犬の噛みつきについて相談
2007/05/25 07:00柴犬3歳を飼っています。
表の通りを歩く人や犬、バイクに吼える、人に飛びつく知らない人が頭を撫でようとすると攻撃する様なところがありましたが、最近は散歩中 他の犬に吼える事もほとんどなくなり、表で吼えることも激減していました。
4月に狂犬病の注射のため、病院へ行ったとき獣医の白衣に興奮し、それを抑えようとしてかまれました。
その後、自宅でダニノミ用の薬塗布で捕まえるときにかまれ、抱き寄せようとしたときなど計4回かまれました。
お座り、待ては問題なくしますが、お手は前足を捕まれるのを警戒してか、やらなくなりました。
とても困っています。
鴨さん
回答:5件
噛みつきについて相談
他のQ&Aにて(http://profile.allabout.co.jp/pf/cando/qa/detail/3308など)同様の問題にお答えしています。そちらをご参照ください。
内容的にダブりますが、アドバイスを記します。
まず、犬が噛むようになる理由は他のサイトhttp://www.animalone.co.jp/magazine/070510/index.php
にアップしています。そちらをご覧ください。
犬がある行動を高める、習慣化するプロセスは、その行動の結果いいことが起きるか、嫌なことがなくなるかです。
この学習のプロセスについては、コラムシリーズ「脳の反応と学習について(http://profile.allabout.co.jp/pf/cando/column/detail/5570)」に詳しく記しています。
ご質問の例は、文面に「警戒して」とありますから明らかに、「噛みつくことで嫌なことがなくなる」ということを学習したパターンです。
大好きな相手から手を握られれば「うれしい」ですが、嫌いな相手、信頼できない相手から手を握られたら「やめて!」となりますよね。
犬も人間も同じです。要は信頼関係の問題です。
問題は犬にあるのではなく、飼い主(=相手)にあるということを理解することです。
こうしたケースは当方ではカウンセリングの対象となります。初回プロファイル取りの30分を含め1時間以上は最低でもお話しが必要で、その後も継続的なしつけのトレーニングや対象方法のアドバイス(=教室への参加)が必要です。
とてもメールなどのやりとりだけで解決できる問題ではないとご理解下さい。
東京の世田谷まで来ることが可能であれば、ぜひCan ! Do !
http://www.petcom.jp/
にご相談いただければと思います。
こちらに来られるのが難しいのであれば、お近くの(社)日本動物病院福祉協会認定のインストラクター[[http://www.jaha.or.jp/capp/instructor.htmlにご相談ください。
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我慢の限界をあげていく
普段、問題を感じることが少ないのは犬が攻撃的になるような接触を持つ機会が少ないというだけで、実際は人間に抑えられること、頭上に手をかざされたり、背後に回られることが苦手だという問題を放置してしまっていたのではないでしょうか。
前は平気だったのに、最近出来なくなった、ということであれば、愛犬に何か誤解を与えるようなきっかけがあって信頼関係が崩れてしまったのかもしれません。
嫌がる犬を無理やり押さえつけたり、叱り続けたりする行為は悪いイメージしか与えることができず、状況を悪化させることになりますので絶対にしないでください。
とにかく不安を感じさせたり、警戒心を抱かせたりしないよう、慎重に接触を持ち、常に褒めたり、ご褒美を与えたりしながら、ワンちゃんが我慢できる限界で止めておいてください。
日々少しずつ接触の練習をしていけば、いずれは安心して身をゆだねてくれるようになると思いますよ。
それから、今すぐに薬塗布の必要があるのなら、ご褒美を与えながら口輪を装着し、そのうえで作業を行うようにして下さい。万一の事故を防ぐために必要な防御策です。
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実生活で活きる
自己確立できたようですね。
しかし、それと同時に、飼い主である鴨さんにも意思表示が出来るようになった。
3歳の柴犬は、十分に成犬です。
鴨さんが思っていた子犬の時のイメージは、随分前に過去のものとなっています。
自己を表現できるようになった大人に対して「大丈夫だよ」という声かけは時として、犬を勘違いさせ(鴨さんの主旨を伝えられず)、有効ではありません。
『お座り』『待て』が出来ると言うことですが、
そのアクションよりも、その免疫力が家庭犬にとっては重要です。
・どんな環境下でもできるか?
・身体のどこを触られても大丈夫か?
・興奮時に出来るか?
等、実生活で活きる(必要視される)トレーニングが有効です。
これまで、出来ていた指示語(コマンド)のブラッシュアップをしてみましょう!
確実に鴨さんの柴犬は、成長してくれていますよ。
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小川 亜紀子
しつけインストラクター
1
イメージチェンジを
「知らない人が頭を撫でようとすると攻撃する様なところがありました」とのことなので、きっと鴨さんの柴ちゃんは、人に対して何か誤解をしているのでしょう。
撫でようと手を出したときに攻撃してくるケースは、叩かれる(=攻撃される)と勘違いをしている場合が多いです。
きっとこの延長で、狂犬病の注射で抑えようとしたときと、ダニノミ用の薬を塗ろうと捕まえたときに噛んできたのだと思います。
つまり「人が体を触る」=「嫌なことをしてくる」と勘違いしているので、そのイメージを変える必要があります。
ですので、「人が体を触る」=「良いことがある」と教えてあげてください。
最初は、おやつを食べさせながら頭を撫でる練習をしてください。
そして、次におやつを食べさせながら軽く前足を触ったり、首輪をつかんだりしていきます。
決して強引に行ってはいけません。
但し上記の方法はあくまでも対処療法なので、一度専門家に直接見てもらってください。
噛みつきの問題はここだけでは解決できません。
もし横浜市にお住まいでしたらお伺いできますので、よろしければご相談ください。
http://www.dogsignal.com
(現在のポイント:-pt)
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