対象:ペットの医療・健康
背中の肩甲骨の皮膚の上に線維肉腫ができた、10才の猫の治療中です。
手術、放射線治療とすすみ、今は5回目の抗がん剤カルボプラチンの投与が終了して、5週間です。
3週間くらいたった頃から、前足が時々痙攣するようになりました。一日に2、3回程度です。
食欲もあり、痙攣が起こるとき意外は、いたって元気であると
いえます。
体に痛みもないようです。
病院に相談したところ、
可能性としては、
・カルボプラチンの副作用(だとしたら、蓄積性のものでしょうか?)としての、末梢神経障害
・肉腫の脳への転移
・これまでの鎮静剤や麻酔薬の脳への影響
が、とりあえず考えられるとのことでした。
このまま症状が悪化するようであれば
検査をしようと思っていますが、
そうであればまた、全身麻酔をしなければならず、
ためらっています。
また、脳へ転移していた場合は、
浸潤性の高い、ワクチン性の線維肉腫なので、
残念ですが、助かる見込みは少ないと
いわれました。
それでもやはりMRIやCTなどの
検査は必要でしょうか?
また、痙攣の発作が頻発するようであれば、
転んで怪我をするなど
二次的な被害も予想されます。
そのために、痙攣の発作を一時的にせよ
とめるお薬などは出してもらえるのでしょうか?
また痙攣の発作のその他の要因など
セカンドオピニオンをお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
もめんさん ( 埼玉県 / 女性 / 31歳 )
回答:1件
RE:ワクチン性線維肉腫で抗がん剤治療中 前足の痙攣
痙攣の原因として、その他考えられるものはカルボプラチンの副作用(腎毒性)が出たことによる電解質異常、線維肉腫の局所浸潤による前腕の筋肉や腕神経への影響なども考えられます。腎毒性に関しては、血液化学検査によって確認できます。脳の転移や局所浸潤を確認するためには、MRIやCT検査を行う必要があります。脳転移があるかどうかは、もめんさんが原因を追求したいかどうかによります。転移があった場合、今後治療方針が変わるのかどうか、担当医とよく相談したうえで決定して下さい。痙攣発作が頻発するのであれば、抗痙攣薬を投与することもできます。脳転移があったとしても、一時的には発作もおさまる場合もありますのでこちらも相談してみてください。
評価・お礼
もめんさん
回答ありがとうございました。
再診し、レントゲンをとりました。
獣医の先生の診断は、消去法的にではありましたが、
痙攣やしびれの起き方や、ワクチン性肉腫の内臓転移の順番としては、まず肺におき、それから全身に、という
がほとんどであり、今のところ目にみえる局所再発がないこと、肺への転移がみられないこと、腕の稼動域が、手術で筋肉を大幅に切除した結果、通常よりも広くなっていることなどから、
余計に動きすぎる腕が、何らかの理由で神経を刺激して、しびれが起こっているのではないか、ということでした。
もちろん、腫瘍の播種の可能性も捨てきれませんが、
現段階で、個体に負担をかけてまでMRIなどで調べる必要はない、とのことでした。
今は、時々しびれを起こしているものの、
自分で調節しているのか?以前より回数は減ったようにも見受けられます。
ご回答ありがとうございました。
まだよろしくお願いいたします。
もめんさん
猫の不活化ワクチンについて
2009/11/10 05:06丁寧なご返答ありがとうございました。
その後再度かかりつけの病院に相談しましたが、
今のところ抗痙攣薬を使うでもなく、
様子をみる、というところにとどまっています。
丁寧に触診をしてもらったところ、
目に見える範囲の局部再発はない、とのことでした。
前置きが長くなって申し訳ありません。
今回は、直接症状についてではなく、
セカンドオピニオンを求めようと、
ほかの動物病院に連絡をとってみたところ、
衝撃的な情報を耳にしましたので、その信憑性について、
お尋ねします。
ある病院で
「不活化ワクチンは今後製造停止になる」
といわれたのですが、
それは本当でしょうか?
うちの猫の病気は
不活化ワクチンが誘発する線維肉腫であると
診断されていますので、とても気になります。
よろしくお願いいたします。
もめんさん (埼玉県/31歳/女性)
(現在のポイント:-pt)
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