住宅ローンをくめますか？

ハッピーハウスの真山(さのやま)です。

問題点1,2,4に関しては、ローン審査前に全て完済するとのことなので
金融機関に説明を行えば、なんとか大丈夫だと思われます。
問題点3に関しては、遅延が1回だけであれば、おそらく個人信用情報と
しても登録されていないと思われるので問題はないと思います。

今回は、住宅ローンの支払能力である「返済比率」がポイントになります。

ご主人様の年収350万円で都市銀行等の審査基準である
借入期間35年、審査金利4%、返済比率30%で試算をすると
借入可能金額は、1970万円程度になります。
仮にフラット35の最低金利2.64%(H21/10月金利)で試算をしても、
借入可能金額は、2390万円程度までになります。

したがって、2500万円を借り入れるには奥様の収入合算が必須になります。

仮に、金融機関が奥様の年収の半分を合算してくれるのであれば、
年収が410万円となります。
年収が400万円を超えていれば、通常は返済比率を35%まで
見てくれるので、借入可能金額は2700万円程度となります。

また、フラット35においては、
奥様の収入を100%合算することが可能なので、
十分に2500万円を借り入れることは可能です。

借入ができても、継続的に支払ができなければ意味がありません。
収入合算での借入は、奥様が継続的に働くことを意味しているので
家族全体でのライフプランをよく考えた上で
借入の金額等を検討してみてください。

素敵なマイホームを実現されることを願っております。
少しでもお役に立てれば幸いです。

ikki10senさんへ

はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。

『住宅ローンを組むのは厳しでしょうか?』につきまして、問題点のうち1,2,4につきましては、速やかに完済していただくあるいは既に借り入れがないのですから、大丈夫だと思われます。

ただし、問題点3につきましては融資先の金融機関によっては、個人の信用情報を照会したときに問題になってしまう可能性はあります。

尚、借入金額2,500万円につきまして、ローン金利3.0%・35年返済とした場合のご主人様の年収金額に占める住宅ローンの負担割合は32.9%ほどとなりますので、負担割合からみた場合は少々厳しいかも知れません。

また、もし住宅ローンを組めたとしてもこれからの返済のことも十分に考えておくようにしてください。

これから新たにライフイベント資金が必要となった場合、今の資金計画で住宅を購入すると、思うように貯蓄ができそうもありませんので、イベント資金の面で支障をきたす可能性があります。

参考までに、物件価格2,700万円のうち頭金として20%相当額である540万円を用意することができた場合、ご主人様の年収金額に占める住宅ローンの負担割合は28.5%ほどに収まることになります。

以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄