて70%になっていますね。
これから30年という運用期間がある割には消極運用になっていますね。
国が年金運用として考えている運用利回りでも以前は5.5%で最近では少し目標を下げましたが3%以上の運用目標を立てています。
運用期間が長いので定期として考えられている資金の内のものを海外株式への投資も考えられても良いでしょうね。
また選択できる商品が細かく分かれているのであれば、海外への投資も国や地域を分けたファンドで運用されていかれてはいかがでしょう。
リスク商品と言われている株式投資信託も長期で保有する事によってリスクを軽減できて、悪い運用でもプラスになる可能性は高いです。
もう少し積極的な運用を目指しましょう。
評価・お礼
トト子さん
吉野様
アドバイスを頂いたとおり、海外株式も検討したいと思います。ありがとうございました。
ファイナンシャルプランナー
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海外株式も入れることを考えましょう
トト子さん、はじめまして。
株式会社くらしと家計のサポートセンターです。
401Kは退職金や企業年金としてまだ30年ほどの運用期間があるのもですので、もう少し積極運用をしてもいいと思いますよ。
定期預金は今利回りがよくありませんので、入れなくてもいいでしょう。
それより海外株式型を入れたいですね。
海外株式型、国内株式型、海外債券型での運用をお勧めします。
国内株式型はアクティブを選択されていますが、運用レポートをみてその成績を確認しましょう。
ベンチマークを上回る運用をしているでしょうか?
401Kは選択できるファンドが限られています。
しっかりと運用成績も確認してみるといいですね。
株式会社くらしと家計のサポートセンター
http://www.fpwes.com/
評価・お礼
トト子さん
羽田野様
アドバイスを頂いたとおり、海外株式も検討したいと思います。ありがとうございました。
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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401Kでの銘柄選定のポイント
トト子 様
初めまして、ライフ・プランの実現と資産運用を支援するオフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
資産運用をお考えの場合、資産配分は401Kだけを対象とするのではなく、トト子様が保有する資産全体のバランスを考慮して、銘柄を選定されるようアドバイスいたします。また、退職までの30年以上の長期投資になります。
様々な実証研究によれば十分に分散されたポートフォリオで組む資産運用の成果の91%は当該資産配分によって決まると報告されておりますので、
トータルでの資産配分は、定期預金、国内債券、国内株式、外国債券、外国株式の5アセットへの分散投資が望ましいのですが、下記の理由により401Kでの銘柄選定は偏りがあることがベターとなります。
401Kは掛け金を支払っている間、ファンドの決算ごとの運用益には税金がかかりません。全てが再投資されます。従いまして、定期預金は401Kではなく、ご自分の貯蓄の一部でご使用されるようお勧めします。
また、現代ポートフォリオ理論によれば、最も効率的な投資方法は、インデックス・ファンドをなるべく安く購入して、長期間保有し続けることとされています。(トト子様の場合、運用期間は30年以上になります)
何故ならば、アクティブ・ファンドの多くは、市場のインデックスに勝てません。長期間でインデックスを上回るものは少なく、且つ購入の際にファンドの将来の成績の良し悪しの判断は困難とされています。
そして、401Kでの投信の信託報酬は市場で購入する一般的なファンドよりも極めて安く設定されています。
従いまして、国内外の株式を対象とするインデックス・ファンドの選定をお勧めします。
そして、定期預金、国内債券、外国債券への資産配分は401Kの外枠での運用で組まれるようお勧めします。
評価・お礼
トト子さん
吉野様
ありがとうございます。
参考にさせていただきます。
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