自己破産後の買い替えローン

ハッピーハウスの真山(さのやま)です。

通常、自己破産は個人信用情報として7年もしくは10年間保管されます。
その情報が残っている限りは、住宅ローン等の借入はできません。
今回、ご相談の状況から、自己破産から5年で借入が出来ています。
正直なところ、通常ではありえないことです。
(何かの間違いで住宅ローンが組めてしまったのかもしれません。)

不動産の買い替えによる住宅ローンが新しく組めるかどうかに関しては、
現在借入を行っている信用金庫に相談するのが一番良いと思います。
前回の審査およびこれまでの支払等の全てを把握しているので
一番スムーズにいくものと思います。

ただ、買い替えに関しては、現在のお住まいが
いくらでいつ売却できるのかがポイントになります。
仮に、現在の住宅ローンの残債以下でしか売れないのであれば、
売却金額と残債の差額を自己資金で補填しなければなりません。

通常と違うところは、土地が両親の名義なので、
土地取得のタイミングは気にしなくても良いところがです。

まずは、信用金庫に相談をして、買い替えでのローンの対象と
なるのかどうかを確認してください。
次に、現在の住まいを売却した場合の金額を試算して、
自己資金を勘案しながら、いくら借入が必要なのかを計算してください。
必要金額での住宅ローン申込みを行い、それが大丈夫であれば
現在のお住まいの売却活動を始めれば良いと思います。

少しでもお役に立てれば幸いです。

チョン作さんへ

はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。

『こんな自己破産経験主人でも買い換えローンなど新しく組むことは可能でしょうか。』につきまして、現在利用しているローンから買い換えにより新たに住宅ローンを組み直す場合、少なくとも3年間の返済実績を要件とする金融機関が多いようです。

よって、もし現在の住宅ローンが返済をはじめて三年未満ということでしたら、自己資金を貯めながらもうしばらくの間は待つ必要があるかも知れません。

自己資金を多く用意できれば借入金額も少なくて済みますので、その分住宅ローン審査につきましても通りやすくなります。

尚、金融機関によっては三年未満でも対応してもらえるところもあるかも知れませんので、どうしても急ぐということでしたら個別に相談してみるとよろしいと考えますが、無理な資金計画に基づいて住宅ローンを組んでしまった場合、後から住宅ローンの返済に苦労することになりますので、お勧めはできかねます。


以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄

チョン作様へ

はじめまして、銀行実務経験を基にアドバイスしておりますFP事務所アクトの山中と申します。
今回、チョン作様からのご質問につき、お応えさせていただきます。
下記をご参考にされてはいかがでしょうか。

(ご参考)

1.個人信用情報機関(*JICC及び*CIC)での登録は各々(内容)の発生日により異なりますが、自己破産(破産申出)情報は発生日から5年を超えると自動的に抹消されると言われます。

2.つまり、2年前(自己破産後5年経過)であったために、住宅ローン700万円借入がOKとなったと推測いたします。

3.今回、買い替えにつきましては、現在の物件を売却されるのか下取りされるのかで新規ローン借入時期が多少のズレが発生すると思います。先ずは、買い替え物件につき仮審査申込をされることをお勧めいたします。

以上

*JICC:銀行等関係
*CIC:クレジット会社関係