対象:ペットの医療・健康
13歳の雄猫が夜急に右後ろ足をびっこを引きながら今までも見たことがないような痛がり様で唸っていました。遅かった為翌日掛かり付けの病院へ連れていくことにして階下の居間でタオルを掛けておいたのですが、翌朝2階のふとんの上で寝ていました、様子をみると特に痛がっていることもなく多少階段を降りるのが慎重になっているだけで昨晩触れることできなかった右後ろ足も特別痛がることもなくキツネにつまされたような気持ちになってしまいました。元々生後すぐに親から離したせいか飛び降りる際もどんと降りてしまい階段を下りる音も人間並みのドスドスする音をさせていましたので、昨晩も寝ていた椅子から飛び降りる際に捻挫したかもと思ったくらいです。とげとかの傷ではなく捻挫や骨折でもないとすれば一体何だったのか、脱臼とかは猫が勝手に治せるものなのでしょうか。
イチの父さん ( 東京都 / 男性 / 56歳 )
回答:1件
突然の跛行
突然の跛行と、疼痛のためのうなり声という症状を示す猫の疾患として、心筋症があります。 猫の心筋症では血栓(血の塊)が、大動脈に運ばれて、足の付け根の大体動脈の分岐部で詰まります。 こうなると、すごい痛みと、麻痺が来ます。 重度の場合には、抗血栓剤の投与などの救急治療を実施しないと、脚が壊死してしまいます。 しかしながら血栓が小さい場合には、詰まっていた血栓が動脈内で動いて、また自然に血流が再開することがあって、けろっとしてしまいます。
今回のケースでは、病院で胸部レントゲン検査、心エコー検査などで、肥大型心筋症になっていないかの診断をお受けになられたほうがよいと思います。
評価・お礼
イチの父さん
周辺の方々へ聞いてもこんな症状は知らないと言われ、また突然に始まり治まってしまったので病院へつれていっても判らないのではと逆の心配をしていましたが、今回の回答により受診する決心がつきました。もっと重大な事態にならない為にも早めに検査を受けようと思います。ありがとうございました。
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